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ピースボートがフランスで行った原発訪問ツアーが報道されました

ピースボートがフランスで行った原発訪問ツアーが報道されました
2016年5月23日に第91回ピースボートがフランスの北部に位置するパンリー原子力発電所を訪れ、現地の人々と交流した様子が地元メディアに報道されました。
2016年5月23日に第91回ピースボートがフランスの北部に位置するパンリー原子力発電所を訪れ、現地の人々と交流した様子が地元メディアに報道されました。
同原発では、2004年に低濃度の放射性物質が海面に流出する事故、2011年には作業員が被曝する事故が起こっています。今回のツアーのガイドの方は、大小の事故を隠蔽することが日常化しており、私たちが訪れる少し前にも一歩間違えば大惨事という事故があったと話されました。また、原発は安全というプロパガンダが盛んに行われており、原発には安全性をアピールする立派な施設が付随しているということでした。

フランスは核保有国であり、その政策は原発政策と関係しているといわれています。また、同国の全電力のうち約75%を原子力に依存しています。しかし、福島での原発事故の影響で、2012年の大統領選で原発の依存度を50%に引き下げる公約を掲げ、フランソワ・オランド大統領が当選しました。ただ、ガイドの方は今では多くのフランス人が原発事故を忘れてしまっていると話されました。

ピースボートは今後も現地の方々と交流するとともに、日本の広島、長崎、福島の経験と教訓も伝えていきたいと思います。

◆2016年5月24日(火)
Paris Normandie(パリ ノルマンディー):Des antinucléaires japonais rencontrent les dieppois d'Antinuc et de Stop EPR(日本の脱原発の市民たちがフランスの脱原発の市民たちと会う)