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Voyage121でジャマイカのハリケーン被災者支援募金を集め、支援を実施しました

Voyage121でジャマイカのハリケーン被災者支援募金を集め、支援を実施しました
ピースボート第121回地球一周の船旅は、2025年10月22日にジャマイカのモンテゴ・ベイに寄港しました。そのわずか数週間後、ハリケーン・メリッサがジャマイカを直撃し、激しい降雨や洪水、インフラへの被害をもたらしました。特に影響を受けたのは、脆弱な沿岸地域や低所得層のコミュニティでした。住宅の損壊や倒壊、医療へのアクセスの途絶、多くの家族が生活必需品を失うといった状況が発生しました。
ピースボート第121回地球一周の船旅は、2025年10月22日にジャマイカのモンテゴ・ベイに寄港しました。そのわずか数週間後、ハリケーン・メリッサがジャマイカを直撃し、激しい降雨や洪水、インフラへの被害をもたらしました。特に影響を受けたのは、脆弱な沿岸地域や低所得層のコミュニティでした。住宅の損壊や倒壊、医療へのアクセスの途絶、多くの家族が生活必需品を失うといった状況が発生しました。
この甚大な被害を受け、船内の参加者、ボランティア、そしてスタッフが一丸となって募金活動を行い、その資金はジャマイカで活動する現地の団体を支援するために充てられました。寄付金は、日本円で1,125,000円が集まりました。

寄付金は「クライシス・サポート・チャリティ」と「ストリート・ピープル・リベレーション・ファウンデーション」に分配され、信頼できる現地パートナーを通じて、最も支援を必要とする人々に確実に届けられました。以下では、各団体からの報告をもとに、支援をどのように活用したかについて紹介します。

緊急医療アウトリーチと地域支援

Voyage121でジャマイカのハリケーン被災者支援募金を集め、支援を実施しました
ピースボート参加者の皆さまの温かいご支援により、クライシス・サポート・チャリティは、2025年12月6日にジャマイカのウェストモアランドで支援および医療アウトリーチ活動を実施しました。

この活動は、ハリケーンの影響で住居を失い、困窮した状況に置かれ、基礎的な医療へのアクセスを失った家族が多く暮らす、シャンティリー地区とリケッツ・アベニューの2つの深刻な被災コミュニティに重点を置いて行われました。

寄付金の支援により、クライシス・サポート・チャリティは医療チームをアクセスが困難な地域へ派遣し、医師、看護師、薬剤師、救急車サービス、ボランティアなどから成る多職種の専門家チームを動員することができました。彼らは地域内で直接、医療ケアと緊急支援を行いました。

合計500セットの支援物資が配布され、食料、衛生用品、乳児用品、生活必需品が提供されました。これにより、300人の子どもと200人の高齢者が支援を受け、不安定な厳しい状況下にある中で、家族が日々の緊急のニーズを満たす手助けとなりました。

医療チームは、特に子どもたちを中心に、ハリケーンに関連するさまざまな症状を治療しました。洪水による皮膚感染症、脱水症状、栄養不良、住居喪失による寒さ関連の体調不良、虫刺されなどが主な症状でした。多くの家族にとって、これはハリケーン後に初めて受ける医療ケアでした。

失われた処方薬の再発行、緊急用医薬品の支給に加え、糖尿病、喘息、高血圧などの慢性疾患を抱える人々にも必要不可欠な支援が行われました。血圧測定、血糖値検査、創傷処置、心電図(ECG)検査などを含む包括的な健康チェックにより、深刻な健康問題の早期発見と適切なフォローアップが可能となりました。

このアウトリーチ活動全体で、500人が支援を受け、命を守る医療ケアが供給されるとともに、回復の重要な段階にある家族に尊厳、安定、そして希望がもたらされました。

クライシス・サポート・チャリティの継続的な活動や寄付の方法についての詳細は、同団体の公式ウェブサイト(以下のリンク)をご覧ください。

住居を失った人々へのケア、尊厳、回復支援

Voyage121でジャマイカのハリケーン被災者支援募金を集め、支援を実施しました
ハリケーン・メリッサ後の対応の一環として、ストリート・ピープル・リベレーション・ファウンデーション(SPLF)は、2025年12月21日に、ハリケーンによって住居を失ったホームレスの人々を対象としたクリスマス・アウトリーチを実施しました。支援を受けた人々の多くは、嵐の被害を受けた「リフュージ・オブ・ホープ・ホームレス・シェルター」に現在身を寄せています。

入居者の多くは、今なお心理的・精神的な影響を受けており、特にホリデーシーズンにも関わらず、訪ねてくる家族がいない人も少なくありません。

ピースボートを通じて集められた募金を活用し、SPLFはシェルターの入居者に向けてクリスマスディナーを提供したほか、ケア用品や衛生用品、果物、シェルターのキッチンに必要な必需品を寄付しました。

食料や物資の輸送費も賄われ、さらに一部の資金は、シェルターの運営側の判断に基づく修繕や運営上のニーズに充てるため、リフュージ・オブ・ホープ・ホームレス・シェルターへ直接寄付されました。このアウトリーチは、困難な時期において、思いやり、励まし、そして連帯を示す重要な取り組みとなりました。

Voyage121でジャマイカのハリケーン被災者支援募金を集め、支援を実施しました
今後に向けて、SPLFは、トレローニーにある最も遠隔地で、かつ深刻な被害を受けた地域を対象とした、ハリケーン後の次の回復段階を計画しています。

予定されている支援には、建築資材購入用のバウチャーの提供、亜鉛板、木材、防水シートなどの建材の配布、そして安全な飲料水へのアクセスが限られている地域への給水車の手配などが含まれています。輸送面での課題や物価高騰といった大きな障害が続く中でも、SPLFは募金活動と物流計画を継続し、状況が整い次第、持続可能な支援を届けることを目指しています。

また、SPLFは、ハリケーン・メリッサによって最も深刻な被害を受けた地域の一つであるトレローニーのバンカーズ・ヒルに対しても、道路の損壊やアクセス制限があるにもかかわらず、食料、清潔な水、ケア用品の支給を継続しました。チームワーク、専用の輸送手段、徒歩によるアウトリーチを通じて、支援は最も必要とされる人々に確実に届けられ、同団体は引き続き回復に向けた取り組みに尽力しています。

最新情報や寄付の方法については、以下のリンクをご覧ください。

ピースボート第121回地球一周の船旅の期間中にご協力くださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。皆さまの連帯と寛大なご支援は、ハリケーン・メリッサからの復興と再建を続けるジャマイカの地域社会に、直接的で意義のある変化をもたらしました。

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