パンフレットをでお届け
資料請求

歴史と和解

歴史と和解
ピースボートが設立当初からこだわってきた、歴史に学び、未来の平和を築くための交流と対話の場を築く取り組みです。
1983年にピースボートがアジアへ船を出すきっかけにもなった歴史教科書問題。アジアでは、日本が引き起こし、アジア諸国に多大な犠牲をもたらしたアジア・太平洋戦争の捉え方をめぐって、さまざまな議論が起きてきました。ピースボートでは、過去の戦争を見つめ、未来の平和を築くために、戦場となった現場をめぐり、市民レベルでの国際交流と対話を続けています。日本とアジア諸国との関係がぎくしゃくしている今だからこそ、こうした取り組みが必要とされています。

現在ピースボートは多くの市民とともに、以下のような団体の一員として協力し、活動しています。

■「南北コリアと日本のともだち展」実行委員会
大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、中華人民共和国、そして日本に住む子どもたちが描いた絵画の展示会を2001年より毎年開催しています。直接出会うことが難しい子どもたちが絵画を通して互いの生活や文化を知るきっかけとなっています。東京だけではなく、ソウル、ピョンヤンでも展示してきました。また、作品を貸し出して、日本全国各地での巡回展も行っています。

■「慰安婦」問題に関するネットワーク
1990年代より、ピースボートはアジア各地で日本軍「慰安婦」被害者に乗船していただいたり、あるいは現地を訪れて証言を伺ってきました。また、日本国内においては、この問題を多くの人に知ってもらい、日本政府に解決を求めるため、「慰安婦」問題解決オール連帯ネットワーク、戦時性暴力問題連絡協議会、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の構成団体として、他の市民団体と共に活動しています。

■「平和の灯を!ヤスクニの闇へ」キャンドル行動実行委員会
2006年8月15日、当時の小泉首相の靖国神社公式参拝をきっかけに、韓国・台湾・沖縄・日本の市民が中心となり、靖国神社をテーマにしたシンポジウムとキャンドルアクションを毎年行っています。単に、A戦犯合祀や政教分離問題だけではなく、台湾、韓国といった旧植民地出身者の強制合祀問題や過去の戦争を美化し、戦死者を英霊として顕彰する靖国神社の歴史観を問題にして活動を続けています。

■日韓和解と平和プラットフォーム日本運営委員会
2020年に発足した日韓両国の市民団体と平和活動に取り組む宗教団体からなるネットワーク。人権課題、平和課題について、対話の場を設け、情報の発信を行っています。

歴史と和解の最新レポート

参加のしかた

このプロジェクトでの募集は現在ありません

その他のボランティアについてはこちら

歴史と和解のおすすめレポート