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多くの市民が九州電力本社前に集まり、原発再稼働に対する声を届けました

多くの市民が九州電力本社前に集まり、原発再稼働に対する声を届けました
九州電力本社前で再稼働反対の声を船旅の参加者とともに上げる飯田哲也・環境エネルギー政策研究所所長(右)
被爆70年を迎えた今年、ピースボートと韓国の環境財団は第8回目の日韓クルーズPEACE&GREEN BOAT 2015を実施しました。8月10日、この船旅の最終寄港地である博多で、多くの参加者が川内原発の再稼働に抗議するため九州電力本社前に集まりました。この様子は8月10日付の毎日新聞で「川内原発:再稼動反対 九電本社前の集会に100人参加」と題して報じられました。
九州電力本社前で再稼働反対の声を船旅の参加者とともに上げる飯田哲也・環境エネルギー政策研究所所長(右)
被爆70年を迎えた今年、ピースボートと韓国の環境財団は第8回目の日韓クルーズPEACE&GREEN BOAT 2015を実施しました。8月10日、この船旅の最終寄港地である博多で、多くの参加者が川内原発の再稼働に抗議するため九州電力本社前に集まりました。この様子は8月10日付の毎日新聞で「川内原発:再稼動反対 九電本社前の集会に100人参加」と題して報じられました。
この行動にさきがけて、ピースボート、そしてPEACE & GREEN BOAT 2015として、以下のような呼びかけを行いました。

* * *

「8/10 全国の市民が集まり九州電力に不安を訴える」

2011年3月11日に福島で起きた壊滅的な原発事故は、現在も進行中であり、事態は絶えず変化していて、解決にはほど遠い状況です。高放射線量地域に住む約200万人の住民は、現在もこの事故による影響を受け続けています。また、環境汚染の広がりは、一国内の問題としてとどまらず、世界に影響する問題です。

事故から4年経った現在も、被災者は誰一人として恒久的な再定住に関して公式な支援を受けていません。そして、この問題を起こした責任者である東京電力の誰一人として事故の責任は取っていません。

ほんとうに多くの市民が反対しているなか、九州電力は川内原発の再稼働を進めています。
九州電力の社長を含む取締役全員及び株主にあて、事故が起きた時に責任を取る覚悟があるのか、起きた場合はどのような責任を取るのか?地元の市民団体を中心に、全国から集まる市民が九州電力本社に向けて不安の声を伝えます。

【日時】
8月10 日(月)9:45~ 
【場所】
九州電力本社前
【参加予定者】
吉岡達也(ピースボート共同代表)/ チェ・ヨル(韓国環境財団代表)
飯田哲也(ISEP所長)/ 上原公子(脱原発をめざす首長会議事務局長)
前田哲男(軍事ジャーナリスト)/ エドゥアルド・ロテ(国際ジャーナリスト)
原発とめよう!九電本店前ひろば玄海原発対策住民会議
原発なくそう!九州玄海訴訟原告団
玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
第8回日韓クルーズ「PEACE&GREEN BOAT 2015」参加者 有志

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PEACE&GREEN BOAT2015の参加者である日韓市民が訪れ抗議に参加した九州電力前では、飯田哲也さんや上原公子さん、ピースボートからは吉岡達也と野平晋作がリレートークに参加し、それぞれの立場から再稼働反対と脱原発を訴えました。また、参加者はこのあと、現在も原発によって支えられる玄海町を訪れ、原発の影響力と危険性を確認しました。

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