「世界海洋デー」に、ニューヨーク停泊中のピースボート船上にて国連公式イベントを開催しました!
6月8日は国連が定めた「世界海洋デー」です。世界海洋デーは、2009年に国連で正式に定められた、海洋の環境を考える日です。6月7日と8日の2日間にわたってニューヨークに寄港したピースボートは、国連や現地の市民団体と連携して世界海洋デーを記念する様々なイベントを行いました。ここでは、その時の様子をリポートします。
- プロジェクト: SDGs キャンペーン
- 寄港地エリア: 南北アメリカ&カリブ
- クルーズ: 第101回 地球一周の船旅
船
2019.6.25
2019.6.28
6月8日は国連が定めた「世界海洋デー」です。世界海洋デーは、2009年に国連で正式に定められた、海洋の環境を考える日です。6月7日と8日の2日間にわたってニューヨークに寄港したピースボートは、国連や現地の市民団体と連携して世界海洋デーを記念する様々なイベントを行いました。ここでは、その時の様子をリポートします。
ニューヨーク洋上で国連公式イベントを開催
ピースボートが航海を続けてきた海では、近年になって様々な問題が指摘されるようになっています。海洋汚染や魚の乱獲は深刻化し、気候変動による海面上昇が小島嶼国に与える影響も心配されています。
国連世界海洋デー(world oceans day)は、このような現状に警鐘を鳴らすべく、各国・各個人に海洋の持続可能性(サステナビリティ)を考えた上での行動を呼びかけています。
海洋の問題や気候変動の問題は、ピースボートが目指す国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成においても、とりわけ重要な課題となっています。
ニューヨーク寄港初日、ピースボートの船上では、世界海洋デーを記念する国連の公式レセプションが行われました。国連交響楽団による演奏で幕を明けたこの式典には、国連の各国政府代表団を含む500人以上が参加しました。
イベントでは、国連事務次長(法務担当)のミゲル・デ・セルパ・ソアレス氏が基調演説を行ったほか、国連パートナーシップ事務所(UNOP)からはルーシー・ブリガム氏とロバート・スキナー氏がそれぞれ挨拶するなど、ピースボートがこれまで国連や各市民団体と築いてきたパートナーシップの意義が改めて示される場となりました。
国連世界海洋デー(world oceans day)は、このような現状に警鐘を鳴らすべく、各国・各個人に海洋の持続可能性(サステナビリティ)を考えた上での行動を呼びかけています。
海洋の問題や気候変動の問題は、ピースボートが目指す国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成においても、とりわけ重要な課題となっています。
ニューヨーク寄港初日、ピースボートの船上では、世界海洋デーを記念する国連の公式レセプションが行われました。国連交響楽団による演奏で幕を明けたこの式典には、国連の各国政府代表団を含む500人以上が参加しました。
イベントでは、国連事務次長(法務担当)のミゲル・デ・セルパ・ソアレス氏が基調演説を行ったほか、国連パートナーシップ事務所(UNOP)からはルーシー・ブリガム氏とロバート・スキナー氏がそれぞれ挨拶するなど、ピースボートがこれまで国連や各市民団体と築いてきたパートナーシップの意義が改めて示される場となりました。
海洋保護のメッセージを発信
そのほかにも、レセプションでは世界海洋デーにちなんだフォトコンテストの授賞写真が発表されたり、ピースボートの「オーシャンユース(※)」が踊りと歌を交えながら、海洋保護を求める力強いメッセージを発信する場面もありました。
※オーシャンユースは、「海洋保護・気候行動のためのユースアンバサダー」という名称で行ったプログラムの参加者です。このクルーズでは、フィジー、ツバル、パラオ、シンガポール、セイシェル、セントルシア、トリニダード・トバゴ、モントセラトの若者たちがバレッタからニューヨークまで乗船し、船内や寄港地で学びを深めたり、人々に母国の状況を伝えました。
※オーシャンユースは、「海洋保護・気候行動のためのユースアンバサダー」という名称で行ったプログラムの参加者です。このクルーズでは、フィジー、ツバル、パラオ、シンガポール、セイシェル、セントルシア、トリニダード・トバゴ、モントセラトの若者たちがバレッタからニューヨークまで乗船し、船内や寄港地で学びを深めたり、人々に母国の状況を伝えました。
自然が織りなす最高の演出
レセプションが後半に差し掛かる頃、時刻は夕暮れ時に。空を見上げてみると、一面が鮮やかなオレンジ色に染まっていました。
美しい夕焼けに包まれたデッキでは、ダンスやバイオリン演奏、DJやプロジェクションマッピングなどのパフォーマンスが行われ、参加者はハドソン川に浮かぶ船でのひと時を大いに満喫しました。
美しい夕焼けに包まれたデッキでは、ダンスやバイオリン演奏、DJやプロジェクションマッピングなどのパフォーマンスが行われ、参加者はハドソン川に浮かぶ船でのひと時を大いに満喫しました。
未来のために、いま行動のとき
翌6月8日、船では40余りの市民団体が企画を持ち寄る形で、海洋環境の保全に関する様々な実践を紹介するイベントが行われました。
オープニングでスピーチをした海洋学者のシルビア・アール氏と海洋探検家のファビアン・クストー氏は、ともに未来のために今行動を起こすことの重要性を訴えました。
その後船内の各会場では、ブース形式での各団体の活動紹介やトークイベント、映画上映が同時進行で行われ、プログラムを片手にワクワクしながらどの企画に行こうか悩む参加者の姿があちこちで見られました。
この日の企画では、海をめぐる問題に対する若者たちの積極的な活動がとりわけ目立ち、勇気づけられました。
オープニングでスピーチをした海洋学者のシルビア・アール氏と海洋探検家のファビアン・クストー氏は、ともに未来のために今行動を起こすことの重要性を訴えました。
その後船内の各会場では、ブース形式での各団体の活動紹介やトークイベント、映画上映が同時進行で行われ、プログラムを片手にワクワクしながらどの企画に行こうか悩む参加者の姿があちこちで見られました。
この日の企画では、海をめぐる問題に対する若者たちの積極的な活動がとりわけ目立ち、勇気づけられました。
力強く「よさこい」も披露
イベントの最後を飾ったのは、クルーズ乗船者で構成された「ピースボートよさこいほにや丸」チームによる高知よさこいです。
青空をバックに、一糸乱れぬ見事な踊りを披露し、観客は皆のめり込み盛大な拍手を送りました。空も海も青いままで次の世代に残したい。そう強く思わせてくれるイベントとなりました。
このほか、ピースボートは国連本部でのサイドイベントも行い、2日間のニューヨーク寄港は無事に終了。ピースボートはこれからも国連との連携を密にして、海を守るための活動を続けていきます。
青空をバックに、一糸乱れぬ見事な踊りを披露し、観客は皆のめり込み盛大な拍手を送りました。空も海も青いままで次の世代に残したい。そう強く思わせてくれるイベントとなりました。
このほか、ピースボートは国連本部でのサイドイベントも行い、2日間のニューヨーク寄港は無事に終了。ピースボートはこれからも国連との連携を密にして、海を守るための活動を続けていきます。