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3.11から10年――人びとのつながりで命を守ろう。原発ゼロ・自然エネルギー100で持続可能な社会を築こう

3.11から10年――人びとのつながりで命を守ろう。原発ゼロ・自然エネルギー100で持続可能な社会を築こう
東日本大震災の発災から10年を迎えました。改めて、震災で犠牲になった方々を追悼し、ご遺族や、被災により今なお困難な生活を強いられている皆さんにお見舞いを申し上げます。10年経ったからといって、その傷が癒えることはありません。それでもこの月日の中で、私たちは、互いに支え合うことが苦難を和らげることを実感してきました。そして、市民が行動を起こすことが社会を前に進める力になるということも、身をもって体験してきました。
INFO
東日本大震災の発災から10年を迎えました。改めて、震災で犠牲になった方々を追悼し、ご遺族や、被災により今なお困難な生活を強いられている皆さんにお見舞いを申し上げます。10年経ったからといって、その傷が癒えることはありません。それでもこの月日の中で、私たちは、互いに支え合うことが苦難を和らげることを実感してきました。そして、市民が行動を起こすことが社会を前に進める力になるということも、身をもって体験してきました。
2011年3月11日の直後から、ピースボートは、石巻市などの緊急支援に多くのボランティアと共に取り組んできました。その活動は、今日、一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)による国内外での災害支援活動や、災害ボランティアトレーニング、さらには災害に強いまち作りのための活動へと発展しています。

一方、原発事故による深刻な被害に対して、ピースボートは、いち早く福島の子どもたちへの支援を開始しました。そして、脱原発の実現こそ日本と世界にとっての急務であると考え、2012年には「脱原発世界会議」の開催に尽力しました。それ以来、原子力災害の実相と教訓を世界に伝えながら、脱原発と自然エネルギー推進に取り組む世界の多くの市民またNGOと連携してきました。

ピースボートが培ってきた大規模なボランティア・ネットワーク、そして、世界各地に広がるNGOネットワークが、こうした取り組みの中で、本当に大きな力を発揮しました。人びとのつながりこそが、互いの命を守り、暮らしを支え、社会を変える力になるということを、私たちは一つ一つの現場で学んできました。

一昨年来の新型コロナウィルスの拡大で、この世界は、新たな健康上のリスクと社会・経済的な不安にさらされています。しかし一方で、これは社会を良い方向に転換する好機でもあります。社会の分散化や分権、エネルギーの効率化、コミュニティでの市民参画など、重要な変化がすでに起きています。この変化を、「誰一人取り残さない」ことを掲げる国連の「持続可能な開発のための目標」(SDGs)の達成につなげていきたい。私たちはそう考えます。

10年目の3月11日を迎えるにあたり、ピースボートは、さまざまな取り組みを行っています。皆さまのご参加、ご協力をお願いいたします。

コロナ禍でも被災者を支えたい!

3.11から10年――人びとのつながりで命を守ろう。原発ゼロ・自然エネルギー100で持続可能な社会を築こう
一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)は、まもなく設立10周年を迎えます。いま、自然災害の被害と新型コロナの影響が重なった複合災害が広がるなか、災害支援活動を止めることなく、より災害に強い社会を共に作っていくために、3月31日(水)までクラウドファンディングを呼びかけています。合い言葉は「1人の100歩より、100人の1歩」。詳しくは、以下のリンクをご覧下さい。

原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議

3.11から10年――人びとのつながりで命を守ろう。原発ゼロ・自然エネルギー100で持続可能な社会を築こう
原発事故から10年、世界をつなぎ未来を紡ぐ
3月11日、オンラインで「原発ゼロ・自然エネルギー100世界会議」が開催されます(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟主催)。ピースボートは、国内外の実践者、専門家、政治リーダーら100名以上が登壇する75以上の企画が行われるこの世界会議の開催に協力しています。福島からのバーチャル・ツアーもあります。ぜひ参加して、報道では伝えられない福島の現実や、世界でも日本でも飛躍する自然エネルギーの可能性に触れてください。

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