ピースボートで出会うベネズエラ
船旅で訪れる寄港地では、ピースボートならではの国際交流や見聞を深める多様なスタディ・プログラムを行っています。「ピースボートで出会う」と題して、それぞれの寄港地について、ご紹介します。
※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
- 寄港地エリア: 南北アメリカ&カリブ
船
2022.4.8
2022.9.8
船旅で訪れる寄港地では、ピースボートならではの国際交流や見聞を深める多様なスタディ・プログラムを行っています。「ピースボートで出会う」と題して、それぞれの寄港地について、ご紹介します。
※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
ピースボートで出会うベネズエラ
次の寄港地は、ベネズエラです。国の主要港であるラグアイラに寄港し、首都カラカスを観光したり、学校や音楽施設を訪れて交流したり、現地政府の歓迎式典で大盛り上がりしたり。
日本ではあまり見聞きする機会がない現地の街や人々の様子をたっぷり感じられる寄港地です。
また、18億年前の地球が残ると言われるギアナ高地へ足を伸ばし、カナイマ国立公園で大自然を感じることもできます。
街を歩けば、おもな宗教であるローマ・カトリックの文化や建築物、そして公用語であるスペイン語が、長い植民地時代の歴史を物語ります。
しかし、音楽や料理、言語に関しては、先住民、カリブ海、アフリカ、ヨーロッパなどの影響を受けており、多様な文化が混ざり合っていることがうかがえます。
日本ではあまり見聞きする機会がない現地の街や人々の様子をたっぷり感じられる寄港地です。
また、18億年前の地球が残ると言われるギアナ高地へ足を伸ばし、カナイマ国立公園で大自然を感じることもできます。
街を歩けば、おもな宗教であるローマ・カトリックの文化や建築物、そして公用語であるスペイン語が、長い植民地時代の歴史を物語ります。
しかし、音楽や料理、言語に関しては、先住民、カリブ海、アフリカ、ヨーロッパなどの影響を受けており、多様な文化が混ざり合っていることがうかがえます。
ピースボートにとって、ベネズエラは音楽の国。
1975年にホセ・アントニオ・アブレウ氏が設立した、子どもや若者のための音楽教育プログラム「エル・システマ」は、ピースボートの長年のパートナーです。
エル・システマから、青少年オーケストラのメンバーが、これまで何度も船旅に参加し、船内でコンサートをしたり一緒に演奏したり、乗船者と交流を重ねてきました。
寄港すると、現地の政府やパートナー団体とともにフェスティバルを開催し、互いのダンスや音楽などを紹介し、船内外のイベントを通じて平和を構築しています。
1975年にホセ・アントニオ・アブレウ氏が設立した、子どもや若者のための音楽教育プログラム「エル・システマ」は、ピースボートの長年のパートナーです。
エル・システマから、青少年オーケストラのメンバーが、これまで何度も船旅に参加し、船内でコンサートをしたり一緒に演奏したり、乗船者と交流を重ねてきました。
寄港すると、現地の政府やパートナー団体とともにフェスティバルを開催し、互いのダンスや音楽などを紹介し、船内外のイベントを通じて平和を構築しています。
2012年夏には、「ピースボート福島子どもプロジェクト」の一環として、福島で音楽を学ぶ高校生とベネズエラの若い音楽家たちが、一緒に太平洋を渡りました。
自然災害を体験した福島の若者たちは、違う国の同年代の人たちに体験を語ったり、音楽への情熱を共有することで、国や言葉を超えた学びや繋がりを得ました。
また、ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、2008年から、日本で集めた中古の楽器をエル・システマに寄贈しています。
自然災害を体験した福島の若者たちは、違う国の同年代の人たちに体験を語ったり、音楽への情熱を共有することで、国や言葉を超えた学びや繋がりを得ました。
また、ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、2008年から、日本で集めた中古の楽器をエル・システマに寄贈しています。
ベネズエラを訪問することで、学び、議論することもたくさんあります。
中南米と米国の関係、社会的格差、移民、先住民の権利、公共政策のあり方など、現地にいき、人々と触れ合うからこそ、実感を伴って向き合う機会となるのです。
交流のしかたはさまざま。森林再生プログラムへの参加、アフリカ系住民であるアフロ・ベネズエラの人々との交流、教育制度について学ぶための学校訪問、エル・システマの地域施設の訪問などが行われます。
中南米と米国の関係、社会的格差、移民、先住民の権利、公共政策のあり方など、現地にいき、人々と触れ合うからこそ、実感を伴って向き合う機会となるのです。
交流のしかたはさまざま。森林再生プログラムへの参加、アフリカ系住民であるアフロ・ベネズエラの人々との交流、教育制度について学ぶための学校訪問、エル・システマの地域施設の訪問などが行われます。
第94回クルーズでは、「核のない世界の実現」をテーマとして、港でピースフェスティバルを開催しました。
船内には、地元の学校の子どもたちや政府関係者、市民団体の代表者らが訪問し、イベントに参加しました。
ピースボート参加者の合唱団と、日本から乗船しともに旅をした20名のメンバーが所属するカラカス市交響楽団のコラボレーションによる演奏が行われ、音楽が世界の共通語であることを実感しました。
船内には、地元の学校の子どもたちや政府関係者、市民団体の代表者らが訪問し、イベントに参加しました。
ピースボート参加者の合唱団と、日本から乗船しともに旅をした20名のメンバーが所属するカラカス市交響楽団のコラボレーションによる演奏が行われ、音楽が世界の共通語であることを実感しました。