パレスチナ・中東

1967年からのイスラエルによるパレスチナの占領、内戦により多くの国民が難民となっているシリアなど、混乱がつづく中東情勢によって、ごく普通の人々の「普通に暮らしたい」というささやかな願いが叶えられない状態が続いています。

ピースボートは、1990年代からパレスチナ・ガザ地区を含むパレスチナや難民キャンプやヨルダンの難民キャンプを度々訪れ、交流を行い、支援物資を運ぶなど、現地の人々と顔の見えるつながりを作ってきました。またそのつながりを生かし、パレスチナ、イスラエルからの若者間での船上での対話の場を作る試みや、イスラエルによるガザ空爆に対する反対するとともに、パレスチナへの支援の呼びかけなども行ってきました。

また、米国によるイラク戦争を支持した日本政府の対応を検証するイラク戦争公聴会を行い、イラン・イラク戦争で化学兵器の被害を受けたイランの被害者の方に乗船してもらい、広島、長崎の被爆者の方との交流なども行ってきました。

今後もパレスチナやシリア、イラクなど中東の難民や占領下に暮らす人々のサポートを行ったり、国際社会に改善を求めていきます。