【支援物資活動レポート】ピースボート地球一周の船旅 Voyage 115
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ支援物資を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage 115(2023年8月23日~12月6日 )では、スリランカ、パナマなどの寄港地で、現地の子どもたちに、文房具・本・衣類・スポーツ用品や楽器などを届け交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage 115(2023年8月23日~12月6日 )では、スリランカ、パナマなどの寄港地で、現地の子どもたちに、文房具・本・衣類・スポーツ用品や楽器などを届け交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
- プロジェクト: UPA国際協力プロジェクト
- 寄港地エリア: 南北アメリカ&カリブ
- クルーズ: 地球一周の船旅 Voyage115
- 関連キーワード: 先住民 / 国際協力 / 多様性 / 女性 / 子ども / 教育
船
2024.9.6
2024.9.6
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ支援物資を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage 115(2023年8月23日~12月6日 )では、スリランカ、パナマなどの寄港地で、現地の子どもたちに、文房具・本・衣類・スポーツ用品や楽器などを届け交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage 115(2023年8月23日~12月6日 )では、スリランカ、パナマなどの寄港地で、現地の子どもたちに、文房具・本・衣類・スポーツ用品や楽器などを届け交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
パナマ:先住民族「クナ族」の文化体験
パナマの先住民クナ族が暮らすコミュニティー「Comunidad Autoctona」を訪れ、クナ族の伝統手芸「モラ」づくりに必要な布、針、糸、はさみや子どもたちが遊べるようサッカーボールを支援物資として届けました。
伝統手芸の「モラ」は、その繊細な柄やカラフルな色合いから近年観光客のお土産として人気を集めています。そういった需要があるのでたくさん制作したいが、布や糸が不足していたり、伝統を受け継ぐ若い世代の育成が難航していたりで制作が進んでいない現状があります。今回の支援物資が少しでも現地の役に立ち、伝統継承のために役立つことを願っています。
ピースボートでは何度も訪問しているこのコミュニティでは、私たちの訪問を心から歓迎してくれました。ダンス披露やモラづくり体験などのほか、「PEACE BOAT」と刺繍されているモラのポーチなども作ってくれていました。また、コミュニティ内のサッカーコートで遊んでいる子どもたちが使っているサッカーボールは過去ピースボートが支援物資として届けたものでした。大切に使ってくれていることに驚きと嬉しさを感じました。
今回コミュニティを案内してくれたワゴさんは「海外へ行くことが容易ではないこの土地で、海の向こうから違う文化・言語を話す人たちとの出会いは私たちにとっても子どもたちにとっても貴重な機会。私たちのコミュニティを訪問してくれて心から感謝しています。またの訪問をお待ちしています」と語りました。
伝統手芸の「モラ」は、その繊細な柄やカラフルな色合いから近年観光客のお土産として人気を集めています。そういった需要があるのでたくさん制作したいが、布や糸が不足していたり、伝統を受け継ぐ若い世代の育成が難航していたりで制作が進んでいない現状があります。今回の支援物資が少しでも現地の役に立ち、伝統継承のために役立つことを願っています。
ピースボートでは何度も訪問しているこのコミュニティでは、私たちの訪問を心から歓迎してくれました。ダンス披露やモラづくり体験などのほか、「PEACE BOAT」と刺繍されているモラのポーチなども作ってくれていました。また、コミュニティ内のサッカーコートで遊んでいる子どもたちが使っているサッカーボールは過去ピースボートが支援物資として届けたものでした。大切に使ってくれていることに驚きと嬉しさを感じました。
今回コミュニティを案内してくれたワゴさんは「海外へ行くことが容易ではないこの土地で、海の向こうから違う文化・言語を話す人たちとの出会いは私たちにとっても子どもたちにとっても貴重な機会。私たちのコミュニティを訪問してくれて心から感謝しています。またの訪問をお待ちしています」と語りました。
スリランカ:光り輝く島の子どもたち
コロンボ郊外にある「シュリ・ヤソダラ・ガールズ・ホーム」を訪れ、文房具や楽器、女の子たちの服や靴、カバンなどを支援物資として届けました。この施設には様々な理由で親と一緒に暮らすことができなくなった女の子たちが暮らし、基本的な生活のサポートや学習支援・職業訓練支援などを受けています。施設代表のロクマニヨさんから現状を聞き、この施設から大学に進み、就職している女の子たちもいたり、家庭をもって幸せに暮らしていることなど、施設を経てからの進路についても教えてもらいました。
ピースボートがコロンボに寄港するたびに訪問していていつも歓迎してくれます。今回も子どもたちが歓迎のダンスや歌を披露してくれたり、ロクマニヨさんお手製のスリランカ料理をいただきました。私たちからも日本の文化として歌やダンス、浴衣の着付け、習字、あやとりなどを紹介し、子どもたちと文化交流を楽しみました。
たくさん交流する時間を今回も作ってくださり、別れの際には泣いてしまう子どももいました。何度も訪れている施設ですが、互いに刺激的で毎回濃い時間を過ごしています。「彼女たちにとっても、国を超えて交流をすることはきっと将来に活かされる。またコロンボに寄った際には、ぜひ私たちを訪ねてきてください」とロクマニヨさんは語りました。
ピースボートがコロンボに寄港するたびに訪問していていつも歓迎してくれます。今回も子どもたちが歓迎のダンスや歌を披露してくれたり、ロクマニヨさんお手製のスリランカ料理をいただきました。私たちからも日本の文化として歌やダンス、浴衣の着付け、習字、あやとりなどを紹介し、子どもたちと文化交流を楽しみました。
たくさん交流する時間を今回も作ってくださり、別れの際には泣いてしまう子どももいました。何度も訪れている施設ですが、互いに刺激的で毎回濃い時間を過ごしています。「彼女たちにとっても、国を超えて交流をすることはきっと将来に活かされる。またコロンボに寄った際には、ぜひ私たちを訪ねてきてください」とロクマニヨさんは語りました。
スリランカ:日本語を勉強する若者と交流
「キャラニア大学」で日本語を学んでいる大学生の皆さんへ日本語の学習に役立てていただけるようにと日本中から集めた本や漫画を届けました。交流会では日本語とシンハラ語で自分の名前を書いた名札を付けてきてくれました。私たちからは浴衣の着付け、けん玉やあやとりなどを紹介し、学生さんからはサリーの着付けやスリランカのダンス・楽器の演奏を披露したり、お互いの文化を日本語で紹介しながら交流しました。
特に印象的だったのは昼食の時間です。右手だけで食べるスリランカの文化を教わりながら片手で食ることの難しさに驚きながらもチャレンジしました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、お別れの時間には「次は日本で会いましょう」と挨拶をして手を振る方もいました。短い時間でしたが濃く、思い出深い一日になりました。
特に印象的だったのは昼食の時間です。右手だけで食べるスリランカの文化を教わりながら片手で食ることの難しさに驚きながらもチャレンジしました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、お別れの時間には「次は日本で会いましょう」と挨拶をして手を振る方もいました。短い時間でしたが濃く、思い出深い一日になりました。