【支援物資活動レポート】ピースボート地球一周の船旅 Voyage120

ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ支援物資を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage120(2025年4月23日~2025年8月8日 )では、モーリシャス、南アフリカ、パナマ、メキシコなどの寄港地で、現地の子どもたちに文房具・衣類・スポーツ用品・衛生用品などを届けて交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage120(2025年4月23日~2025年8月8日 )では、モーリシャス、南アフリカ、パナマ、メキシコなどの寄港地で、現地の子どもたちに文房具・衣類・スポーツ用品・衛生用品などを届けて交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
- プロジェクト: UPA国際協力プロジェクト
- クルーズ: 地球一周の船旅 Voyage120
- 関連キーワード: 先住民 / 国際協力 / 多様性 / 女性 / 子ども / 教育
船
2026.3.20
2026.3.20
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ支援物資を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage120(2025年4月23日~2025年8月8日 )では、モーリシャス、南アフリカ、パナマ、メキシコなどの寄港地で、現地の子どもたちに文房具・衣類・スポーツ用品・衛生用品などを届けて交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage120(2025年4月23日~2025年8月8日 )では、モーリシャス、南アフリカ、パナマ、メキシコなどの寄港地で、現地の子どもたちに文房具・衣類・スポーツ用品・衛生用品などを届けて交流することができました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
モーリシャスの子どもたちと出会う

子どもたちと一緒に折り紙で遊んでいる様子
モーリシャスにある認定NPO法人「SOS子どもの村」が運営する施設を訪れ、衣類などの支援物資を届けました。SOS子どもの村は、虐待や遺棄によって家庭を失った子どもたちに寄り添って長期的なケアを提供している国際的な団体です。国連の「子どもの権利条約」に基づき、多様な宗教や文化を尊重しながら、世界中で子どもたちの権利を推進し、健やかな成長を支えています。
モーリシャスは近年、世界屈指のリゾート地として知られるようになりましたが、その華やかさの裏では深刻な貧富の差が広がっています。実際、国民の10人に1人は衛生設備が担保されておらず、インフラの整わない環境での生活を余儀なくされています。また、若者の失業率は21%に達しており、特に農村部では仕事がなく失業する人が増え続けているという厳しい現実を目の当たりにしました。
当日は子どもたちと一緒に昼食を食べて交流する時間を持ちました。食事を囲みながら直接顔を合わせて過ごす中で、言葉の壁を越えた温かなつながりを感じることができました。子どもたちの明るい笑顔に触れ、私たちの短時間の訪問が、過酷な環境に置かれた子どもたちの気持ちを少しでも楽にできたらと願いました。
モーリシャスは近年、世界屈指のリゾート地として知られるようになりましたが、その華やかさの裏では深刻な貧富の差が広がっています。実際、国民の10人に1人は衛生設備が担保されておらず、インフラの整わない環境での生活を余儀なくされています。また、若者の失業率は21%に達しており、特に農村部では仕事がなく失業する人が増え続けているという厳しい現実を目の当たりにしました。
当日は子どもたちと一緒に昼食を食べて交流する時間を持ちました。食事を囲みながら直接顔を合わせて過ごす中で、言葉の壁を越えた温かなつながりを感じることができました。子どもたちの明るい笑顔に触れ、私たちの短時間の訪問が、過酷な環境に置かれた子どもたちの気持ちを少しでも楽にできたらと願いました。
南アフリカ:ケープタウンのタウンシップを訪れて

交流し、最後に集合写真を撮りました
ケープタウンにある旧黒人居住地(タウンシップ)のランガ地区に位置する「イカヤレランガ」を訪れ、楽器や衣類などの支援物資を届けました。ランガ地区は現在、地区内での経済循環を活性化させる取り組みに非常に力を入れています。経済が回ることで治安が向上し、街に緑が増え、観光客が訪れることでさらに経済が活性化するという自立した循環を目指して奮闘されている様子を伺うことができました。
今回の訪問では、単に「貧しい地域を見学する」という視点ではなく、音楽やアートの力を活用して街全体を変革しようとする力強い姿勢を学びました。世界中からの観光客を迎え入れるためにAirbnb(民泊)の立ち上げにも注力し、新たな雇用を生み出し地域を活性化させていくという「コミュニティ・ディベロップメント(地域開発)」の具体的な手法を、現地の方々の言葉から直接学ぶ貴重な機会となりました。
また、パス(通行証)博物館では、アパルトヘイト時代の黒人に対する差別の実態を、体験型の劇を通して学ぶことができました。この劇はすべての観光客に向けて公開されているものではなく、ピースボートとこの地域が長年築いてきた深い信頼関係があるからこそ、私たちのために特別に実施してくれたものだというお話も伺いました。歴史の重みを知ると同時に、国境を越えた「顔の見える関係」の大切さを改めて実感しました。
過去の歴史を胸に刻みながらも、音楽やアートという共通の言語を通じて未来を切り拓こうとする人々のエネルギーに圧倒された一日でした。
今回の訪問では、単に「貧しい地域を見学する」という視点ではなく、音楽やアートの力を活用して街全体を変革しようとする力強い姿勢を学びました。世界中からの観光客を迎え入れるためにAirbnb(民泊)の立ち上げにも注力し、新たな雇用を生み出し地域を活性化させていくという「コミュニティ・ディベロップメント(地域開発)」の具体的な手法を、現地の方々の言葉から直接学ぶ貴重な機会となりました。
また、パス(通行証)博物館では、アパルトヘイト時代の黒人に対する差別の実態を、体験型の劇を通して学ぶことができました。この劇はすべての観光客に向けて公開されているものではなく、ピースボートとこの地域が長年築いてきた深い信頼関係があるからこそ、私たちのために特別に実施してくれたものだというお話も伺いました。歴史の重みを知ると同時に、国境を越えた「顔の見える関係」の大切さを改めて実感しました。
過去の歴史を胸に刻みながらも、音楽やアートという共通の言語を通じて未来を切り拓こうとする人々のエネルギーに圧倒された一日でした。
パナマ:クナ族の文化を守る

言葉は通じなくても心が通じ合っています
パナマのクリストバルに位置する「Dagargunyala」を訪れ、裁縫道具や文房具などの支援物資を届けました。パナマを象徴する鮮やかな民族手芸「モラ」は、先住民クナ族の女性たちの手によって、一枚一枚丁寧に作り上げられています。クナ族の方々は独自の文化を次世代へ繋ぐために尽力していますが、先住民族の減少や経済的な理由による慢性的な物資不足により、伝統を継承し続けることが困難な地域も増えています。ピースボートでは、この貴重な文化を守るための支援として、継続的に物資を届ける活動を続けています。
今回訪れたクナ族のコミュニティには約1,000人が暮らしており、そのうちの半数がこれからの未来を担う子どもたちです。伝統の「モラ」は本来、母から娘へと家庭内で受け継がれるもので、学校などで体系的に教えられることはありません。また、文化の変容を懸念し、普段は外部の人にその技術を教えることはないとされています。しかしこの日は、ピースボートとの長年の信頼関係を大切にしたいという想いから、特別にモラの作り方を直接教えてもらえるという、大変貴重な機会を設けてくれました。
色鮮やかな布を重ね合わせるモラの繊細な手仕事に触れ、それを守り抜こうとする人々の誇りと、文化を絶やしたくないという強い意志を感じることができました。針と糸、そして対話を通じて、ピースボートとクナ族の間にある確かな絆を実感する一日となりました。
今回訪れたクナ族のコミュニティには約1,000人が暮らしており、そのうちの半数がこれからの未来を担う子どもたちです。伝統の「モラ」は本来、母から娘へと家庭内で受け継がれるもので、学校などで体系的に教えられることはありません。また、文化の変容を懸念し、普段は外部の人にその技術を教えることはないとされています。しかしこの日は、ピースボートとの長年の信頼関係を大切にしたいという想いから、特別にモラの作り方を直接教えてもらえるという、大変貴重な機会を設けてくれました。
色鮮やかな布を重ね合わせるモラの繊細な手仕事に触れ、それを守り抜こうとする人々の誇りと、文化を絶やしたくないという強い意志を感じることができました。針と糸、そして対話を通じて、ピースボートとクナ族の間にある確かな絆を実感する一日となりました。



