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マドリッドで開催されたCOP25に参加しました

マドリッドで開催されたCOP25に参加しました
ピースボートは、2019年12月2日から2週間にわたりマドリッド(スペイン)で開催されたCOP25(国連気候変動枠組条約締約国会議)に参加しました。パリ協定(2015年12月)で定めたことが施行される2020年になる直前に開催されたこの会議には、およそ200の国と地域から25,000人以上の人々が出席しました。
INFO
ピースボートは、2019年12月2日から2週間にわたりマドリッド(スペイン)で開催されたCOP25(国連気候変動枠組条約締約国会議)に参加しました。パリ協定(2015年12月)で定めたことが施行される2020年になる直前に開催されたこの会議には、およそ200の国と地域から25,000人以上の人々が出席しました。

テーマは海洋と気候変動

マドリッドで開催されたCOP25に参加しました
今回の会議は、気候変動だけではなく海洋問題にも注目されたことから、「Blue COP(青い締約国会議)」とも言われました。85以上もの海洋関係についてイベントが開かれる中、ピースボートは他のNGOらと共同で、持続可能な海や青少年の育成をテーマとしたサイドイベントを数回開催しました。

12月3日にピースボートが全中国環境連盟と共同で開催したサイドイベントでは、自然エネルギーの促進、青少年教育、そしてクルーズ業界における持続可能な取り組みについての話し合いが行われました。

青き次世代の日

本会議では、12月5日が「青き次世代の日(Young and Future Generations Day) 」と定められていました。これを記念に、ピースボートが気候変動の影響を直に受けている小島嶼国の若者たちや、「サステナブル・オーシャン・アライアンス(Sustainable Ocean Alliance) 」ら、行動を続ける若きリーダーたちの話を聞く、若者向けのイベントを開催しました。

イベントで「気候行動ネットワーク・太平洋」でコーディネータ-を務めるジェネビーブ・ジバ(Genevieve Jiva)さんは、2018年のピースボートにオーシャンユース・プログラムの参加者として乗船しています。彼女は、次のように語りました。

「海は美しく幻想的であると共に、とても恐ろしいものでもあります。もし今のまま気候変動が進行すると、私が家と呼んでいる太平洋の島々は、この海の下に沈んでしまうからです。気候変動は本当に起きています。『かわいそうな地域』は、既にその悪影響の被害に遭っています。私たちは今すぐにでも安全な自然エネルギーへの転換に取り組む必要があります」

世界中のパートナーとの連携

マドリッドで開催されたCOP25に参加しました
このディスカッションでは、自然環境を自分たちのためだけでなく、未来世代のためにも守らなければならないというメッセージが貫かれました。

COP25の会議そのものは、大きな成果があげられない残念な結果になりましたが、ピースボートは持続可能な未来のための気候行動に全力を尽くすために、世界中のパートナーと提携を組む事ができました。

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