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今こそ市民の行動を!大阪・関西万博で開催されたピースデーイベントに参加しました

今こそ市民の行動を!大阪・関西万博で開催されたピースデーイベントに参加しました
PEACE DAY 2025@大阪・関西万博でノーベル平和賞メダルを手にスピーチをする吉岡達也
9月21日は、国連が定めた「国際平和の日(通称:ピースデー)」です。世界中で一斉に争いをやめ、平和について考え行動する日とされています。2025年9月21日、ピースボートは大阪・関西万博内で行なわれた2つのピースデーイベントに登壇し、ピースボートの平和活動やSDGs推進活動について紹介しました。
INFO
PEACE DAY 2025@大阪・関西万博でノーベル平和賞メダルを手にスピーチをする吉岡達也
9月21日は、国連が定めた「国際平和の日(通称:ピースデー)」です。世界中で一斉に争いをやめ、平和について考え行動する日とされています。2025年9月21日、ピースボートは大阪・関西万博内で行なわれた2つのピースデーイベントに登壇し、ピースボートの平和活動やSDGs推進活動について紹介しました。

PEACE DAY 2025@大阪・関西万博

今こそ市民の行動を!大阪・関西万博で開催されたピースデーイベントに参加しました
シャインハットの前には世界の子どもたちの笑顔
EXPOホール「シャインハット」では「PEACE DAY 2025@大阪・関西万博」が開催されました。音楽ライブやトークセッション、映像芸術などを通じて、平和へのメッセージが発信されました。

ピースボート共同代表の吉岡達也も登壇し、ピースボートが国際運営団体を務め2017年にノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の活動と昨年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協との活動などを紹介しました。

「市民団体が平和に向けて具体的に取り組むことがノーベル平和賞に繋がりました。今、私たち市民が立ち上がり、平和を求めることが重要です」と語り、市民の行動によって平和を作ることができると強調しました。

そして、核兵器と並ぶ人類の危機、気候危機に対してピースボートが具体的にできることとして、世界一環境に優しい客船造りを目指すエコシッププロジェクトを紹介しました。
今こそ市民の行動を!大阪・関西万博で開催されたピースデーイベントに参加しました
川口翼さん(左)とピースボートスタッフの畠山澄子(右)
また、現在航海中のピースボート地球一周の船旅 Voyage121では、このイベントを主催するNPO法人PEACE DAYとピースボートが共同で「PEACE DAY MESSENGER」プロジェクトを行なっています。メッセンジャーとして乗船した若者が世界各地を訪れて人々と交流し、平和への想いを世界に発信しています。

ピースデーのイベントでは2万キロ近く離れた大西洋上のピースボートと会場をオンライン中継で繋ぎ、PEACE DAY MESSENGERとして乗船中の川口翼さんが、船内の様子や、これまでに訪問した国々での交流経験、そして数日前の南アフリカでの子どもたちとの交流などを紹介し、地球一周クルーズならではの臨場感あふれる中継となりました。

国連パビリオン

今こそ市民の行動を!大阪・関西万博で開催されたピースデーイベントに参加しました
国連パビリオン内では、ピースボートの平和活動を紹介するプレゼンテーションを2回実施しました。

マーヘル・ナセル国連事務次長補 兼 2025年大阪・関西万博国連陳列区域代表の挨拶に続き、ピースボートの吉岡達也、森田幸子、戸田良明が登壇しました。

世界各地へ支援物資を届ける活動やカンボジアでの地雷除去支援、ガラパゴスでの植林、ビーチクリーン活動とアップサイクルプロジェクト、そしてイスラエル軍によるガザでのジェノサイド即時停止を訴えるアクションなど、ピースボートが平和で持続可能な社会の実現のためにこれまで行なってきた多様な取り組みを紹介しました。

パビリオンを訪れていた子どもから年配の方まで多くの方が足を止め、話を聞いていました。ICAN国際運営団体として授与されたノーベル平和賞メダル(公式レプリカ)も間近で見ていただくことができ、メダルと一緒に写真を撮る家族もいました。

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした大阪・関西万博で迎えたピースデーは、多くの人々と平和な未来への強い想いを共有する特別な1日となりました。

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