パンフレットをでお届け
資料請求

【支援物資活動レポート】ピースボート地球一周の船旅 Voyage 114

【支援物資活動レポート】ピースボート地球一周の船旅 Voyage 114
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ支援物資を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。

ピースボート地球一周の船旅 Voyage 114(2023年4月7日~7月24日 )では、スリランカ、パナマ、メキシコ、などの寄港地で、現地の子どもたちに、文房具・衣類・衛生用品・スポーツ用品や楽器などを届け交流することができました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ支援物資を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。

ピースボート地球一周の船旅 Voyage 114(2023年4月7日~7月24日 )では、スリランカ、パナマ、メキシコ、などの寄港地で、現地の子どもたちに、文房具・衣類・衛生用品・スポーツ用品や楽器などを届け交流することができました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

スリランカ:日本語を学ぶ学生たちと交流

【支援物資活動レポート】ピースボート地球一周の船旅 Voyage 114
キャラニア大学言語学部日本語学科の学生と交流し、日本語の絵本や辞書、漫画などの支援物資を届けました。ピースボートが2001年(第43回地球一周クルーズ)から交流を重ねているパートナーです。

スリランカの中でも日本語学科はわずか。しかも学生たちは普段、先生としか日本語を話す機会がありません。

そのため、日本から来た参加者と日本語で交流し、写真を撮ったり連絡先を交換したりと、ピースボートの参加者の訪問をとても喜んでくれました。

この学科では、在学中の生徒が250名程います。その約15%は卒業後、日本の大学や大学院に進学するそうで、日本での再会を約束しました。

今回届けた本は、彼らの日本語の練習に使用されます。スリランカの学生も漫画から日本語や日本文化を知り興味を持つ方が多いようで、特に漫画は人気がありました。

メキシコ:小さな天使の家で出逢った子どもたち

【支援物資活動レポート】ピースボート地球一周の船旅 Voyage 114
マンサニージョにある『小さな天使の家』には子どもたちの学校生活や勉強に必要な文房具類、ノート、鉛筆、折り紙などをを支援物資として届けました。

『小さな天使の家』では現在43人の子どもたちが生活しています。創設者の方は、楽器演奏やダンス、工作、英語の勉強など、子どもの成長に繋がる教育に取り組んでいることがこの施設の誇りだと話してくれました。

ここで生活する家庭内暴力や性被害などによる大きなトラウマを持っている子どもたちもいるため、精神的なケアを考え、生活に芸術活動を取り入れているという側面もあるそうです。

中でも、特にダンスの練習には力を入れていて、週15時間以上の練習を重ね、メキシコ国内外で有名になっているといいます。2023年春には、アメリカでも公演に参加したそうです。今回の訪問時も、1時間ほどの素敵なダンスや歌のパフォーマンスを披露してくれました。

子どもたちは恥ずかしそうにしながらも、私たちの訪問をとても喜んでくれ、一緒にポソレという具たくさんのメキシコ伝統スープを食べた後は、折り紙を折ったり、名前を漢字やひらがなで書いてみたり、鬼ごっこをしたり、歌を歌ったりと一緒に楽しい時間を過ごしました。

メキシコ:学生たちとサッカー交流試合

【支援物資活動レポート】ピースボート地球一周の船旅 Voyage 114
マンサニージョにある技術学校「CONALEP」を訪れ、サッカーボールなどの支援物資を届けました。

マンサニージョに寄港する度に訪問している学校ですが、久しぶりの訪問となった今回、在籍する学生にとっては外国の人と試合をするのは初めての機会となりました。

18歳前後の学生はとても強く、真剣勝負の試合をしたり、日本とメキシコの混合チームで交流試合を楽しんだりしました。みんなでとてもいい汗を流しました。

試合後にはお互いのユニフォームを交換し、健闘を称え合ったり、感謝の気持ちを伝える事ができました。 また、一緒に昼食をとり、メキシコ料理の食べ方を教わったり、バナナを頂いたり、日本のお菓子を食べてもらったりとさらに交流を楽しみました。

これからもスポーツを通じて、日本とメキシコの間に、友情という大きな架け橋をかけていきたいと考えています。

このレポートを読んだ方におすすめ