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Voyage114:神戸からマニラへ

Voyage114:神戸からマニラへ
ピースボート地球一周の船旅 Voyage114は、4月8日神戸港から日本を離れ、大海原へと出発しました。

5日間の航海を経て、4月13日に最初の寄港地マニラに到着。その間の船内の様子とマニラ寄港の様子をお伝えします。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage114は、4月8日神戸港から日本を離れ、大海原へと出発しました。

5日間の航海を経て、4月13日に最初の寄港地マニラに到着。その間の船内の様子とマニラ寄港の様子をお伝えします。

夜の神戸からの出航

Voyage114:神戸からマニラへ
横浜に続き、神戸から乗り込んだ方も含めて、約1400人の参加者とともに、Voyage114は漕ぎ出しました。

パシフィック・ワールド号で、17カ国23寄港地をめぐる予定です。

参加者は、最初の寄港地まで5日間の洋上生活の間、水先案内人から世界の様子をひとつずつ学んでいきます。

【水先案内人】ルイーズ・ランポンさん

Voyage114:神戸からマニラへ
最初の寄港地マニラへと向かう船内では、水先案内人のルイーズ・ランポンさんが、フィリピンの歴史や文化、社会が抱える課題などについて講演しました。

ルイーズさんは、「Initiatives for International Dialogue(IID、国際的な対話の取り組み)」という団体に所属しています。

IIDでは、ミンダナオにおける社会正義や紛争解決に取り組んでおり、ルイーズさんは、貧しく社会的に疎外されたコミュニティや人々への支援を30年以上続けています。

フィリピンの歴史については、民主化を実現した1986年のエドゥサ革命を含め、現在の政情に至るまでの道のりを説明しました。

Voyage114:神戸からマニラへ
また、フィリピンの文化や食べ物、美しい風景がみられる場所や、珍しいものなどを紹介。

参加者のマニラ到着への期待が高まりました。

スタッフや通訳ボランティアと共につくりあげた船内企画として、記念の集合写真も撮りました。

【水先案内人】奥本京子さん

Voyage114:神戸からマニラへ
奥本京子さんは、大阪女学院大学の教授です。また、東北アジア地域平和構築インスティテュート(NARPI)の運営委員として、平和構築や紛争解決に取り組む専門家でもあります。奥本さんは、日本やアジア各地で、学校や大学、大人向けにも実践的なトレーニングを行っています。

船上では、視点を変えることで問題を解決に導く方法について講演やワークショップを行いました。

船旅でも、1400人もの人が3ヶ月以上にわたり共同生活する上では、小さな衝突は発生するものです。その衝突をいかに平和的に解決していくか、その方法を学ぶ機会となりました。

【寄港地】マニラ(フィリピン)

Voyage114:神戸からマニラへ
4/13~15の3日間、Voyage114はフィリピンのマニラに寄港しました。

現地では、ピースボートの長年のパートナーであるNGO DAWN(Development Action for Women Network、女性進展のアクションネットワーク)が歓迎してくれました。

DAWNは1996年から、日本への出稼ぎ労働から戻ってきた女性や、日本人男性との間に生まれた子どもを育てている女性の社会的自立や生活向上の支援を行っています。

代表のカルメリータ・ヌキさんは、何度も乗船している水先案内人でもあります。

ピースボートからも交流プログラムとして、多くの参加者がDAWNを訪れ、その活動を学ぶとともに、現地で活動する方々と交流しました。

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