世界190カ国で被爆証言会:第28〜30回を開催しました(チリ、オーストラリア)

プロジェクト:おりづるプロジェクト
世界190カ国で被爆証言会:第28〜30回を開催しました(チリ、オーストラリア)
2021年7月8日現在、26カ国で35回、累計2394人の方に証言を届けました。
被爆者に残された時間は限られています。私たちは今、なるべく多くの被爆者の方々に世界に向けて語っていただきたいし、そのための場を1つでも多く作っていきたいと思い、「おりづるプロジェクト・オンライン」として、全世界190カ国でオンラインを中心にした被爆証言会を実施しています。

チリに住む日系人として、学ぶことがたくさんある

世界190カ国で被爆証言会:第28〜30回を開催しました(チリ、オーストラリア)
第28回目の証言会は、チリのバルパライソ日系人協会主催し、約60人が参加しました。

証言してくださったのは、1929年東京に生まれ、16歳のとき広島で被爆された服部道子さん。

「あの日のことは一度も忘れたことがありません。

私は、91歳までも命を授かって生きながらえていることの申し訳なさと罪悪感すら感じて生きてきました。

使命と思いながらあの日の本当の体験談を、あの手この手と工夫しながら一人でも多くの人々に伝えたいと継承活動に励んでおります。」

と語りました。

「語る勇気と聞く勇気、それが世界を変える」

世界190カ国で被爆証言会:第28〜30回を開催しました(チリ、オーストラリア)
2021年6月2日、第29回目と30回目のオンライン証言会は、オーストラリアのタスマニア島にあるラトローブ高校の生徒に向けて開催しました。

2クラス合わせて約120名の生徒が参加しました。

主催者のジェン先生は、私たちが生で被爆証言を聞くことのできる最後の世代であること、この貴重な機会に感謝すると話して授業を始めました。

証言をして下さったのは坂下紀子さん。

お話の後「被爆した経験はその後の人生にどのような影響を与えましたか?」と学生たちから質問がありました。

2歳で被爆した坂下さんは、物心ついたときから被爆者として生きてきました。

被爆者はなまけもの、体がだるくて集中力がないという差別を受けたり、奇形児を生むことを心配され就職や結婚が難しいことがあったそうです。

「被爆するといつ原爆症を発症するかわかりません。被爆者は目に見えない恐怖と死ぬまで闘っています。

被爆者の抱える恐怖は、年をとっても死ぬまで終わりません」

と坂下さんは伝えました。

【ご参加とご協力を歓迎します】

世界190カ国で被爆証言会:第28〜30回を開催しました(チリ、オーストラリア)
このプロジェクトを実施し目標を達成するためには、多くの皆さんの力を合わせる必要があります。
証言者としてはこれまでにピースボートに乗船された被爆者の方々を、また、企画や通訳としてはピースボートのスタッフやボランティアを想定しています。
各国での受け入れは、ピースボートが過去数十年にわたり各国で築いてきた幅広いパートナーや、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)その他の国際NGOネットワークを通じて行う予定です。

それ以外にも、(1)証言者になってくださる被爆者の方、(2)通訳や言語面でお手伝いしてくださる方、(3)諸外国で被爆証言会の受け入れ先を紹介していただける方、(4)その他の形でこのプロジェクトを支えてくださる方(財政的なご支援も歓迎です。以下の欄をご覧ください)がいらっしゃいましたら、どうぞピースボート事務局までご連絡ください。

◆ピースボート事務局(「おりづるプロジェクト担当」宛)
pbglobal◎peaceboat.gr.jp (◎を@にかえてメールしてください)
または「お問い合わせ」ボタンから

【支援金をお願いしています】

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このプロジェクトを成功させていくためには、企画、折衝、実施、通信などに多大な費用が必要です。皆さまからの支援金をお願いします。

◆支援金の送り先

郵便振替口座 00180-3-177458
加入者名 ピースボート
(通信欄に「ヒバクシャ」とお書きください)

ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店
当座 0177458
口座名義 ピースボート
(振込依頼人名の前に「ヒバクシャ」と入力してください)

クレジットカードでの支援金もうけたまわっています。以下のリンクをご覧ください。

詳しくは

おりづるプロジェクトのブログで、詳しい報告をご覧いただけます。

インフォメーション

活動について
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