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ピースボートが国連ハイレベル政治フォーラムで、若者とSDGsに関するイベントを開催しました

ピースボートが国連ハイレベル政治フォーラムで、若者とSDGsに関するイベントを開催しました
ピースボートの洋上プログラムを紹介するPBUSのエミリー・マグローン
国連ハイレベル政治フォーラム(HLPF)は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の進展を評価する重要な会議です。2020年のHLPFは、7月7日~19日まで開催され、47カ国がSDGsの進捗状況に関する自主的な国内レビュー(VNR)を提出しました。ピースボートは7月9日に、「パンデミック時のSDGsにおける若者のエンゲージメント:気候危機の最前線からの声」と題した公式サイドイベントを、トリニダード・トバゴ国連代表部や国連SDGアクションキャンペーンなど、複数のパートナーと協力して、オンラインで開催しました。
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ピースボートの洋上プログラムを紹介するPBUSのエミリー・マグローン
国連ハイレベル政治フォーラム(HLPF)は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の進展を評価する重要な会議です。2020年のHLPFは、7月7日~19日まで開催され、47カ国がSDGsの進捗状況に関する自主的な国内レビュー(VNR)を提出しました。ピースボートは7月9日に、「パンデミック時のSDGsにおける若者のエンゲージメント:気候危機の最前線からの声」と題した公式サイドイベントを、トリニダード・トバゴ国連代表部や国連SDGアクションキャンペーンなど、複数のパートナーと協力して、オンラインで開催しました。
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トリニダード・トバゴのペネロペ・ベクルズ国連大使によるご挨拶
開会の挨拶をしたのは、トリニダード・トバゴのペネロペ・ベクルズ国連大使です。ベクルズ大使は、トリニダード・トバゴのような小島嶼開発途上国(SIDS)が、新型コロナのパンデミックの影響をどのように受けているについて語りました。

特に観光業の激減と、気候危機に割り当てられた資金が新型コロナ対策のために使われるリスクについて触れ、「新型コロナウィルスは当面の緊急課題ではあるが、気候変動による実存的なリスクは依然として存在している」と述べました。

また、大使は新型コロナと気候危機の対策において、若者の役割が重要であることを強調しました。
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第101回ピースボートに参加したトリニダード・トバゴ出身のカディジャさん
イベントの目玉となったのは若者パネルです。これまでピースボートのプログラムに参加したことのあるトリニダード・トバゴ、バルバドス、インド、モロッコといった国々のそれぞれのコミュニティで、SDGsのために活動をしている若者たちが発表しました。

第101回ピースボートに「海洋と気候ユースアンバサダー」として参加した、カディジャ・スチュワート氏は、パンデミックが活動にもたらした影響と、それを乗り越えるために行っているブログ、ドキュメンタリー、ポッドキャスト、児童書のようなクリエイティブなプロジェクトを紹介しました。
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第97回ピースボートにインドから参加したアビナシュさん
次に、第97回ピースボートで行われた「SDGsユースプログラム」に参加した、アビナシュ・シンさんは、彼が立ち上げたインドのゴミ問題に取り組む草の根組織「Waste Warriors」を紹介しました。

特に新型コロナが与えた影響として、財政的な危機、コミュニティのメンバーの安全確保の努力、そして食料や医療品などの必需品をコミュニティに提供するといったことを挙げました。

同団体は現在、新型コロナのために失業した人々に仕事を提供する活動なども行っています。
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モロッコでピースボートの受け入れをしてくれたハティムさん
モロッコのハティム・エル・オツマニ氏は、アフリカの若者がSDGsに向けて行っている活動をシェアしてくれました。

同氏は、「コロナは人々の健康を脅かす深刻な脅威ではあるが、時間的には限られているはず。気候変動は無期限でより大きな脅威である」ことを訴えました。
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国連 SDGsアクションキャンペーンのローラ・ヒルデブラントさんは、第101回ピースボートに水先案内人としても乗船いただいた
ユースパネルに続き、3名の回答者が登壇、国連 SDGsアクションキャンペーンの ローラ・ヒルデブラント氏は、2020年9月15日~25日に予定されている「SDGsのためのグローバル行動ウィーク」に向けたキャンペーンを発表しました。

イベントの最後には、国連気候変動機構の青年グループである YOUNGO を代表するヒータ・ランカニ氏が挨拶し、「私たちの未来は交渉の余地がない」と述べてセッションを締めくくりました。

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