ノーベル平和賞洋上特別展のオープニングセレモニーを行いました

ピースボートとノルウェーのノーベル平和センターは提携協定を結び、2024年のノーベル平和賞受賞団体である日本被団協の活動を紹介するノーベル平和賞洋上特別展「A Message to Humanity」を実施します。この洋上特別展の就航クルーズとなるピースボート地球一周の船旅 Voyage120の出航に先立ち、4月22日にパシフィック・ワールド号内で、オープニングセレモニーを開催しました。
- プロジェクト: おりづるプロジェクト
- クルーズ: 地球一周の船旅 Voyage120
船
2025.4.22
2025.5.11
ピースボートとノルウェーのノーベル平和センターは提携協定を結び、2024年のノーベル平和賞受賞団体である日本被団協の活動を紹介するノーベル平和賞洋上特別展「A Message to Humanity」を実施します。この洋上特別展の就航クルーズとなるピースボート地球一周の船旅 Voyage120の出航に先立ち、4月22日にパシフィック・ワールド号内で、オープニングセレモニーを開催しました。

ノーベル平和賞洋上特別展の一部
セレモニーには、展示の準備のために来日したノーベル平和センターのキム・レクステン・グルンネベルグさん(広報ディレクター)とアスレ・オルセンさん(学芸員)のほか、日本被団協からは和田征子さん(事務局次長)、展示の中で被写体となった日本被団協の神奈川県組織である神奈川県原爆被災者の会の福島富子さん(副会長)も参加されました。

ノーベル平和賞洋上特別展の一部
ノーベル平和センターのキム・レクステン・グルンネベルグさんは、戦争や紛争の続く世界で、日本被団協がノーベル平和賞を受賞した意義を改めて伝えつつ、展示を通して船で世界の人々にその共感を広げていくことの希望を語りました。

ノーベル平和賞洋上特別展の一部
日本被団協の和田征子事務局次長は、展示の写真に写っている被爆者の人たちが、誰も笑っておらず、悲しさや怒りに満ちている表情であることを強調しました。展示を通じて、被爆の実相を伝えたいという被爆者一人一人のそうした思いを世界に届けることで、戦争がない社会をつくる力にしたいと訴えました。

ノーベル平和賞洋上特別展を見る参加者
4月23日から世界に向けて出航するVoyage120では、被爆者の方たちにも乗船いただき、展示と合わせた各地での証言会を実施します。核戦争さえ起こりかねない世界情勢のなか、被爆の実相を届ける活動にご注目ください。
掲載記事
- 4月9日・PR TIMES ピースボートとノーベル平和センターが提携、日本被団協のノーベル平和賞洋上特別展が船内に
- 4月22日・NHK 世界各地めぐる客船で被団協の企画展 航海前に横浜港で開会式
- 4月23日・毎日新聞 日本被団協:非核の願い世界一周 洋上で被団協活動紹介
- 4月23日・朝日新聞(神奈川面) 日本被団協の姿、写真が語る ピースボートでの特別展18カ国へ
- 4月28日・毎日新聞 被爆の実相伝える洋上展 ピースボート
4月25日・産経新聞(紙面) ピースボートとノーベル平和センター クルーズ中の客船で洋上展