「ガザを見捨てない！野菜を届けようキャンペーン」募金にご協力ください

2023年10月に始まったパレスチナ・ガザ地区へのイスラエルによる軍事攻撃によって、2024年7月末時点で、少なくとも4万人近いパレスチナ人が亡くなっています。そして、その7割が子どもと女性です。

ガザ地区は、その全地域がイスラエルによって造られたアパルトヘイト壁（人種隔離壁）と呼ばれる壁に囲まれています。そのためガザ地区は「天井のない刑務所」とも表現されてきました。

そのような逃げ場のないガザ地区で、イスラエル軍はハマス掃討作戦として、病院・学校を含むあらゆる民間施設や住宅にも攻撃を開始しました。

そして家を追われて逃げ惑うパレスチナの一般市民に、イスラエル軍は容赦ない無差別攻撃を行っています。攻撃が続く中で、人々はガザ地区内で子どもを抱えて2回、3回、4回と避難を余儀なくされています。

現地からのニュースや映像でも伝わってくるように、避難した場所でもイスラエルの攻撃が続き、生きるために最低限必要な医療・住環境・食料など、すべてが不足している状態です。

国連世界食糧計画（WFP）によると、「ガザの人口の96％が深刻な食料不安に直面しており、215万人が飢餓の危機レベルかそれ以上の状況にある。このうち50万人近くが壊滅的な状況にある」と報告しています。（2024年6月25日発表）

ピースボートは20年以上、パレスチナ難民支援や市民交流を行ってきました。

そして今回ガザへの攻撃が始まった当初から、ハマスによるイスラエルの一般市民への攻撃を強く非難するとともに、イスラエル軍のガザ市民への無差別攻撃に対しても強く反対してきました。

しかし攻撃が長期化する中、ガザ地区では食料や医療品などが不足し、それによって餓死や病死する人々までもが出ている状況です。

そこで、日本からできることとして、信頼できる現地NGOを通じて緊急食料支援を立ち上げました。

国連によると、深刻な食糧難によってガザの子どもの10人に9人は、栄養失調や発育障害を懸念されています。特に、子どもたちの成長や健康維持に欠かせない野菜の不足が深刻化していると聞き、ガザ地区に本部を置くNGO「国境なき青年団」を通じて、野菜を届けることにしました。

約35米ドル（およそ5,000円）で1世帯分の野菜セットを現地に届けることができます。これは5人家族なら4～5日分の食料に相当します。

ガザの子どもたちの命を守るため、1分1秒でも早く残酷で国際人道法に著しく違反するイスラエルの攻撃をやめるよう訴えるとともに、私たちにできる支援を行いましょう！

すぐにでも野菜を、1世帯でも多くのひとたちに届けるためにもご寄付をお願いいたします。

※1世帯分の野菜セットは以下の物を予定しています。在庫状況や値段の変動によって種類や数量が変わる可能性があります。
トマト３kg／ジャガイモ２kg／ナス２kg／青唐辛子500g／ピーマン１kg／モロヘイヤ２kg／玉ねぎ２kg／キュウリ２kg／ニンニク１袋／レモン１kg

「国境なき青年団（Youth Without Borders）」はパレスチナの若者が2002年に設立したNGOです。ガザ地区南部にあるハンユニスを拠点にしています。設立以来、若者の職業訓練、能力向上、社会参画などのためのプロジェクトを欧州各国政府や国際NGOとの協力のもとで進めてきました。2024年3月から、避難しているガザの家庭に野菜を届ける活動をしています。

ガザの人々に野菜を届けるためには、皆さまのご支援が不可欠です。ご協力をよろしくお願いいたします。
※クレジットカードによる寄付は下にあるリンクをご覧ください。

● 郵便振替 ●
00180-3-177458　※下6桁は右ツメ
加入者名：ピースボート
※通信欄に「ヤサイ」とご記入ください。

● ゆうちょ銀行 ●
〇一九（ゼロイチキュウ）店
当座　177458
加入者名：ピースボート
※振込依頼人名の前に「ヤサイ」とご入力ください。

以下のボタンから、クレジットカードでの募金もうけたまわっております。
※クレジットカードでの募金は米ドル単位表記になっておりますのでご注意ください。
※コメント欄に「ヤサイ」とご記入ください。