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英語で学ぶ!ピースボート地球大学「特別プログラム」とは

英語で学ぶ!ピースボート地球大学「特別プログラム」とは
ピースボート地球大学・特別プログラムは「地球一周の船旅」を活用した短期集中型の英語でおこなう平和教育プログラムです。訪れる港での現場体験と洋上ゼミを組み合わせ、地球規模の問題を自分の問題として考える視点を養い、理解を深めていきます。専門知識を武器に、現場の声を確実にひろいながら、思いやり(empathy)と情熱(passion)をもって地球規模の課題を解決に導ける人材、先の見えない社会を牽引していく未来のリーダーを育成します。平和を築く当事者としてNGO・NPOや国際機関、地域活動など、さまざまな領域で活躍したい若者が、必要な知識や経験、行動力を身につけ、世界にはばたくことを目的としています。
INFO
ピースボート地球大学・特別プログラムは「地球一周の船旅」を活用した短期集中型の英語でおこなう平和教育プログラムです。訪れる港での現場体験と洋上ゼミを組み合わせ、地球規模の問題を自分の問題として考える視点を養い、理解を深めていきます。専門知識を武器に、現場の声を確実にひろいながら、思いやり(empathy)と情熱(passion)をもって地球規模の課題を解決に導ける人材、先の見えない社会を牽引していく未来のリーダーを育成します。平和を築く当事者としてNGO・NPOや国際機関、地域活動など、さまざまな領域で活躍したい若者が、必要な知識や経験、行動力を身につけ、世界にはばたくことを目的としています。

プログラムの特徴

英語で学ぶ!ピースボート地球大学「特別プログラム」とは
1.多様性を知る!
地球大学特別プログラムには世界各国から参加者が集まります。バックグラウンドや専門の違う参加者と経験や意見を交わすことで、物事にはいくつもの見方があることを知り、様々な視点を比較・統合していく力を養います。2014年に初めて実施して以来、日本・韓国・中国・スリランカ・フィリピン・ミャンマー(ビルマ)・インド・ネパール・アメリカ合衆国など、世界中から学生やNGO職員が参加しています。

2.英語を使う!
語学は学びのツールです。英語「を」学ぶのではなく英語「で」学ぶのが地球大学特別プログラム。ディスカッションやプレゼンテーションも行います。各地のアクセントに触れながら、グローバルコミュニケーションの力を鍛えます。

3.現地に学ぶ!(エクスポージャー)
エクスポージャー(現地実習)を通して平和や人権、環境問題を検証し、現地に暮らす人々とともに解決策を考えます。「かわいそう・・・」から「私が変える!」に変わる。それが平和な社会を築く当事者への第一歩です。

<これまで実施したエクスポージャーの一例>
●厦門(中国):マングローブ植林体験と地元の小学生へ環境教育の授業の実践
●基隆(台湾):アミ族との交流と都市化が与える先住民族の暮らしへの影響についてのディスカッション
●セブ(フィリピン):大型台風による被害と地域復興の取り組みについての聞き取り
●シンガポール:移住労働者の体験談と支援団体による移住労働者の居住・労働環境を学ぶウォーキングツアー
●シェムリアップ&プノンペン(カンボジア):キリングフィールドの見学、地雷撤去の現場の視察、義足づくりを学ぶ学生との交流
●ムンバイ(インド):スラム街・ダラビの視察と教育分野の支援団体との交流

船ならではの新しい学びの形:体験型・問題解決型学習

英語で学ぶ!ピースボート地球大学「特別プログラム」とは
船の上は国境のない自由な言論空間です。このユニークな環境をいかし、地球大学では通常の教育の現場ではなかなか取り入れられない手法を多く実践しています。

たとえば、シナリオ・ワークショップでは、国籍やバックグラウンドの異なる学生が、グループごとに未来のビジョンをえがきます。そして30年後、50年後のアジアや世界がどうなっているかをともに考えます。課題発掘・問題解決ワークショップでは、船内環境における「課題」を学生らが自ら探し出し、当事者らと折衝を重ねながら課題を解決に導きます。このような参加実践型のプログラムを通じて、アジアの未来を具体的に考え、人間の安全保障を実現するためにどのような地域レベル・国際レベルでの取り組みができるのかを考える力を養います。

また、多国籍の約1000名がともに旅をする船という場を活かし、船旅の参加者に向けたアクションもおこないます。ワークショップ、アンケート調査、ポスター展示、募金活動など企画・立案から実施までを体験し、実践の中で「伝える」手法を身につけます。

これまでのプログラム

英語で学ぶ!ピースボート地球大学「特別プログラム」とは
クルーズごとに特定のテーマを設定し、学んでいきます。
国内外からそれぞれのテーマに関する専門家を「ナビゲーター(進行役)」として船に招きます。

◆第6回◆ともに築くアジアの平和(2018年)
2018年8月31日〜9月18日
ナビゲーター:ジョン・ジー[フリーランスライター]、ファウジア・ハサン[医師・人道活動家]、伊勢崎賢治[東京外国語大学教授]
エクスポージャー:広島、厦門、シンガポール、シェムリアップ、プノンペン
サブテーマ:
・平和 § ネバーアゲイン:未来の世代のために立ち上がる
・持続可能性 § 持続可能な開発へと舵をきる
・包摂性 § 誰一人取り残さない社会を築く
・公正 § 信頼を取り戻す

◆第5回◆平和で包摂的な社会をつくる(2017年)
2017年8月10日〜8月28日
ナビゲーター:忍足謙朗[国連食糧計画(WFP)元アジア地域局長]、キン・オーンマー[民主化・人権運動家]、リー・クワン・ブン[シンガポール国連協会副会長]
エクスポージャー:東京、厦門、シンガポール、ヤンゴン
サブテーマ:
・経済成長の闇に目を向ける
・持続可能性を実践する:自分たちでつくる未来
・多様性で社会を強くする
・紛争の連鎖を断ち切り「つながり」を大切にする社会へ

◆第4回◆人道的軍縮、国際法、国連〜新たなアプローチへ〜(2016年)
2016年10月4日〜10月21日
ナビゲーター:ランディ・ライデル[元国連軍縮局上級政務官・平和首長会議顧問]、武者小路公秀[元国連大学副学長・反差別国際運動副理事長]
エクスポージャー:ハーグ、レイキャビク、ニューヨーク
サブテーマ:
・兵器がもたらす人道上の被害と向き合う
・兵器を禁止する:歴史に学ぶ成功への鍵
・国際法と国連のしくみを理解する
・『人道的軍縮へのアクション』を考える

◆第3回◆人間の安全保障へ 課題の解決策を探る(2016年)
2016年8月15日〜8月29日(月)
ナビゲーター: 金敬黙[早稲田大学教授]、忍足謙朗[国連食糧計画(WFP )元アジア地域局長]
エクスポージャー:東京、基隆、シンガポール
サブテーマ:
・人間の安全保障を多角的に捉える
・人間の安全保障を阻むもの
・スキルアップゼミ:アクションへの第一歩

◆第2回◆アジア共通の『人間の安全保障』は可能か(2015年)
2015年8月19日〜9月9日
ナビゲーター:金敬黙[中京大学教授]、李起豪[韓信大学校教授]、ラリータ・ラムダス[教育家・活動家]
エクスポージャー:東京、セブ、シンガポール、ムンバイ
サブテーマ:
・国家の安全保障、人間の安全保障、共通の安全保障
・国家の安定と紛争サイクルからの脱却
・移民国家と人間を安全保障
・新興国における人間の安全保障
・アジア共通の人間の安全保障に向けて

◆第1回◆多民族アジアにおける社会の結束(2014年)
2014年10月3日〜10月14日
ナビゲーター:マリオ・ゴメス[人権弁護士・コロンボ大学教授]
エクスポージャー:コロンボ、シンガポール、プノンペン
サブテーマ:
・紛争後の社会の復興と社会の結束
・紛争を起こさせない社会へ
・グローバル化と多民族主義
・正義、和解、そして平和構築へ

提携大学・団体

国内外の大学と提携や協力関係を結び、単位認定や奨学金の補助など、ネットワーク強化に努めています。

●東京外国語大学の「コンフリクト耐性」育成プロジェクトのスタディツアーとして採択(2014年度-)
●東京大学GEfILプロジェクトの奨学金付き海外サマープログラムとして採択(2015年度-)
●その他これまで慶熙大学校(韓国)、韓信大学校(韓国)、中国外交学院(中国)、ジャワハルラール・ネルー大学(インド)などからも学生が参加
●シンガポール国立大学のリークワンユー公共政策大学院での移民政策に関するシンポジウムに参加
●王立法経大学(カンボジア)名古屋大学日本法教育研究センターで開催されたシンポジウムへの参加

また、協定を結んだいくつかの財団が、自国の若者を対象にプログラム参加費用への奨学金を提供しています。
●Lung Yingtai Cultural Foundation(台湾)
●The Brunei Project(ブルネイ・ダルサラーム)

参加者の声

英語で学ぶ!ピースボート地球大学「特別プログラム」とは
「大学では日本人のみと勉強するので、日本人の意見しか知ることができません。でもこのプログラムでは、スリランカ人、ミャンマー人、フィリピン人、そしてアジア各地の人々の声を聞くことができました。紛争をはじめ、アジアで起こっているそのほかの問題について学ぶのにとても有効な方法だとおもいます。また、実際にそれが起こっている現場を訪れることができる点も、ほかと違う学び方です」(東京外国語大学、日本)

「このプログラムに参加して、私の貢献は社会にとって大切なことなのだと気づきました。ピースボート地球大学は若者にとって、ネットワーク作りの場、多文化環境の経験、そして何より、様々な違う視点から人生を理解するためのすばらしいプラットフォームです」(トリブバン大学、ネパール)

「実際に場所を見て、現実の世界と学校で毎日読む教科書とはどれほど違うのかと学びました。世界を変えていくために直接的に行動を起こしていくモチベーションをもらいました」(韓国)

「世界中から集まった乗船客、そしてスタッフを含めた船自体が、世界史を様々な観点から顧みることができる、とてもユニークな海に浮かぶ国際的コミュニティをつくりあげていました」(デリー大学、インド)

「ピースボートの洋上では、私たちは自由ですーー国境はなく、あなたの思想を制限したり発言を検閲する人はいない。思想の自由があり、そうして生まれた新しい想像や思想は、私たちの将来の仕事に本当に役立つものです」(Equality Myanmar、ミャンマー)



Peace Boat Global University from Peace Boat on Vimeo.

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