先住民族の視点から見るブリスベン(第101回ピースボート・オーストラリア)
ここでは、第101回ピースボート地球一周の船旅で訪れたブリスベン(オーストラリア)で行われたツアーを紹介します。雲一つない青空の下、オーシャンドリーム号はオーストラリア第3の都市ブリスベンに入港しました。冬とは思えない温暖な気候のブリスベンへの寄港は20年ぶりとなります。
- プロジェクト: 歴史と和解
- 寄港地エリア: 太平洋
- クルーズ: 第101回 地球一周の船旅
- 関連キーワード: 先住民 / 歴史
船
2019.12.12
2019.12.12
ここでは、第101回ピースボート地球一周の船旅で訪れたブリスベン(オーストラリア)で行われたツアーを紹介します。雲一つない青空の下、オーシャンドリーム号はオーストラリア第3の都市ブリスベンに入港しました。冬とは思えない温暖な気候のブリスベンへの寄港は20年ぶりとなります。
先住民族アボリジニの文化と歴史を学ぶ
今回の寄港では現地の先住民族団体「BlackCard」(ブラック・カード) との交流プログラムに参加するため、サウスバンク地区を訪問しました。
ブラックカードは、先住民族アボリジニの文化や価値観に対しての理解を広げ、深めるために、クイーンズランド大学教授のリラ・ワトソンとメアリー・グラム博士の研究に基づいて創設された団体です。
プログラムはクイーンズランド州立図書館にあるクリル・ダーグン先住民族知識センターからスタートしました。伝統的な歓迎の儀式とディジュリドゥという伝統楽器の演奏の後、サウスバンク地区を歩きながらアボリジニ文化におけるディジュリドゥの重要性について、説明を受けました。
ブリスベン周辺の複数の民族の違いや、地域に伝わる伝説などについて学ぶ機会もありました。また、プログラムを通して虐殺、強制移住、児童隔離政策などアボリジニに対する迫害の歴史についても学びました。
ブラックカードは、先住民族アボリジニの文化や価値観に対しての理解を広げ、深めるために、クイーンズランド大学教授のリラ・ワトソンとメアリー・グラム博士の研究に基づいて創設された団体です。
プログラムはクイーンズランド州立図書館にあるクリル・ダーグン先住民族知識センターからスタートしました。伝統的な歓迎の儀式とディジュリドゥという伝統楽器の演奏の後、サウスバンク地区を歩きながらアボリジニ文化におけるディジュリドゥの重要性について、説明を受けました。
ブリスベン周辺の複数の民族の違いや、地域に伝わる伝説などについて学ぶ機会もありました。また、プログラムを通して虐殺、強制移住、児童隔離政策などアボリジニに対する迫害の歴史についても学びました。
州立美術館で先住民アートを鑑賞
次に訪れたのは、クイーンズランド州立美術館です。ここでは、アボリジニとして初めて市民権を得たアルバート・ナマジラさんの作品を鑑賞、作品を通じて彼の人生について学びました。
その後、再びクリル・ダーグンに戻り、カンガルーとワニ肉のサンドイッチ、野生のナッツやベリーなど、普段食べる機会のないアボリジニ料理の昼食をおいしくいただきました。
ピースボートがブリスベンを訪れるのは久々のことでしたが、参加者にとって思い出に残る一日となりました。
その後、再びクリル・ダーグンに戻り、カンガルーとワニ肉のサンドイッチ、野生のナッツやベリーなど、普段食べる機会のないアボリジニ料理の昼食をおいしくいただきました。
ピースボートがブリスベンを訪れるのは久々のことでしたが、参加者にとって思い出に残る一日となりました。