戦後80年「TIME FOR PEACE(今こそ平和を)」を実施したVoyage120が帰港しました!

Voyage 120が、8月7日(木)横浜大さん橋に帰港しました。今クルーズでは、約1700人の乗船者とともに、107日間で世界18か国21寄港地をめぐりました。戦後80年という節目の年にあたるこのクルーズでは、「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」のために、広島、長崎、ブラジルから4名の被爆者が乗船しました。また、「TIME FOR PEACE(今こそ平和を)」という特別プロジェクトも実施しました。帰港記者会見では、この2つのプロジェクトの報告が行われました。
- プロジェクト: おりづるプロジェクト
- クルーズ: 地球一周の船旅 Voyage120
船
2025.8.7
2025.8.7
Voyage 120が、8月7日(木)横浜大さん橋に帰港しました。今クルーズでは、約1700人の乗船者とともに、107日間で世界18か国21寄港地をめぐりました。戦後80年という節目の年にあたるこのクルーズでは、「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」のために、広島、長崎、ブラジルから4名の被爆者が乗船しました。また、「TIME FOR PEACE(今こそ平和を)」という特別プロジェクトも実施しました。帰港記者会見では、この2つのプロジェクトの報告が行われました。
「TIME FOR PEACE」では、ノルウェーのノーベル平和センターとの提携による「ノーベル平和賞 洋上特別展」を開催しました。特別展では、昨年12月にノーベル平和賞を受賞した日本被団協の活動が紹介されました。被爆証言会は、核保有国のアメリカや中国、フランを含む15カ国16都市で開催し、核兵器廃絶を訴えました。また洋上や寄港地では、世界中で戦争被害を受けてきた人々の声に耳を傾ける場をつくり、平和の重要性を共に訴えました。
長崎を最後の被爆地に

倉守照美さん
記者会見に参加した、被爆者の倉守照美さん(長崎で1歳の時に被爆)は、船旅で印象に残った体験を語りました。
「私はピースボートに乗って証言するのは今回が2回目でした。政治家の方たちと話すことが多かった1回目に比べ、学生や一般市民の方との交流が多い印象でした。各地で、核実験の被害者や化学兵器の被害者、性暴力の被害者とも出会い、対話と交流を行いました。さまざまな被害を受けている人たちが抱えている苦しみは、被爆者とも共通していると感じました。今回多くの人と出会い、改めて対話の大切さと、核兵器の廃絶を求めて活動を続けていく必要性を感じました。長崎を最後の被爆地にという思いで、核も戦争もない平和な世界を子どもたちに残すため、活動を続けていきたいと思います」
それぞれのプロジェクトの詳しい報告は、今後、このサイトでも行っていきます。
「私はピースボートに乗って証言するのは今回が2回目でした。政治家の方たちと話すことが多かった1回目に比べ、学生や一般市民の方との交流が多い印象でした。各地で、核実験の被害者や化学兵器の被害者、性暴力の被害者とも出会い、対話と交流を行いました。さまざまな被害を受けている人たちが抱えている苦しみは、被爆者とも共通していると感じました。今回多くの人と出会い、改めて対話の大切さと、核兵器の廃絶を求めて活動を続けていく必要性を感じました。長崎を最後の被爆地にという思いで、核も戦争もない平和な世界を子どもたちに残すため、活動を続けていきたいと思います」
それぞれのプロジェクトの詳しい報告は、今後、このサイトでも行っていきます。
メディア報道
帰港および記者会見の様子は、以下のメディアで報道されました。
8月7日/NHK「原爆投下80年 世界各地で核兵器廃絶訴えた被爆者ら活動報告」
8月7日/NHK「原爆投下80年 世界各地で核兵器廃絶訴えた被爆者ら活動報告」