コロナ後初の地球一周を終えて、ピースボートが横浜に帰港しました
4月7日に3年ぶりに横浜港から出航したピースボートが、地球一周を終えて7月23日(日)午前に横浜港に帰港しました。1,400名を乗せ、77,441トンのパシフィック・ワールド号で行ったクルーズは、コロナ後初の日本発着の地球一周クルーズとなりました。ピースボートが40周年を迎える今年、ピースボートの船旅は、人と人とのつながりを結び直し、平和を訴え続けています。
今回の船旅では、以下のようなプロジェクトに取り組みました。
今回の船旅では、以下のようなプロジェクトに取り組みました。
- クルーズ: 地球一周の船旅 Voyage114
- 関連キーワード: 環境・エコ / 移民・難民 / 紛争
船
2023.7.21
2023.7.25
4月7日に3年ぶりに横浜港から出航したピースボートが、地球一周を終えて7月23日(日)午前に横浜港に帰港しました。1,400名を乗せ、77,441トンのパシフィック・ワールド号で行ったクルーズは、コロナ後初の日本発着の地球一周クルーズとなりました。ピースボートが40周年を迎える今年、ピースボートの船旅は、人と人とのつながりを結び直し、平和を訴え続けています。
今回の船旅では、以下のようなプロジェクトに取り組みました。
今回の船旅では、以下のようなプロジェクトに取り組みました。
ウクライナへの人道支援
ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始して以降、ピースボートは、ウクライナ避難民への人道支援に力を入れてきました。一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)が隣国ルーマニアの団体を通じて、同国への避難民のサポートにあたっています。
今回のクルーズでは、ピースボートクルーズの船長としてこれまでに1万人を超える日本の人たちの世界への航行を率いたビクター・アリモフ氏(ウクライナ・オデッサ(オデーサ)出身)が名誉船長として乗船しています。
今回のクルーズでは、ピースボートクルーズの船長としてこれまでに1万人を超える日本の人たちの世界への航行を率いたビクター・アリモフ氏(ウクライナ・オデッサ(オデーサ)出身)が名誉船長として乗船しています。
船内では、ウクライナ避難民への募金活動を行い、約250万円の寄付が集まりました。クルーズ参加者5名(22歳~33歳)と同行スタッフ2名が5月15日にギリシャから本船を一時離脱し、ルーマニアの支援現場を訪問しました。ブカレストでPBVがサポートしている支援の現場を視察し、ウクライナとの国境地域も訪問しました。また、アリモフ船長や他のウクライナ出身のピースボートクルーズ元乗組員の避難先である港町のコンスタンツァにも立ち寄り、当地で暮らすウクライナ避難民から直接話を聞きました。
SDGsユース:「国連海洋科学の10年」プログラム
本クルーズでは、国連と協力し「SDGsユース」という若者のプログラムも行われました。
国連で定められた「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」(2021~2030年)のためのプロジェクトとして、ピースボートは世界各地で海洋保護に取り組む若者を船に招き、洋上と各寄港地でのスタディプログラムを行いました。ティルベリー(英国、5月24日)からレイキャビク(アイスランド、6月14日)の期間に12名が北極圏を訪問し、パナマ(6月20日)からマンザニージョ(メキシコ、7月5日)の区間に13名の若者が乗船しました。日本、米国、パラオなど16の国・地域から集まった若者たちは、訪問先で研究者と交流、ビーチ・クリーンアップ、各地での水サンプリングやデータ収集、関連施設の見学、先住民コミュニティー訪問、国連機関や各国政府職員との意見交換などを行いました。
国連で定められた「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」(2021~2030年)のためのプロジェクトとして、ピースボートは世界各地で海洋保護に取り組む若者を船に招き、洋上と各寄港地でのスタディプログラムを行いました。ティルベリー(英国、5月24日)からレイキャビク(アイスランド、6月14日)の期間に12名が北極圏を訪問し、パナマ(6月20日)からマンザニージョ(メキシコ、7月5日)の区間に13名の若者が乗船しました。日本、米国、パラオなど16の国・地域から集まった若者たちは、訪問先で研究者と交流、ビーチ・クリーンアップ、各地での水サンプリングやデータ収集、関連施設の見学、先住民コミュニティー訪問、国連機関や各国政府職員との意見交換などを行いました。