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『戦争ではなく平和の準備を』(川崎哲・青井未帆編著)が出版されました

『戦争ではなく平和の準備を』(川崎哲・青井未帆編著)が出版されました
ピースボートの川崎哲と学習院大学の青井未帆教授の共編著書『戦争ではなく平和の準備を』が、このたび地平社から出版されました。いま日本が進めている大幅な軍拡政策に対して警鐘を鳴らす10人の学者やNGO活動者らによる論集です。川崎が代表をつとめる「平和構想研究会」の活動がベースになっています。9月6日(金)には、出版記念シンポジウムが東京・永田町の衆議院第二議員会館にて行われます。
INFO
ピースボートの川崎哲と学習院大学の青井未帆教授の共編著書『戦争ではなく平和の準備を』が、このたび地平社から出版されました。いま日本が進めている大幅な軍拡政策に対して警鐘を鳴らす10人の学者やNGO活動者らによる論集です。川崎が代表をつとめる「平和構想研究会」の活動がベースになっています。9月6日(金)には、出版記念シンポジウムが東京・永田町の衆議院第二議員会館にて行われます。
本書の概要は、以下の通りです。

戦争ではなく平和の準備を

著・編者:川崎 哲/青井未帆
2024年7月29日発売
四六判並製、256ページ、1800円(税別)
地平社

加速する戦争準備に抗うための論集。
軍事費の大幅な増加や、さらなる米軍との一体化など、政府は急速に「抑止力の強化」=軍拡を進めている。 「安全保障環境の変化」がその口実だが、軍拡がさらなる軍拡をもたらし、「安全保障環境」を自ら悪化させてはいないか。 戦争への準備そのものが、戦争のリスクを増やしているのではないか。 そして、だからこそ、私たちは憲法によって、政府が戦争に備えることを禁じたのではなかったか。 戦争ではなく平和を構想していくために、気鋭の研究者や専門家が論点を掘り下げる。

もくじ
はじめに――〈侵食〉に抗する粘り強い思考を(青井未帆)
第1章 いま、なぜ市民の平和構想が必要なのか(川崎 哲)
第2章 戦争準備と沖縄(池尾靖志)
第3章 「対米従属」の現在地(猿田佐世)
第4章 変容する日本の国際援助(今井高樹)
第5章 軍事費増大の構造と歴史(山田 朗)
第6章 ジェンダーの視点から軍拡を考える(秋林こずえ)
第7章 「死の商人国家」への堕落をどう食い止めるか(杉原浩司)
第8章 平和学は平和の実践とどうつながるのか(堀 芳枝)
第9章 平和のアジェンダを再設定する(君島東彦)
第10章 【提言】戦争ではなく平和の準備を
    【声明】「戦争の時代」を拒み、平和の選択を
おわりに 平和への議論の共有を(平和構想研究会)
『戦争ではなく平和の準備を』(川崎哲・青井未帆編著)が出版されました
9月6日に出版記念シンポジウムが開催されます

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