平和と対話のための多様な市民社会の声〜ウランバートル・プロセス第3回会合が開催されました
2017年8月29~30日、武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ (GPPAC)の東北アジア事務局は、東北アジアの平和と安全のための市民社会対話「ウランバートル・プロセス」の第3回会合をモンゴルの首都ウランバートルで開催しました。
- プロジェクト: 紛争予防(GPPAC)
- 寄港地エリア: アジア
- 関連キーワード: 国際協力 / 紛争
INFO
2017.12.21
2019.3.26
2017年8月29~30日、武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ (GPPAC)の東北アジア事務局は、東北アジアの平和と安全のための市民社会対話「ウランバートル・プロセス」の第3回会合をモンゴルの首都ウランバートルで開催しました。
武力紛争の予防へ向けて
ピースボートが深く関わるプロジェクトの一つに、GPPAC (ジーパック)があります。
GPPACとは、Global Partnership for the Prevention of Armed Conflictの略称で、世界的なNGOネットワーク「武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ」をさします。
取り組みとして、紛争予防や平和構築に関する国際的な世論形成と政策提言を行っています。
GPPACは、世界15の地域プロセスに分かれ、それぞれの地域で「アジェンダ(課題)」を設け、行動計画を立てながら活動に取り組んでいます。
GPPACの事務局本部はオランダのハーグにあります。ピースボートは2002年以来、GPPAC東北アジア地域プロセスの事務局を担当しています。
GPPACとは、Global Partnership for the Prevention of Armed Conflictの略称で、世界的なNGOネットワーク「武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ」をさします。
取り組みとして、紛争予防や平和構築に関する国際的な世論形成と政策提言を行っています。
GPPACは、世界15の地域プロセスに分かれ、それぞれの地域で「アジェンダ(課題)」を設け、行動計画を立てながら活動に取り組んでいます。
GPPACの事務局本部はオランダのハーグにあります。ピースボートは2002年以来、GPPAC東北アジア地域プロセスの事務局を担当しています。
「ウランバートル・プロセス」とは?
「ウランバートル・プロセス」はGPPACによって2015年に立ち上げられた市民の対話プラットフォームです。
東北アジアの平和と安全の促進を非政府・市民の側から支援していこうという目的で立ち上げられました。
具体的なテーマとしては、東北アジア非核兵器地帯の設置を含む、朝鮮半島の平和と安全の促進のための対話を進めています。
モンゴルの一国非核地帯としての地位を支えてきたNGO「ブルーバナー」がホスト役になり、GPPACの東北アジア事務局をつとめるピースボートと、オランダ・ハーグにあるGPPAC国際事務局が連携して実務的な準備を担っています。
東北アジアの平和と安全の促進を非政府・市民の側から支援していこうという目的で立ち上げられました。
具体的なテーマとしては、東北アジア非核兵器地帯の設置を含む、朝鮮半島の平和と安全の促進のための対話を進めています。
モンゴルの一国非核地帯としての地位を支えてきたNGO「ブルーバナー」がホスト役になり、GPPACの東北アジア事務局をつとめるピースボートと、オランダ・ハーグにあるGPPAC国際事務局が連携して実務的な準備を担っています。
第三回会合では何が行われたのか
毎年行われるウランバートル・プロセスの会合の主な目的は東北アジアでの平和・安定性を作るための条件を決めたり、市民社会が対話・交流を通してこの目標に貢献できるような場を提供するためです。
第三回会合は2017年8月29〜30日に行われました。現在の東北アジアの実態、特に朝鮮半島での危機的状況について、市民社会がオープンに話すことができる場となりました。
中国、日本、モンゴル、北朝鮮、韓国、ロシア、米国などから参加者は集まり、市民社会の視点から現在の緊張を緩和するための対話・平和的解決の重要性を強調しました。
第三回会合は2017年8月29〜30日に行われました。現在の東北アジアの実態、特に朝鮮半島での危機的状況について、市民社会がオープンに話すことができる場となりました。
中国、日本、モンゴル、北朝鮮、韓国、ロシア、米国などから参加者は集まり、市民社会の視点から現在の緊張を緩和するための対話・平和的解決の重要性を強調しました。
関連リンク
ウランバートル・プロセス第3回会合で発表された書籍『Reflections on Peace and Security in Northeast Asia - Perspectives from the Ulaanbaatar Process』(2017.8)は以下のリンクからご覧になれます。