Voyage116: 太平洋の島々へ
ピースボート地球一周の船旅 Voyage116は、2023年12月13日に神戸、翌日に横浜を出航し、各国約1800人の乗客とともに約3ヶ月間の航海へと漕ぎ出しました。
約1ヶ月かけてイースター島に到着するまでの、船内や各寄港地での様子をお伝えします。
約1ヶ月かけてイースター島に到着するまでの、船内や各寄港地での様子をお伝えします。
- 寄港地エリア: 太平洋
- クルーズ: 地球一周の船旅 Voyage116
船
2024.1.27
2024.1.27
ピースボート地球一周の船旅 Voyage116は、2023年12月13日に神戸、翌日に横浜を出航し、各国約1800人の乗客とともに約3ヶ月間の航海へと漕ぎ出しました。
約1ヶ月かけてイースター島に到着するまでの、船内や各寄港地での様子をお伝えします。
約1ヶ月かけてイースター島に到着するまでの、船内や各寄港地での様子をお伝えします。
【寄港地】ヒロ(米国ハワイ)
Voyage116の最初の寄港地はハワイ。ハワイ島のヒロ、続いてオアフ島のホノルルへの訪問でした。
ヒロへの到着時、ピースボートの参加者は、観光客として、安全で、現地の環境や文化に対する責任と尊敬を約束するポノ誓約(Pono Pledge)を行いました。
寄港中には、船にミッチ・ロス市長らをお迎えしました。
ヒロへの到着時、ピースボートの参加者は、観光客として、安全で、現地の環境や文化に対する責任と尊敬を約束するポノ誓約(Pono Pledge)を行いました。
寄港中には、船にミッチ・ロス市長らをお迎えしました。
ハワイに向かう船内では、ハワイについての講演会やセミナーが開催されました。
ピースボートの野平晋作は、ポリネシアの一部であったハワイが19世紀末にアメリカに併合合併されたことや、それに対する先住民たちの闘争について解説しました。
また、「ハワイ先住民の闘いと沖縄の対日認識」と題した講演では、沖縄との関連性を強調しながら、植民地化や移住、軍事基地の存在による影響、現在も続く闘争などの歴史について共有しました。
参加者にとって、ハワイの歴史的な背景について、一歩踏み込んで学ぶ機会となりました。
ピースボートの野平晋作は、ポリネシアの一部であったハワイが19世紀末にアメリカに併合合併されたことや、それに対する先住民たちの闘争について解説しました。
また、「ハワイ先住民の闘いと沖縄の対日認識」と題した講演では、沖縄との関連性を強調しながら、植民地化や移住、軍事基地の存在による影響、現在も続く闘争などの歴史について共有しました。
参加者にとって、ハワイの歴史的な背景について、一歩踏み込んで学ぶ機会となりました。
【寄港地】パペーテ(タヒチ:フランス領ポリネシア)
タヒチでは、現地の団体であるハウルル(Haururu)を訪れる交流プログラムが実施されました。
Haururuは、現地の文化遺産や環境遺産の保護、代々受け継がれている習慣や伝統の継承に積極的に取り組んでいる団体です。
参加者は、タヒチの名物料理である「ポワソン・クリュ」の調理法や、ココナッツミルクの作り方を一から学びました。
また、Haururuのメンバーは、船からの参加者に、タヒチの歌や踊りのほか、タヒチ女性の民族衣装である「パレオ」の巻き方を教えてくれました。
パペヌー渓谷の雄大な自然の中で、素晴らしい文化交流の一日を過ごすことができました。
Haururuは、現地の文化遺産や環境遺産の保護、代々受け継がれている習慣や伝統の継承に積極的に取り組んでいる団体です。
参加者は、タヒチの名物料理である「ポワソン・クリュ」の調理法や、ココナッツミルクの作り方を一から学びました。
また、Haururuのメンバーは、船からの参加者に、タヒチの歌や踊りのほか、タヒチ女性の民族衣装である「パレオ」の巻き方を教えてくれました。
パペヌー渓谷の雄大な自然の中で、素晴らしい文化交流の一日を過ごすことができました。
【寄港地】ラパヌイ:イースター島(チリ)
次なる寄港地はラパヌイ(イースター島)です。
世界で最も孤立した居住地の一つに数えられるこの島は、島中に900体以上あるモアイ像でよく知られています。一番古い物では1300年前まで遡り、新しいものでも1500年代後半から1600年代前半に造られたとされています。
先祖たちの魂を宿すために造られたモアイは、現地ラパ・ヌイの人々にとって神聖なものであり、精神的な生命力の源と考えられています。
ピースボートの参加者は、船内や上陸活動を通して、モアイの歴史とその意味、そして気候変動や人間の行為によってモアイが直面している脅威について学びました。
世界で最も孤立した居住地の一つに数えられるこの島は、島中に900体以上あるモアイ像でよく知られています。一番古い物では1300年前まで遡り、新しいものでも1500年代後半から1600年代前半に造られたとされています。
先祖たちの魂を宿すために造られたモアイは、現地ラパ・ヌイの人々にとって神聖なものであり、精神的な生命力の源と考えられています。
ピースボートの参加者は、船内や上陸活動を通して、モアイの歴史とその意味、そして気候変動や人間の行為によってモアイが直面している脅威について学びました。
音楽とダンスは、ラパ・ヌイ島に人々が最初に定住して以来、重要な文化の一部となってきました。
伝統的なダンスは過去の出来事やメッセージの伝承手段でもあります。
船が停泊している間、船内に現地のダンスグループを迎え、伝統的な踊りと音楽を披露していただきました。
ピースボートは何十年間もラパ・ヌイを訪れており、島のコミュニティとの温かい関係性を保っています。
現地を訪れ、文化や島の歴史をその場で学ぶことで、参加者にとってラパ・ヌイは、遠くても身近な存在になったことでしょう。
伝統的なダンスは過去の出来事やメッセージの伝承手段でもあります。
船が停泊している間、船内に現地のダンスグループを迎え、伝統的な踊りと音楽を披露していただきました。
ピースボートは何十年間もラパ・ヌイを訪れており、島のコミュニティとの温かい関係性を保っています。
現地を訪れ、文化や島の歴史をその場で学ぶことで、参加者にとってラパ・ヌイは、遠くても身近な存在になったことでしょう。