パンフレットをでお届け
資料請求

TRUE BLUEと取り組むビーチクリーンとアップサイクルプロジェクト

TRUE BLUEと取り組むビーチクリーンとアップサイクルプロジェクト
Voyage 115で訪れたピレウス(ギリシャ)でのビーチクリーン活動のようす
ピースボート地球一周の船旅 Voyage115は、2023年8月23日に神戸、24日に横浜を出航し、約1800人の乗客を乗せて、12月5日に神戸、6日に横浜に帰港しました。

ここでは、クルーズを通して行われた「海のアップサイクル・プロジェクト」について報告します。
Voyage 115で訪れたピレウス(ギリシャ)でのビーチクリーン活動のようす
ピースボート地球一周の船旅 Voyage115は、2023年8月23日に神戸、24日に横浜を出航し、約1800人の乗客を乗せて、12月5日に神戸、6日に横浜に帰港しました。

ここでは、クルーズを通して行われた「海のアップサイクル・プロジェクト」について報告します。

ビーチクリーンとアップサイクル

TRUE BLUEと取り組むビーチクリーンとアップサイクルプロジェクト
世界は海でつながっています。世界中の人々も、海を愛でる気持ちや海の恵みを通してつながっています。Voyage115では、参加者が「海のアップサイクル・プロジェクト」に取り組みました。

このプロジェクトでは、ピースボートの40周年を記念して、沖縄を拠点とする社会企業「TRUE BLUE(トゥルーブルー)」と共同で、寄港地でのビーチクリーンと、アクセサリーへのアップサイクル活動を実施しました。
TRUE BLUEと取り組むビーチクリーンとアップサイクルプロジェクト
TRUE BLUEの竹内貴康さんによる船内での講演
沖縄の古宇利島で工房を構えるTRUE BLUEは、海洋プラスチックごみを使った芸術作品と家庭用品を作り販売しながら、誰でも手軽に楽しむことができるアップサイクル体験を開催しています。イベントやワークショップ、スタディツアーを通してアップサイクルへの関心を高め、売上は海洋保護活動につかいます。

Vovage 115には、TRUE BLUEの創設者であり、作家・旅人としてもよく知られる高橋歩さんと、社会問題の解決を目指したビジネスを行う竹内貴康さんが水先案内人としてマンサニージョ(メキシコ)からニューヨークまで乗船しました。

船内では、海の現状と海洋プラスチック問題について講演したり、ごみが宝物に変わったと感じられるようなワークショップを行いました。
TRUE BLUEと取り組むビーチクリーンとアップサイクルプロジェクト
リスボン(ポルトガル)では地元のグループ「United by the Sea」および「Sailors for the Sea」とビーチクリーン活動を行いました
プロジェクトを通して、参加した人々は住みたいと思う世界をつくることに直接つながる活動に関わる体験を得ました。ある19歳の参加者は、海洋プラスチック問題の深刻さに衝撃を受けるとともに、いろいろな寄港地でビーチクリーンに参加することで視野が広がり、それまで目に入らなかったことにも気づくようになった、と語ります。

プロジェクトは、世代間の交流や学びの場にもなりました。60代の参加者は、興味をもって集まった人の年代の広さに驚いたといいます。また、ビーチクリーンに参加した人が家族や友人に伝え、その言葉が広まった様子をとらえ、一人一人の小さな一歩が大切であると語りました。

各地のパートナー

TRUE BLUEと取り組むビーチクリーンとアップサイクルプロジェクト
香港の「Plastic Free Seas」は2008年から500回以上のビーチクリーンを開催し、問題と解決策および行動を起こす必要性を伝えています
Voyage115のビーチクリーンアップ活動は、各地のパートナー団体の協力を得て実施しました。

・Mauliola Ke 'ehi(マウリオラ・キーエヒ)/ホノルル
・Parley for the Oceans/ホノルル
・Clean Miami Beach/マイアミ
・Project Sea Cleaners/バルセロナ
・United by the Sea/リスボン
・Sailors for the Sea/リスボン
・PADOP/ピレウス
・IPPNW Greece/ピレウス
・The Greek Network FRIENDS OF NATURE / Nature Friends Greece/ピレウス
・Parley Sri Lanka/コロンボ
・Plastic Free Seas/香港
このレポートは、英語の報告記事を訳して編集したものです。

このレポートを読んだ方におすすめ