【支援物資活動レポート】ピースボート地球一周の船旅 Voyage 116
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ支援物資を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage 116(2023年12月13日~2024年3月29日 )では、イースター島、ペルー、チリ、ウルグアイ、ナミビア、南アフリカなどの寄港地で、現地の子どもたちに文房具・衣類・スポーツ用品・楽器などを届け、日系コミュニティや日本語を学ぶ学生に日本の文化を紹介するような着物や浴衣などを届けて交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage 116(2023年12月13日~2024年3月29日 )では、イースター島、ペルー、チリ、ウルグアイ、ナミビア、南アフリカなどの寄港地で、現地の子どもたちに文房具・衣類・スポーツ用品・楽器などを届け、日系コミュニティや日本語を学ぶ学生に日本の文化を紹介するような着物や浴衣などを届けて交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
- プロジェクト: UPA国際協力プロジェクト
- 寄港地エリア: 南北アメリカ&カリブ
- クルーズ: 地球一周の船旅 Voyage116
- 関連キーワード: 先住民 / 国際協力 / 多様性 / 女性 / 子ども / 教育
船
2024.12.16
2024.12.16
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ支援物資を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage 116(2023年12月13日~2024年3月29日 )では、イースター島、ペルー、チリ、ウルグアイ、ナミビア、南アフリカなどの寄港地で、現地の子どもたちに文房具・衣類・スポーツ用品・楽器などを届け、日系コミュニティや日本語を学ぶ学生に日本の文化を紹介するような着物や浴衣などを届けて交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage 116(2023年12月13日~2024年3月29日 )では、イースター島、ペルー、チリ、ウルグアイ、ナミビア、南アフリカなどの寄港地で、現地の子どもたちに文房具・衣類・スポーツ用品・楽器などを届け、日系コミュニティや日本語を学ぶ学生に日本の文化を紹介するような着物や浴衣などを届けて交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
ウルグアイ:女性の自立支援施設を訪れる
ウルグアイの首都モンテビデオで活動する「セプローディー」を訪れ、布や端切れなどの支援物資を届けました。セプローディーはDVや若くしての未婚出産などで生活に問題を抱える女性をサポートする施設で、ただ支援するだけではなく自立して生きていく術を身につけれるような職業訓練を行っています。
ここで学べる技術は多岐に渡り、ガラス製品、服飾、紙製品、雑貨、製菓、美容師、ヨガ講師など様々で、個性に合った技術を習得することができます。
そして、製作物は廃材やリサイクル品などを活用し、エコにアップサイクルして素敵な商品にするアイデアと技術を持っています。今では企業からオファーを受けたり、セレクトショップと提携したりするなど、とても順調な経済活動を行なっています。
ここで学び、仕事をする女性たちは、悲しい過去を抱えながらも、仲間と支え合いながら楽しく生活しています。
今回届けた布は、雑貨作りなどに使われるということで、また素敵な作品として生まれ変わります。
ここで学べる技術は多岐に渡り、ガラス製品、服飾、紙製品、雑貨、製菓、美容師、ヨガ講師など様々で、個性に合った技術を習得することができます。
そして、製作物は廃材やリサイクル品などを活用し、エコにアップサイクルして素敵な商品にするアイデアと技術を持っています。今では企業からオファーを受けたり、セレクトショップと提携したりするなど、とても順調な経済活動を行なっています。
ここで学び、仕事をする女性たちは、悲しい過去を抱えながらも、仲間と支え合いながら楽しく生活しています。
今回届けた布は、雑貨作りなどに使われるということで、また素敵な作品として生まれ変わります。
チリ:バルパライソで日本語を学ぶ学生と交流しました
チリのバルパライソで、日本語を学ぶ学生たちと街歩きをしました。1日の流れをご紹介します。朝、現地のみなさんと合流し、グループごとに別れました。
電車に乗って市内まで行き、ストリートアートの街を散策しました。坂が多い街なので、アセンソールと呼ばれる小さなケーブルカーを使って丘の上に登りました。アセンソールは通勤や通学として、日常的に市民の足として使われています。中には100年前のものもあり、今でも数台は稼働しています。
ランチは市内が一望できるレストランでシーフードを堪能しました。学生のみなさんは、日本のアニメや漫画を見て日本語を学んでいる方もいました。仲良くなった記念に、日本とチリのお菓子を交換して、食べ比べて楽しみました。
1日かけて歴史ある街並みを案内してもらったお礼に、今度はこちらから本船パシフィックワールド号にご招待しました。仲良くなったグループごとに分かれて船内を案内すると、大きな船を見た若者の中には、「僕も通訳ボランティアとしていつか乗船したい!」という声もありました。
そして帰る際には船内で、支援物資として日本の文化を紹介するような着物や浴衣などを贈りました。これらの中には、チリでは手に入りにくいアイテムも沢山あり、継続的な支援は本当に助かりますと語ってくれました。
一日の交流でしたが、お別れの際には思わず涙ぐんでしまうチリの方も居ました。次は日本にも遊びに行ってみたいなと言ってくれて、地球の裏側にお友達ができた、かけがえのない本物の国際交流ができた一日になりました。
電車に乗って市内まで行き、ストリートアートの街を散策しました。坂が多い街なので、アセンソールと呼ばれる小さなケーブルカーを使って丘の上に登りました。アセンソールは通勤や通学として、日常的に市民の足として使われています。中には100年前のものもあり、今でも数台は稼働しています。
ランチは市内が一望できるレストランでシーフードを堪能しました。学生のみなさんは、日本のアニメや漫画を見て日本語を学んでいる方もいました。仲良くなった記念に、日本とチリのお菓子を交換して、食べ比べて楽しみました。
1日かけて歴史ある街並みを案内してもらったお礼に、今度はこちらから本船パシフィックワールド号にご招待しました。仲良くなったグループごとに分かれて船内を案内すると、大きな船を見た若者の中には、「僕も通訳ボランティアとしていつか乗船したい!」という声もありました。
そして帰る際には船内で、支援物資として日本の文化を紹介するような着物や浴衣などを贈りました。これらの中には、チリでは手に入りにくいアイテムも沢山あり、継続的な支援は本当に助かりますと語ってくれました。
一日の交流でしたが、お別れの際には思わず涙ぐんでしまうチリの方も居ました。次は日本にも遊びに行ってみたいなと言ってくれて、地球の裏側にお友達ができた、かけがえのない本物の国際交流ができた一日になりました。
ペルー:ペルーの働く子どもと人権
ペルーの首都リマで活動する「ナソップ」という団体のもとを訪れ、食器、文房具、サッカー用品などの支援物資を届けました。ペルーでは貧困家庭の子どもたちは労働しお金を稼がないと生きていけない状況にあります。現代社会ではタブー視される児童労働ですが、そうしないと生きていけない子どもたちがいるのが現状で、ならばその働く子どもたちの権利を守り、サポートしようと立ち上がったのがナソップです。ペルー各地に支部があり、その地域の子どもたちの心の拠り所となっています。ここでは子どもたちが仕事をして体験したことの気持ちの共有や、一緒に勉強をしたり、自己成長に繋がるようなトレーニングなど子どもたちにとって様々な刺激のある場所です。
とても印象的だったのは、子どもたちが自主的に率先してナソップの活動に協力し、後輩の面倒を見ていたことと、将来のビジョンをしっかり持って夢に向かって取り組んでいたことです。
今回は食器類など現在事務所で不足していて困っていたものを届けました。今後もたくさんの子どもたちの拠り所として一緒に食事や勉強、遊びなどすることに必要なものを届けサポートを続けたいです。
とても印象的だったのは、子どもたちが自主的に率先してナソップの活動に協力し、後輩の面倒を見ていたことと、将来のビジョンをしっかり持って夢に向かって取り組んでいたことです。
今回は食器類など現在事務所で不足していて困っていたものを届けました。今後もたくさんの子どもたちの拠り所として一緒に食事や勉強、遊びなどすることに必要なものを届けサポートを続けたいです。