世界190カ国で被爆証言会:第25〜27回を開催しました(マーシャル諸島、ベネズエラ、ドイツ)
2021年6月24日現在、24カ国で32回、累計2276人の方に証言を届けました。
被爆者に残された時間は限られています。私たちは今、なるべく多くの被爆者の方々に世界に向けて語っていただきたいし、そのための場を1つでも多く作っていきたいと思い、「おりづるプロジェクト・オンライン」として、全世界190カ国でオンラインを中心にした被爆証言会を実施しています。
被爆者に残された時間は限られています。私たちは今、なるべく多くの被爆者の方々に世界に向けて語っていただきたいし、そのための場を1つでも多く作っていきたいと思い、「おりづるプロジェクト・オンライン」として、全世界190カ国でオンラインを中心にした被爆証言会を実施しています。
- プロジェクト: おりづるプロジェクト
INFO
2021.7.17
2023.2.27
2021年6月24日現在、24カ国で32回、累計2276人の方に証言を届けました。
被爆者に残された時間は限られています。私たちは今、なるべく多くの被爆者の方々に世界に向けて語っていただきたいし、そのための場を1つでも多く作っていきたいと思い、「おりづるプロジェクト・オンライン」として、全世界190カ国でオンラインを中心にした被爆証言会を実施しています。
被爆者に残された時間は限られています。私たちは今、なるべく多くの被爆者の方々に世界に向けて語っていただきたいし、そのための場を1つでも多く作っていきたいと思い、「おりづるプロジェクト・オンライン」として、全世界190カ国でオンラインを中心にした被爆証言会を実施しています。
核の被害を受けたマーシャルと日本、協力できることは
4月30日、第25回目のオンライン証言会を行いました。
参加してくれたのはフィジー在住のマーシャル諸島出身の学生で構成される団体MISA(Marshall Islands Student Association:マーシャル諸島学生団体)皆さん。
長期にわたって核実験が行われた地域の方々の視点を交えて、核兵器の現状や課題について考えました。
今回の証言者は三宅信雄さんでした。証言映像を見てから、三宅さんはマーシャル諸島で行われた核実験についても言及しました。
今年1月に核兵器禁止条約が発効しましたが、そこに至るまでには、マーシャル諸島の核実験がきっかけで日本で始まった原水爆禁止運動の流れがあり、この運動を絶やさず、これからも続けて欲しいという三宅さんの思いが伝るお話でした。
参加者からは、「日本は核兵器禁止条約に批准していないが、それはどうしてか知りたい。マーシャル諸島もアメリカとの関係があってできていない」といった声もあがりました。
参加してくれたのはフィジー在住のマーシャル諸島出身の学生で構成される団体MISA(Marshall Islands Student Association:マーシャル諸島学生団体)皆さん。
長期にわたって核実験が行われた地域の方々の視点を交えて、核兵器の現状や課題について考えました。
今回の証言者は三宅信雄さんでした。証言映像を見てから、三宅さんはマーシャル諸島で行われた核実験についても言及しました。
今年1月に核兵器禁止条約が発効しましたが、そこに至るまでには、マーシャル諸島の核実験がきっかけで日本で始まった原水爆禁止運動の流れがあり、この運動を絶やさず、これからも続けて欲しいという三宅さんの思いが伝るお話でした。
参加者からは、「日本は核兵器禁止条約に批准していないが、それはどうしてか知りたい。マーシャル諸島もアメリカとの関係があってできていない」といった声もあがりました。
ベネズエラ・ラグアイラ市長の言葉が、証言を始めるきっかけ
2021年5月7日ピースボートの「おりづるプロジェクト・オンライン」第26回目の証言会は、ベネズエラで開催しました。
約20名の参加者に向けて、外務省アジア中東オセアニア副大臣、カパヤ・ロドリゲス大使から挨拶を頂き、以下のような言葉をうけて参加者が一つになりました。
「今回のような核兵器廃絶を訴える運動を、私たちもサポートしたいと考えています。もちろん、1月22日に発効した核兵器禁止条約にも取り組んでいます。そして、証言者たちの勇気ある努力に、ベネズエラを代表して心から感謝し、私たちの大統領を含む国民からの愛と友情を送ります。私たちもそれに答え、達成に向けて旗を振っていきましょう。」
被爆証言をしてくださった田中稔子さんは、ピースボートの船旅でベネズエラを訪れた時、ラグアイラ市長に「1945年に広島で何が起こったか世界に話すことは、生き残ったあなたの責任だ。」と言われたのがきっかけで、証言活動をはじめたそうです。
約20名の参加者に向けて、外務省アジア中東オセアニア副大臣、カパヤ・ロドリゲス大使から挨拶を頂き、以下のような言葉をうけて参加者が一つになりました。
「今回のような核兵器廃絶を訴える運動を、私たちもサポートしたいと考えています。もちろん、1月22日に発効した核兵器禁止条約にも取り組んでいます。そして、証言者たちの勇気ある努力に、ベネズエラを代表して心から感謝し、私たちの大統領を含む国民からの愛と友情を送ります。私たちもそれに答え、達成に向けて旗を振っていきましょう。」
被爆証言をしてくださった田中稔子さんは、ピースボートの船旅でベネズエラを訪れた時、ラグアイラ市長に「1945年に広島で何が起こったか世界に話すことは、生き残ったあなたの責任だ。」と言われたのがきっかけで、証言活動をはじめたそうです。
新しい証言の形 ~自分事として考える~
5月29日、ドイツ在住の日本の方に向けて、第27回目のオンライン証言会を開催しました。
今回の証言者は、千葉県で腹話術での証言を行なっている小谷孝子さんと相棒のあっちゃん。
そして、同じく千葉県に住む被爆者の中村紘さんがクイズ形式で原子力爆弾のこと、そしてご自身の体験を語ってくださいました。
主催者であり進行役も務めてくれたのは、ドイツのブラウンシュバイク美術大学で映画を専攻しながら、日本とドイツで映像制作を続けている国本隆史さん。
大学時代、原爆を体験した方に会い親交を深めた経験があります。
また、パートナーのフラウケ・アーントさんと共に、なんと第一回おりづるプロジェクトにそれぞれ記録映像担当、通訳として参加したメンバーです。
今回は海外に住む方にも貴重な経験を提供したいとの思いで、この証言会を企画してくれました。
そんな国本さんののおかげで温かい雰囲気と会となりました。
今回の証言者は、千葉県で腹話術での証言を行なっている小谷孝子さんと相棒のあっちゃん。
そして、同じく千葉県に住む被爆者の中村紘さんがクイズ形式で原子力爆弾のこと、そしてご自身の体験を語ってくださいました。
主催者であり進行役も務めてくれたのは、ドイツのブラウンシュバイク美術大学で映画を専攻しながら、日本とドイツで映像制作を続けている国本隆史さん。
大学時代、原爆を体験した方に会い親交を深めた経験があります。
また、パートナーのフラウケ・アーントさんと共に、なんと第一回おりづるプロジェクトにそれぞれ記録映像担当、通訳として参加したメンバーです。
今回は海外に住む方にも貴重な経験を提供したいとの思いで、この証言会を企画してくれました。
そんな国本さんののおかげで温かい雰囲気と会となりました。
【ご参加とご協力を歓迎します】
各国での受け入れは、ピースボートが過去数十年にわたり各国で築いてきた幅広いパートナーや、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)その他の国際NGOネットワークを通じて行っています。
それ以外にも、(1)証言者になってくださる被爆者の方、(2)通訳や言語面でお手伝いしてくださる方、(3)諸外国で被爆証言会の受け入れ先を紹介していただける方、(4)その他の形でこのプロジェクトを支えてくださる方(財政的なご支援も歓迎です。以下の欄をご覧ください)がいらっしゃいましたら、どうぞピースボート事務局までご連絡ください。
◆ピースボート事務局(「おりづるプロジェクト担当」宛)
pbglobal◎peaceboat.gr.jp (◎を@にかえてメールしてください)
または「お問い合わせ」ボタンから
それ以外にも、(1)証言者になってくださる被爆者の方、(2)通訳や言語面でお手伝いしてくださる方、(3)諸外国で被爆証言会の受け入れ先を紹介していただける方、(4)その他の形でこのプロジェクトを支えてくださる方(財政的なご支援も歓迎です。以下の欄をご覧ください)がいらっしゃいましたら、どうぞピースボート事務局までご連絡ください。
◆ピースボート事務局(「おりづるプロジェクト担当」宛)
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【支援金をお願いしています】
このプロジェクトを成功させていくためには、企画、折衝、実施、通信などに多大な費用が必要です。皆さまからの支援金をお願いします。
◆支援金の送り先
郵便振替口座 00180-3-177458
加入者名 ピースボート
(通信欄に「ヒバクシャ」とお書きください)
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店
当座 0177458
口座名義 ピースボート
(振込依頼人名の前に「ヒバクシャ」と入力してください)
クレジットカードでの支援金もうけたまわっています。以下のリンクをご覧ください。
◆支援金の送り先
郵便振替口座 00180-3-177458
加入者名 ピースボート
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当座 0177458
口座名義 ピースボート
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詳しくは
おりづるプロジェクトのブログで、詳しい報告をご覧いただけます。