【支援物資活動レポート】第101回ピースボート地球一周の船旅

【支援物資活動レポート】第101回ピースボート地球一周の船旅
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。第101回ピースボート地球一周の船旅(2019年4月20日~2019年8月2日 )では、モロッコ、コロンビア、パナマ、フィジーなどの寄港地で、現地の子どもたちに、文房具・衣類・衛生用品・スポーツ用品などを届け交流することができました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

モロッコ:日本が大好きな若者たちと交流!

【支援物資活動レポート】第101回ピースボート地球一周の船旅
モロッコの港町であるタンジェを訪れ、「ドラゴンタンジェ」という団体に、習字セットをはじめとする文房具や、お手玉・おはじき・浴衣などの日本文化用品を届けました。

「ドラゴンタンジェ」は、モロッコの若者が表現活動や社会活動に積極的にかかわることを支援している団体です。これまで、アフリカとアラブで初となる漫画博覧会の開催や日本語教室の開校、地元の学校のサポート、町のクリーンアップイベントなどを行ってきました。

ピースボートがドラゴンタンジェと交流を行うのは今回が初めてです。今回訪れたときはラマダン(日の出~日没まで断食などを行う)中にも関わらず、手作りモロッコ料理をごちそうになりました。そして船から届けた支援物資を使って、お手玉や折り紙で遊んだり、浴衣の着付け、習字体験などを行いました。習字では、子どもたちの名前を当て字で漢字にして楽しんでもらいました。

私たちも、民族衣装のジュラバを着つけてもらったり、アラビア語で名前を書いてもらったり、ヘナタトゥーを入れてもらうなど、文化交流を楽しみました。2020年8月出発の105回クルーズで再びタンジェに訪れる予定になっているため、再会の約束をしてお別れしました。

フィジー:フィジーの若者と大交流

【支援物資活動レポート】第101回ピースボート地球一周の船旅
フィージーのラウトカで活動する「環境団体AFG」と政府の「青年スポーツ省」を訪れ、スポーツ用品を届けました。

今回は、美しい海を守るために活動する環境団体AFGの若者とピースボート参加者でグループをつくり、ビーチクリーンアップをおこないました。身振り手振りで交流しながら一緒に汗を流すと、不思議と言語の壁を越え、絆が生まれていきます。

午後には、青年スポーツ省の若者たちと、フィジーの国民的スポーツであるラグビーを行いました。ラグビーといっても、今回は「タグラグビー」と呼ばれるものです。タックル禁止など、初心者や子ども向けのやさしいルールになっていて、初めてラグビーをおこなうピースボート参加者も楽しむことができました。

交流の最後には、フィジーの伝統的な民族舞踊や歌を披露してもらいました。また、ピースボート参加者からは、洋上で練習したよさこいの演舞を演じました。
参加者は、今回の訪問で環境問題に向き合うフィジーの若者たちの姿と出会い、かけがえのない思い出をつくりました。

パナマ:先住民族『クナ族』の文化体験

【支援物資活動レポート】第101回ピースボート地球一周の船旅
パナマのパナマシティ郊外に住んでいる先住民族クナ族の村を訪れ、子ども服や絵の具、画用紙などの画材用具を届けました。

ピースボートでは、長期間にわたりクナ族のもとを訪れています。その時々で支援物資のリクエスト内容は変わりますが、かつて届けたミシンが村で活躍しているなど、継続して関わっていくことの大切さを感じました。

ピースボート参加者は、民族手芸の「モラ」づくりを体験させてもらいました。モラとは、クナ族にとって文化的なアイデンティティを示す伝統的な布のデザインのことです。

カラフルな色合いで鳥、魚、花、ヤシの木、虹など、自然のものを模した図案が特徴です。先住民族として生きる道やあり方に触れることが出来た時間は、とても貴重な体験となりました。

村には子どもたちがたくさんいて、サッカーやおりがみ、ダンスなどで遊びました。持っていった支援物資は、子どもたちがすぐ使えるものばかりで、とても喜んでくれました。今後も、クナ族にとってプラスになるような交流を続けていきたいと考えています。

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