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地球大学特別プログラムの卒業生が国連専門家諮問グループのメンバーに抜擢されました

地球大学特別プログラムの卒業生が国連専門家諮問グループのメンバーに抜擢されました
テブニさん(左)とピースボートの川崎哲。ピースボートにニューヨーク事務所にて
2014年の10月に行われた地球大学特別プログラムにスリランカから参加したテブニ・コティガラ(Thevuni Kotigala)さんが、潘基文国連事務総長が新たに設置した「青年・平和・安全に関する調査研究のための専門家諮問グループ」のメンバーに選ばれました。
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テブニさん(左)とピースボートの川崎哲。ピースボートにニューヨーク事務所にて
2014年の10月に行われた地球大学特別プログラムにスリランカから参加したテブニ・コティガラ(Thevuni Kotigala)さんが、潘基文国連事務総長が新たに設置した「青年・平和・安全に関する調査研究のための専門家諮問グループ」のメンバーに選ばれました。

世界の紛争を若い力で食い止める

「青年・平和・安全に関する調査研究のための専門家諮問グループ」とは、昨年2015年に国連安全保障理事会が採択した「青年・平和・安全に関する決議」(国連決議2250)によって定められたものです。世界ではいまだ紛争が絶えず、また急進主義や武力・暴力を伴う過激主義は広まる一方です。そのような傾向を食い止めるために、各国のユースと協力して、紛争予防と解決のしくみを提案しようというのがこの決議の目指すものです。

地球大学特別プログラムの卒業生が国連専門家諮問グループのメンバーに抜擢されました
テブニさんが参加した2014年の地球大学特別プログラムの様子。
テブニさんは2009年まで続いたスリランカ内戦の体験をもとに、Sri Lanka Unitesという団体の一員となり、異なる宗教を信じる若者の間に再び憎しみが生まれることのないよう、様々な対話の場を作りだす活動に長年関わっていました。今後は、テブニさんを始め、これまで各国でNGOなどの活動を通して地道な平和活動を続けてきた若者たちが、国際機関や各国政府が行う和平交渉や平和構築の取り組みに助言していくことになります。

「ピースボートで得た知識と自信が今の自分につながっている。地球大学は人生の転機でした」テブニさんは、現在の活動と特別地球大学のつながりをこのように話します。

「自分たちの将来を自分たちで話し合い作っていく」。このようなエネルギッシュな若者を応援するべく、地球大学では今後も持続可能で平和な地球社会のためにアクションを起こせる人材を輩出していきたいと考えています。

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