「ガザを見捨てない!野菜を届けようキャンペーン」第二弾&第三弾・完了報告 さらなる支援継続のため、緊急募金にご協力ください

パレスチナのガザ地区および西岸地区では、イスラエル軍の侵攻や軍事封鎖、占領などにより、多くの人々が厳しい状況に置かれています。特に、23年10月以降、激しい攻撃が続いていたガザ地区では、攻撃による犠牲者の増加に加えて、食糧不足が深刻化しました。25年8月には、国連機関や人道支援団体は、ガザ北部を中心に壊滅的な飢饉が起きていると報告しました。
- プロジェクト: パレスチナ・中東
INFO
2025.12.2
2025.12.2
パレスチナのガザ地区および西岸地区では、イスラエル軍の侵攻や軍事封鎖、占領などにより、多くの人々が厳しい状況に置かれています。特に、23年10月以降、激しい攻撃が続いていたガザ地区では、攻撃による犠牲者の増加に加えて、食糧不足が深刻化しました。25年8月には、国連機関や人道支援団体は、ガザ北部を中心に壊滅的な飢饉が起きていると報告しました。
25年10月にはガザ地区で停戦が発行しましたが、物資の搬入はまったく不十分で、イスラエル軍の攻撃による犠牲者も出ています。ガザの人々の危機的な状況は、改善されていません。
ピースーボートはこの間、募金活動を通じて、ガザ地区、および西岸地区の支援を行ってきました。この記事では、支援の第2弾と第3弾の報告をお伝えしつつ、厳しい冬を迎えたいま、緊急の追加の支援を呼びかけます。(24年12月に実施した第一弾の支援については、下記のリンクをご覧ください)。
ピースーボートはこの間、募金活動を通じて、ガザ地区、および西岸地区の支援を行ってきました。この記事では、支援の第2弾と第3弾の報告をお伝えしつつ、厳しい冬を迎えたいま、緊急の追加の支援を呼びかけます。(24年12月に実施した第一弾の支援については、下記のリンクをご覧ください)。
第2弾:ガザ地区に食料パッケージ183個(2025年10月)

第2弾の支援として、2025年の春に、ガザの現地団体「国境なき青年団」へ15000USドルを送金しました。しかし、当時は一時停戦がイスラエル軍により破棄され(25年3月)、その後、物資の搬入が完全に停止された影響で、物資としての支援ができない状態になってしまいました。支援が可能になったのは、再度の停戦が実施された25年10月からのことです。
支援金を元に、ガザ南部の町であるハン・ユニス西部地域に避難中の家族や、支援が必要な家族を対象に、食料パッケージ183個を届けました。パッケージの内容は、生野菜および食品(料理用油、砂糖、缶詰など)です。なお、ガザの物価上昇により、前回より送った物資の量は少なくなりました。
支援金を元に、ガザ南部の町であるハン・ユニス西部地域に避難中の家族や、支援が必要な家族を対象に、食料パッケージ183個を届けました。パッケージの内容は、生野菜および食品(料理用油、砂糖、缶詰など)です。なお、ガザの物価上昇により、前回より送った物資の量は少なくなりました。
国境なき青年団からの報告メッセージ
ガザの受け入れ団体、国境なき青年団から届いたメッセージです。
「私たちの人道的かつ国家的な責務の一環として、ハン・ユニス西部地域に暮らす厳しい状況下の住民に寄り添うため、国境なき青年団は、ピースボートの支援を受けて、パレスチナ・ビジョンとの協力のもと、避難中の家族や支援を必要とする世帯への、食料パッケージ配布プロジェクトを実施しました。この活動は、困難な人道状況に直面している被災家庭の苦しみを和らげ、その基本的な生活ニーズを満たすための、私たちの継続的な努力の一部です。私たちは、助け合いと分かち合いこそが、より思いやりと結束に満ちた社会を築く土台になると信じています。この崇高な人道的取り組みが成功するよう、支援・協力し、手を差し伸べてくださったすべての皆さまに、心より感謝と敬意を表します。」
「私たちの人道的かつ国家的な責務の一環として、ハン・ユニス西部地域に暮らす厳しい状況下の住民に寄り添うため、国境なき青年団は、ピースボートの支援を受けて、パレスチナ・ビジョンとの協力のもと、避難中の家族や支援を必要とする世帯への、食料パッケージ配布プロジェクトを実施しました。この活動は、困難な人道状況に直面している被災家庭の苦しみを和らげ、その基本的な生活ニーズを満たすための、私たちの継続的な努力の一部です。私たちは、助け合いと分かち合いこそが、より思いやりと結束に満ちた社会を築く土台になると信じています。この崇高な人道的取り組みが成功するよう、支援・協力し、手を差し伸べてくださったすべての皆さまに、心より感謝と敬意を表します。」
第3弾:西岸地区に日用品クーポン483枚

ガザでの深刻な状況は続いていましたが、上記の通り、25年3月から10月にかけては、イスラエルが検問所を封鎖し、物資の搬入が完全にできなくなったこともあり、現地のパートナー団体と相談の上、もう一つのパレスチナ自治区であるヨルダン川西岸地区を支援することにしました。日本の報道ではあまり注目されませんが、ヨルダン川西岸地区でもイスラエル軍や入植者による攻撃が行われ、また、厳しい占領政策による人権侵害が続いています。
そこで集まった資金10,000USドルを元にして、2025年5月、西岸地区の北西部にある町、トゥルカルム近郊で日常用品購入用のクーポン(油、小麦粉、豆など)を、483世帯に渡しました。配布したのは、パレスチナ・ビジョンというエルサレムを拠点とするNGOです。
そこで集まった資金10,000USドルを元にして、2025年5月、西岸地区の北西部にある町、トゥルカルム近郊で日常用品購入用のクーポン(油、小麦粉、豆など)を、483世帯に渡しました。配布したのは、パレスチナ・ビジョンというエルサレムを拠点とするNGOです。
冬の寒さをしのげるテントの支援

ガザは今、厳しい寒さの冬を迎えています。夜は気温が下がり、4〜5℃になることもあります。そんな中で、ほとんどの家庭は住まいを破壊され、粗末な布を貼り合わせただけの擬似テントで震えています。雨が降ると、寝ているテントにも冷たい水が入り込んできます。
現地のパートナー団体からは、命を守るシェルターとしての、きちんとした冬用のテントが緊急に必要との要請が来ています。寒さがピークを迎える前に、一刻も早くテントを支援したいと考えています。引き続き、みなさまの暖かいご支援が必要とされています。
なお、報道では「停戦」と言われていますが、この2ヶ月近くで、イスラエル軍の攻撃により300人を超える犠牲者が出ています。現地の状況は平和とはほど遠い状態です。
ピースボートは、引き続き人道支援を行いながら、一人でも多くの人にガザのことを知っていただき、そして、根本的な解決としては国際人道法違反であるイスラエルによるパレスチナの占領を終わらせることも訴えていきます。みなさまのご支援をお願いいたします。寄付は、以下の郵便振替もしくはゆうちょ銀行からお願いいたします。
● 郵便振替 ●
00180-3-177458 ※下6桁は右ツメ
加入者名:ピースボート
※通信欄に「ガザ」とご記入ください。
● ゆうちょ銀行 ●
〇一九(ゼロイチキュウ)店
当座 177458
加入者名:ピースボート
※振込依頼人名の前に「ガザ」とご入力ください。
●クレジットカードによる寄付 ●
以下のボタンから、クレジットカードでの募金もうけたまわっております。
※クレジットカードでの募金は米ドル単位表記になっておりますのでご注意ください。
※コメント欄に「ガザ」とご記入ください。
現地のパートナー団体からは、命を守るシェルターとしての、きちんとした冬用のテントが緊急に必要との要請が来ています。寒さがピークを迎える前に、一刻も早くテントを支援したいと考えています。引き続き、みなさまの暖かいご支援が必要とされています。
なお、報道では「停戦」と言われていますが、この2ヶ月近くで、イスラエル軍の攻撃により300人を超える犠牲者が出ています。現地の状況は平和とはほど遠い状態です。
ピースボートは、引き続き人道支援を行いながら、一人でも多くの人にガザのことを知っていただき、そして、根本的な解決としては国際人道法違反であるイスラエルによるパレスチナの占領を終わらせることも訴えていきます。みなさまのご支援をお願いいたします。寄付は、以下の郵便振替もしくはゆうちょ銀行からお願いいたします。
● 郵便振替 ●
00180-3-177458 ※下6桁は右ツメ
加入者名:ピースボート
※通信欄に「ガザ」とご記入ください。
● ゆうちょ銀行 ●
〇一九(ゼロイチキュウ)店
当座 177458
加入者名:ピースボート
※振込依頼人名の前に「ガザ」とご入力ください。
●クレジットカードによる寄付 ●
以下のボタンから、クレジットカードでの募金もうけたまわっております。
※クレジットカードでの募金は米ドル単位表記になっておりますのでご注意ください。
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