ピースボートが国連海洋の10年会議とアワーオーシャン会議に参加しました
ピースボートは、海洋保護と若者の参画の促進に取り組んでいます。2024年4月に開催された2つの国際会議に参加しました。
・国連海洋の10年会議(UN Ocean Decade Conference)
・アワーオーシャン会議(私たちの海洋会議、Our Ocean Conference)
・国連海洋の10年会議(UN Ocean Decade Conference)
・アワーオーシャン会議(私たちの海洋会議、Our Ocean Conference)
- プロジェクト: SDGs キャンペーン
- 関連キーワード: 環境・エコ
INFO
2024.6.18
2024.6.18
ピースボートは、海洋保護と若者の参画の促進に取り組んでいます。2024年4月に開催された2つの国際会議に参加しました。
・国連海洋の10年会議(UN Ocean Decade Conference)
・アワーオーシャン会議(私たちの海洋会議、Our Ocean Conference)
・国連海洋の10年会議(UN Ocean Decade Conference)
・アワーオーシャン会議(私たちの海洋会議、Our Ocean Conference)
国連海洋の10年会議
「国連持続可能な開発のための海洋科学の10年(2021~2030年、海洋の10年)」について、世界会議がバルセロナで開催されました。スペイン政府が主催し、ユネスコ政府間海洋学委員会(Intergovernmental Oceanographic Commission of UNESCO、IOC-UNESCO)が共催しました。
2024年4月10日から12日の3日間、「海洋の10年」に関わる組織・団体や個人が一堂に会し、進捗状況を把握や成果の確認、共同優先事項の設定を行いました。
ピースボートは、米国海洋大気庁(NOAA、National Oceanic and Atmospheric Administration)と共同で、公式サテライトイベントを開催しました。
青少年のキャパシティビルディングと世代間協力を目的としたパネル会議で、おもに小島嶼開発途上国(SIDS)、後発開発途上国(LDCs)、初期キャリア海洋専門家(ECOPs)、および若者を対象としたものです。
2024年4月10日から12日の3日間、「海洋の10年」に関わる組織・団体や個人が一堂に会し、進捗状況を把握や成果の確認、共同優先事項の設定を行いました。
ピースボートは、米国海洋大気庁(NOAA、National Oceanic and Atmospheric Administration)と共同で、公式サテライトイベントを開催しました。
青少年のキャパシティビルディングと世代間協力を目的としたパネル会議で、おもに小島嶼開発途上国(SIDS)、後発開発途上国(LDCs)、初期キャリア海洋専門家(ECOPs)、および若者を対象としたものです。
登壇者は、国際フォーラムに参加するためのビザの取得など、グローバル・サウス(南半球)の若手専門家の参加には現実的な障壁があることを指摘し、若者が国際的に活動するにあたっては、出身国によってチャンスが大きく異なると訴えました。
モデレーターは、SDGsのための若者研究者であるサロメ・ザイバート(Salome Zajbert)氏とピースボートのスタッフであるカレン・ハローズが務めました。このパネル会議はセーシェルの全国紙でも報道されました。
モデレーターは、SDGsのための若者研究者であるサロメ・ザイバート(Salome Zajbert)氏とピースボートのスタッフであるカレン・ハローズが務めました。このパネル会議はセーシェルの全国紙でも報道されました。
「国連海洋の10年」映画祭の中では、ピースボート初の「海洋と気候ユース・アンバサダー・プログラム」を記録したドキュメンタリー映画『Against the Tide: A Journey for Climate Hope』が上映されました。動画は以下からご覧になることができます。
また、ジョン・バストン=ピット氏がホストするポッドキャスト「プラネット・ビヨンド」で、ピースボート共同代表の吉岡達也とピースボートUSディレクターのエミリー・マグローンが紹介されました。
このポッドキャストは、急速に変化する世界で、海洋にとってより良いビジネスを行うことに焦点を当てたプログラムです。
このポッドキャストは、急速に変化する世界で、海洋にとってより良いビジネスを行うことに焦点を当てたプログラムです。
アワーオーシャン会議
アワーオーシャン会議は、米国国務省と当時の国務長官の主導により2014年に発足しました。地球規模で見た時、海洋ガバナンスに大きな隔たりがあることが課題であると捉え、その解決を目的としています。
2024年4月15日から17日、第9回アワーオーシャン会議が、ギリシャのアテネで開催されました。ピースボートも参加し、「海洋リテラシー、ブルースキル、若者の参画とエンパワーメント」をテーマとする、若者の参画や貢献の方法を話し合う円卓会議に登壇しました。
この会議では、パートナーシップの構築、セクターを超えた協力、海洋危機に関する基本的な知識を他の危機と結びつけることなど、スキルの重要性が強調されました。
マイノリティや、科学技術や取り組みの恩恵を十分に受けていないコミュニティ、グローバル・サウス(南半球)の若者を、海洋科学や国際的なフォーラムに多く参加させる必要性についても議論されました。
2024年4月15日から17日、第9回アワーオーシャン会議が、ギリシャのアテネで開催されました。ピースボートも参加し、「海洋リテラシー、ブルースキル、若者の参画とエンパワーメント」をテーマとする、若者の参画や貢献の方法を話し合う円卓会議に登壇しました。
この会議では、パートナーシップの構築、セクターを超えた協力、海洋危機に関する基本的な知識を他の危機と結びつけることなど、スキルの重要性が強調されました。
マイノリティや、科学技術や取り組みの恩恵を十分に受けていないコミュニティ、グローバル・サウス(南半球)の若者を、海洋科学や国際的なフォーラムに多く参加させる必要性についても議論されました。
アワーオーシャン会議と並行して、サステナブル・オーシャン・アライアンス(SOA、持続可能な海洋連盟)主催のユース・リーダーシップ・サミットが開催され、ピースボートからもユースOBが複数名参加しました。
この会議をとりまとめたのはトリニダード・トバゴ出身のカディジャ・スチュワート(Khadija Stewart)さんです。2019年に「オーシャン・ユース・アンバサダー」として、また、2023年には「SDGsユース」としてピースボートの船旅に参加したことがあり、多数の国際フォーラムにも、ピースボートの一員として参加してきました。
現在は、SOAカリブの代表を務め、リーダーシップを発揮しています。アワーオーシャン会議では、閉会にあたり、ユース・リーダーシップ・サミットの成果を発表するスピーチを行いました。
次回のアワーオーシャン会議は、2025年に韓国で開催される予定です。
この会議をとりまとめたのはトリニダード・トバゴ出身のカディジャ・スチュワート(Khadija Stewart)さんです。2019年に「オーシャン・ユース・アンバサダー」として、また、2023年には「SDGsユース」としてピースボートの船旅に参加したことがあり、多数の国際フォーラムにも、ピースボートの一員として参加してきました。
現在は、SOAカリブの代表を務め、リーダーシップを発揮しています。アワーオーシャン会議では、閉会にあたり、ユース・リーダーシップ・サミットの成果を発表するスピーチを行いました。
次回のアワーオーシャン会議は、2025年に韓国で開催される予定です。