【支援物資活動レポート】第103回ピースボートオセアニア一周の船旅

【支援物資活動レポート】第103回ピースボートオセアニア一周の船旅パプアニューギニアで子どもたちと交流する様子
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。第103回ピースボートオセアニア一周の船旅(2019年12月21日~2020年2月16日 )では、ガダルカナル島(ソロモン諸島)、パプアニューギニアで現地の子どもたちに、文房具、スポーツ用品などを届け交流することができました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

ガダルカナル島:学校訪問し子どもたちと交流

【支援物資活動レポート】第103回ピースボートオセアニア一周の船旅
ガダルカナル島にある私立の学校「ハーベストアカデミー」を訪れ、文房具を届けました。この学校は4クラスあり、3歳から20歳まで、幅広い年代の約120人の子どもたちが通っていています。

授業は、英語、文献、社会、理科、筆記などを学んでいるとのこと。学校に到着ときに歓迎の証として、私たち一人一人に手作りのレイを首にかけてくれました。

生徒たちの中には、ガダルカナル島以外の国や地域の人を目にするのが初めてという子が多く、最初は怖くて泣き出してしまう子もいました。しかし、徐々に慣れて心を開いてくれるようになり、最後にはみんなで縄跳びをして遊びました。

学校の設備や環境は整っているとは言えませんが、子どもたちはみんな元気で素敵な笑顔で話しかけてくれたため、ピースボートの参加者の側がかえって元気をもらいました。

遊び終わってお別れの挨拶のとき校長先生から、「今日は来てくれてありがとう。あなたたちは第二の家族です」と暖かい言葉をいただきました。

パプアニューギニア(ラバウル):バイニング族と交流

【支援物資活動レポート】第103回ピースボートオセアニア一周の船旅
パプアニューギニアの山林にあるバイニング族の村を訪れ、サッカーボールなどのスポーツ用品を届けました。

バイニング族は過去にパプアニューギニアに住む別の集団との戦いに敗れ、山の奥に追いやられた歴史を持っています。村に辿り着くまでの道は舗装されておらず、険しい場所にありました。

村人のみなさんは村以外の人と関わる機会が少ないとのことで、最初は慣れない様子でしたが、支援物資として渡したサッカーボールをきっかけに打ち解けることができ、最後は一緒にサッカーをして遊びました。

村ではサッカーを始めとするスポーツが人気で、人々の身体能力も高いのですが、村にはこれまでスポーツ用品がなかったので、今回届けた物資をとても喜んでくれました。

夜にはバイニング族の神聖な踊りであるファイヤーダンスを披露いただき、貴重な時間を過ごすことができました。

パプアニューギニア:トーライ族の伝統料理体験

【支援物資活動レポート】第103回ピースボートオセアニア一周の船旅
パプアニューギニアのマチュピット島にあるトーライ族の村を訪問し、文房具やスポーツ用品を届けました。

トーライ族は、ラバウルのある東ニューブリテン島で、3分の2以上を占める大きな民族グループです。1994年に起きた火山の噴火で避難していた時期もあったようですが、現在は元居た場所に戻って来て生活をしています。

それでも火山はいまも小規模な噴火を繰り返し、村までの道のりは火山灰が積もっていました。到着した村は独自の文化を守りながら生活しており、穏やかな時間が流れていました。村では子どもの教育や運動に関する物資が不足していたため、今回届けた物資をとても喜んでくれました。

昼食は村の伝統料理である「ムームー」を一緒につくり、食べることができました 。ムームーとは、主食のイモ類や肉を葉っぱにくるんで蒸し焼きにしたものです。

現地の市場で食材の買い出しをし、一緒に食材を切ったり、剥いたり、削ったりと、協力しながら料理をしました。大きなバナナの葉っぱをお皿にして材料を入れ、包み、焼けた石で、蒸しながら調理する伝統的な方法です。

現地の食材を使い、調理した料理はとても美味しく、村の食文化を体験できたことは貴重な経験となりました。また、村人の案内で散策をしたり、伝統的なダンスを披露してもらったり、交流を楽しむことができました。

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