Voyage116で「カンボジア手洗いプロジェクト」を実施しました
ピースボートはLUSH(株式会社ラッシュジャパン)と協力し、ピースボートが地雷除去の支援をするカンボジア・スナハイ村の小学校に石けんを届けています。石けんを使って手洗いの習慣をつけることで、子どもたちの健康を守るためのプロジェクトを実施中です。ここでは、ピースボートVoyage116で小学校を訪問した際の様子をご紹介します。
- プロジェクト: ハッピーシェア地球便
- 寄港地エリア: アジア
- クルーズ: 地球一周の船旅 Voyage116
- 関連キーワード: 国際協力 / 子ども / 教育
船
2024.5.27
2024.5.27
ピースボートはLUSH(株式会社ラッシュジャパン)と協力し、ピースボートが地雷除去の支援をするカンボジア・スナハイ村の小学校に石けんを届けています。石けんを使って手洗いの習慣をつけることで、子どもたちの健康を守るためのプロジェクトを実施中です。ここでは、ピースボートVoyage116で小学校を訪問した際の様子をご紹介します。
小学校に石けんを届けて子どもたちと交流しました
ピースボートVoyage116で開催した「カンボジア地雷問題検証ツアー」の参加者25名とスタッフ1名が、2024年3月21日にピースボート・スナハイ小学校(※)を訪問しました。全校生徒約200人が私たちを出迎えてくれました。
ピースボートの船からツアー参加者が手分けして運んできた石けん100個を小学校に手渡すことができました。
その後は子どもたちとツアー参加者で交流が始まりました。子どもたちからカンボジアの言語であるクメール語を教えてもらったり、サッカー、おりがみ、手遊び、だるまさんが転んだなどで国際交流をしました。
(※)ピースボート・スナハイ小学校
ピースボートの地雷除去募金活動である「カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン」で集まった募金により、2015年に地雷が除去され、2016年には学校建設が行なわれた小学校です。
ピースボートの船からツアー参加者が手分けして運んできた石けん100個を小学校に手渡すことができました。
その後は子どもたちとツアー参加者で交流が始まりました。子どもたちからカンボジアの言語であるクメール語を教えてもらったり、サッカー、おりがみ、手遊び、だるまさんが転んだなどで国際交流をしました。
(※)ピースボート・スナハイ小学校
ピースボートの地雷除去募金活動である「カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン」で集まった募金により、2015年に地雷が除去され、2016年には学校建設が行なわれた小学校です。
コロナ禍を超えて手洗い習慣が根付いています
この「カンボジア手洗いプロジェクト」は2017年に始まりました。年に2回ピースボートが小学校に石けんを届け、手洗いの方法を子どもたちに伝えたり、普段は先生たちが手洗い指導をしたりすることで、それまで手洗い習慣がなかった村で徐々に根付いてきました。
その結果、子どもたちの体調不良が減少し、子どもたちから大人たちへも手洗いの大切さが伝わっていきました。
2019年12月を最後に、コロナ禍のため石けんを届けることができなくなりましたが、その後も先生たちが手洗い指導を続けました。
スナハイ村には水道設備がありません。2019年に訪問したときには、小学校にあった井戸が壊れて十分な水が使えず、手洗いすること自体が大変な状態にありました。
今では、学校の敷地に新しい井戸がつくられています。この井戸も多くの水が採れない時期がありますが、節水しながら使っています。決して良い環境とは言えませんが、子どもたちの健康を守るため地道な取り組みが続いています。
ピースボートは今後もLUSHや先生方と協力して、このプロジェクトを続けていきます。
その結果、子どもたちの体調不良が減少し、子どもたちから大人たちへも手洗いの大切さが伝わっていきました。
2019年12月を最後に、コロナ禍のため石けんを届けることができなくなりましたが、その後も先生たちが手洗い指導を続けました。
スナハイ村には水道設備がありません。2019年に訪問したときには、小学校にあった井戸が壊れて十分な水が使えず、手洗いすること自体が大変な状態にありました。
今では、学校の敷地に新しい井戸がつくられています。この井戸も多くの水が採れない時期がありますが、節水しながら使っています。決して良い環境とは言えませんが、子どもたちの健康を守るため地道な取り組みが続いています。
ピースボートは今後もLUSHや先生方と協力して、このプロジェクトを続けていきます。