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3月11日に原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議~福島原発事故から10年~が開催されました

3月11日に原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議~福島原発事故から10年~が開催されました
Choose Life Projectとの共催企画「エネルギーの未来は私たちが決める!」にて、若者と国会議員が活発な意見交換を行い、多くの注目を集めました
東日本大震災にともなう福島原発事故から10年目を迎える2021年3月11日に、「原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議~福島原発事故から10年~」が開催されました。この会議は前日のプレイベントから始まり、2日間で100名以上の登壇者が日英75の企画にて発表を行いました。当日はすべての企画の総視聴回数が約15,000回、週末を含めた4日間での総視聴回数は47,000回以上、63ヵ国から参加がありました。この記録は一部を除き、アーカイブにて視聴可能です。また、本イベントは原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)が主催し、ピースボートは協力団体として関わりました。以下、一部を紹介します。
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Choose Life Projectとの共催企画「エネルギーの未来は私たちが決める!」にて、若者と国会議員が活発な意見交換を行い、多くの注目を集めました
東日本大震災にともなう福島原発事故から10年目を迎える2021年3月11日に、「原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議~福島原発事故から10年~」が開催されました。この会議は前日のプレイベントから始まり、2日間で100名以上の登壇者が日英75の企画にて発表を行いました。当日はすべての企画の総視聴回数が約15,000回、週末を含めた4日間での総視聴回数は47,000回以上、63ヵ国から参加がありました。この記録は一部を除き、アーカイブにて視聴可能です。また、本イベントは原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)が主催し、ピースボートは協力団体として関わりました。以下、一部を紹介します。

日本の元首相5名による3.11宣言

3月11日に原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議~福島原発事故から10年~が開催されました
左から鳩山由紀夫氏、小泉純一郎氏、菅直人氏
国家のトップを務めた責任から、今こそ日本は原発ゼロ、自然エネルギー100%へと舵を切るべきだとし、5人の元首相が3.11宣言を発表しました。当日は憲政記念館に小泉純一郎、鳩山由紀夫、菅直人の3人の元首相が集まり、細川護熙、村山富市の2人の元首相からはメッセージが寄せられました。5人の元首相による3.11宣言文は、関連資料よりご覧ください。

世界からの応援メッセージ

3月11日に原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議~福島原発事故から10年~が開催されました
オードリー・タン台湾デジタル担当大臣より応援のメッセージが届きました
世界中から多くの応援メッセージが映像で届きました。以下、一部の方のお名前を紹介します。
クリスティアナ・フィゲレス(国連気候変動枠組条約・前事務局長)、オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)、シルビア・コッティング=ウール(ドイツ連邦議会、環境・自然保護・原子力安全委員長)、アチン・バナイク(核軍縮・平和連合創設者、インド)、コーラ・ワイス(国際平和ビューロー国連代表、米国)、スコット・ラドラム(元オーストラリア上院議員)、リカルド・ナバロ(環境NGOセスタ代表、エルサルバドル)、ピーター・ベッカー(クーバーグ・アラート・アライアンス代表、南アフリカ)、レーナ・リンダル(Link & Learn International代表、スウェーデン)、チェ・ヨル(環境財団理事長、韓国)など。

10年後の福島~バーチャルツアー~

3月11日に原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議~福島原発事故から10年~が開催されました
飯館村で酪農を営まれていた長谷川健一さんにお話しいただきました
事故から10年が経過した福島から生中継でお届けするバーチャルツアーを行いました。政府を中心に「原発は終息した」「福島は復興した」との見方もありますが、現地の人はどのように受け止めているのでしょうか。今も福島に暮らす人たちの話を聞きながら、原発事故がもたらしたもの、そして事故から学ぶべきことについて、一緒に考える企画となりました。

現地案内人:長谷川健一(飯舘村村民、元酪農家)、高村美春(原発震災を語り継ぐ会主宰)、板倉正雄(夜ノ森在住)
ナビゲーター:川崎哲(ピースボート、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN))、深草亜悠美(FoE Japan)など

フクシマとコロナ~世界の原発災害の語り部と考える~

3月11日に原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議~福島原発事故から10年~が開催されました
トルコのプナール・デミルジャンさん
2015年に仙台で行われた「国連防災世界会議」をきっかけとして生まれた福島ブックレット委員会が、これまで活動を一緒に行ってきた世界の原発災害の語り部と「フクシマとコロナ」の共通点と特異性を考える企画を行いました。今回の企画動画とその資料、また続編となる動画は、同委員会のウェブサイト「ふくしまから世界へ」(下記リンクを参照)からご覧いただけます。
ピースボートは福島ブックレット委員会に加わり、活動しています。

登壇者:佐藤真紀(福島ブックレット委員会・国際協力アドバイザー)、プナール・デミルジャン(トルコ、フリージャーナリスト)、片岡輝美(会津放射能情報センター代表)

同委員会は、原発事故による教訓を世界に伝えるためブックレット「福島 10の教訓」を作成し、14言語に広がっています。このブックレットも「ふくしまから世界へ」からご覧いただけます。

脱原発をめざす首長会議からのメッセージ

3月11日に原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議~福島原発事故から10年~が開催されました
福島の現状を語る桜井勝延・前南相馬市長
福島原発事故後に生まれた脱原発をめざす基礎自治体の首長(元職も含む)のネットワーク「脱原発をめざす首長会議」が2つの企画を行いました。1つは、「避難計画おきざりのままでの女川、柏崎刈羽原発の再稼働を止める」として、原発再稼働の条件の1つとされる住民の避難計画がきちんと考えられていない問題について、現地の方々からの報告が行われました。ピースボートは脱原発をめざす首長会議の事務局を担っています。

登壇者:佐々木 寛(新潟国際情報大学教授)、岸田清実(宮城県議会議員、脱原発をめざす宮城県議会事務局長)、佐藤 和雄(脱原発をめざす首長会議事務局長・元東京都小金井市長)

2つ目は首長会議の世話人からメッセージが発表されました。311当時、物流が止まった危機的状況をYoutubeを使って世界に発信した桜井勝延・前南相馬市長(福島県)や、津波があと少し高ければ東海第2原発も全電源喪失の可能性があったと知らされた村上達也・前東海村長(茨城県)など、当時の首長、そして今の首長からのメッセージとなりました。

登壇者:松下玲子・武蔵野市長(東京都)、平尾道雄・米原市長(滋賀県)、桜井勝延・前南相馬市長(福島県)、村上達也・前東海村長(茨城県)、加藤憲一・前小田原市長(神奈川県)、三上元・前湖西市長(静岡県)

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