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【日本一周クルーズ】沖縄で海洋ごみ問題を学ぶ体験ツアーを開催しました

【日本一周クルーズ】沖縄で海洋ごみ問題を学ぶ体験ツアーを開催しました
2026年夏のピースボート日本一周クルーズは8月2日、那覇に寄港し「オーシャン・アップサイクル」ツアーを開催しました。沖縄の豊かな自然に触れるとともに、深刻化する海洋ごみ問題の現状を学び、解決に向けたアクションを楽しく体験しました。
2026年夏のピースボート日本一周クルーズは8月2日、那覇に寄港し「オーシャン・アップサイクル」ツアーを開催しました。沖縄の豊かな自然に触れるとともに、深刻化する海洋ごみ問題の現状を学び、解決に向けたアクションを楽しく体験しました。

世代を超えた参加者とともに古宇利島へ

【日本一周クルーズ】沖縄で海洋ごみ問題を学ぶ体験ツアーを開催しました
オーシャン・アップサイクル・プロジェクトはピースボートと社会企業「True Blue(トゥルーブルー)」が共同で行っています。本ツアーでは、True Blueの工房がある古宇利島(こうりじま)を訪問しました。

ツアーには5歳から70代の方まで、幅広い世代から計13名が参加しました。道中のバス車内で、参加者の方にこのツアーに参加した理由を聞きました。

「5歳の娘と一緒に体験したかった」「単なる観光ではなく、その土地ならではの社会課題に触れたかった」「2024年の地球一周(Voyage118)でモーリシャスのアップサイクルツアーに参加し、非常に有意義だったため今回も参加した」など、一人ひとりがそれぞれの思いを持って参加されていることが伝わってきました。

目的地である古宇利島は、沖縄本島北部に位置する周囲約8キロの自然豊かな島です。本島とは全長約2キロの橋で結ばれており、沖縄県内でも屈指の透明度を誇る美しい海に囲まれています。

バスが沖縄本島から古宇利大橋へ差し掛かると、窓いっぱいに広がる透き通った「古宇利ブルー」の海が姿を現しました。その絶景に参加者からは歓声が上がり、夢中で写真を撮る姿がありました。

海洋ごみに新たな価値を吹き込む「アップサイクル」体験

【日本一周クルーズ】沖縄で海洋ごみ問題を学ぶ体験ツアーを開催しました
古宇利島は県内屈指の美しい海水浴場である一方、海岸には多くの海洋ごみが漂着するという課題に直面しています。True Blueでは、定期的なビーチクリーン活動に加え、回収したプラスチックごみをアクセサリーへと生まれ変わらせる「アップサイクル」に取り組んでいます。ピースボート船内でも、ここで作られたアクセサリーを販売しています。

今回のツアーでは、船内で販売しているアクセサリーが作られている現場を見学し、キーホルダー作成のワークショップを行いました。参加者は、回収された海洋プラスチック素材から好みの色や型を選び、黙々と手を動かしながら作品づくりに集中していました。
【日本一周クルーズ】沖縄で海洋ごみ問題を学ぶ体験ツアーを開催しました
参加者同士で「その色の組み合わせ、素敵ですね!」と声を掛け合いながら、和やかな雰囲気の中でそれぞれの個性が光る作品が完成しました。「このワークショップを楽しみにしていた」という声も多く聞かれ、一つひとつの工程を大切にしながら、世界に一つだけの作品づくりを心から楽しんでいる様子が印象的でした。

完成したものはどれも、海洋ごみに新たな価値を生み出すアップサイクルの魅力が感じられる個性的な作品となりました。

自らの手でごみを新しい価値あるものに作り変え、それを日常的に身に着けることは、海洋問題に対する継続的な当事者意識を育むきっかけとなります。また、そのアイテムが周囲との対話を生み、社会的な啓発につながることも、本プロジェクトの重要な狙いです。

気づきを生むビーチクリーン活動

【日本一周クルーズ】沖縄で海洋ごみ問題を学ぶ体験ツアーを開催しました
ワークショップ終了後は、ビーチクリーンを実施しました。夏の海水浴シーズンで清掃が行き届いているように見える砂浜でも、実際に足元を観察すると、ペットボトルや紙くず、食品パッケージなどのごみが落ちていました。さらに海中には釣り具のリールが沈んでいるのが見えました。

特に目立ったのはたばこの吸い殻でした。小さなごみですが、砂浜のいたるところで見つかり、参加者は海洋汚染の深刻な実態を目の当たりにしました。

子どもたちは「ここにもあった!」「見つけた!」と楽しそうに率先してごみを回収し、その前向きな姿勢は大人たちにも良い刺激を与えていました。世代を問わず「こんなものまで落ちているのか」と現状を共有しながら、熱心に清掃活動に取り組みました。

美しい海を未来へつないでいくためには、一人ひとりの小さな行動の積み重ねが大切です。今回のビーチクリーンを通して、海洋ごみ問題を身近に感じ、自分たちにできることを考える貴重な時間となりました。

船旅から日常へ。海を守るための行動を未来へつなぐ

【日本一周クルーズ】沖縄で海洋ごみ問題を学ぶ体験ツアーを開催しました
ワークショップで作成したキーホルダー
世界中の洋上を巡る船旅は、参加者が海を身近な環境として考える大きなきっかけとなります。だからこそ、ピースボートが海を守るための実践的な活動を続けていくことが、重要だと考えています。

ピースボートは今後も、船旅中だけでなく下船後も参加者が行動を起こせるような「きっかけ作り」をしていきます。

※ピースボート地球一周の船旅では、寄港地で現地団体と協力して海洋ごみ問題を学びビーチクリーン活動をするツアーを、船内ではワークショップを実施しています。2026年3月までに約30の港で400名を超える参加者とビーチクリーンを実施し、船内ワークショップには1,000名が参加しました。

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