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【支援物資活動レポート】第100回ピースボート地球一周の船旅

【支援物資活動レポート】第100回ピースボート地球一周の船旅
マダガスカルに支援物資を届けました
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。第100回ピースボート地球一周の船旅(2018年12月26日~2019年04月1日 )では、マダガスカル、南アフリカ、ナミビア、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、チリ、イースター島、サモアなどの寄港地で、現地の子どもたちに、文房具・衣類・衛生用品・スポーツ用品などを届け交流することができました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
マダガスカルに支援物資を届けました
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワークづくりを行っています。第100回ピースボート地球一周の船旅(2018年12月26日~2019年04月1日 )では、マダガスカル、南アフリカ、ナミビア、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、チリ、イースター島、サモアなどの寄港地で、現地の子どもたちに、文房具・衣類・衛生用品・スポーツ用品などを届け交流することができました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

ウルグアイ:モンテビデオで女性の職業訓練所を訪れる

【支援物資活動レポート】第100回ピースボート地球一周の船旅
ウルグアイのモンテビデオで活動しているNGO「セプローディー」の施設を訪れ、浴衣などを支援物資として届けました。

「セプローディー」は厳しい貧困に苦しむ人や社会的弱者の人権を守り、支援するために1998年にモンテビデオで生まれたNGOです。当初は失業、家庭内暴力、住居問題などに悩まされている女性、子ども、高齢者のサポートをしてきましたが、2000年以降からは職業訓練を通した自立支援に力を入れています。

職業訓練の内容は、洋裁、パンやお菓子作り、ガラス細工、ヨガ、コンピューターなどとなります。今回届けた浴衣は、製品を作るための材料として使われます。

2017年に第93回クルーズで訪れたときにも浴衣を届けています。今回は、その浴衣から製品化したものを見せていただきました。どれも素敵な製品で、企業から出たプラスティックのゴミやガラスなどをリサイクルして、アクセサリーに生まれ変わらせたものもありました。

製品の販売が好調のため、今期たくさんの女性たちを雇用できたとのことでした。私たちが訪れた日は、今後ここで働くことを望む女性たちが大勢、オリエンテーションを聞きにきていました。幼い子ども連れが目立ちました。

「セプローディー」でスキルを身につけた女性たちは、職を手に入れ自立した生活を送っています。今回私たちは、モンテビデオで生活する女性たちの生の声を聞くことができました。手作り製品を購入し日本にお土産として持ち帰り、モンテビデオでの出会いを話して広めていきたいと思います。

アルゼンチン:ブエノスアイレスで日本語を学ぶ学生と交流

【支援物資活動レポート】第100回ピースボート地球一周の船旅
学生たちに街を案内してもらいました
アルゼンチンのブエノスアイレスを訪れ、日本の文化を広めるために活動をしている日本語教師ガブリエラ先生の教室に、漫画本など日本語の本を届けました。ガブリエラ先生が現在日本語を教えている生徒は100名以上で、卒業生の数は数えきれないほどとなっています。

生徒の中には日系人もいます。日本との貿易を行う日系企業や観光業に関わっている生徒も多く、日本とアルゼンチンの経済的な関係や発展にも直結しています。ガブリエラさんとピースボートでは文化的、そして市民間交流の発展を目指して協力をしています。

生徒の多くは、日本のアニメやJ-POPなどが大好きで、楽しみながら日本語の勉強をしていました。今回は生徒のみなさんにアルゼンチンの街中を案内してもらい、散策しました。

日本語という共通言語で会話ができるので、みんなあっという間に仲良くなり、最後には連絡先を交換し、もし日本に来た際には会おうと再会を祈りつつ、親交を深めました。

サモア:ヌウ村の有機農法を見学する

【支援物資活動レポート】第100回ピースボート地球一周の船旅
有機農法の作業を見せてもらいました
サモア諸島にあるヌウ村に訪れ、WIBDI(ウィブディ)という団体に子ども服、スポーツ用品、ホウキなどを届けました。

サモア諸島はポリネシアの中でも、特に男性中心社会であると言われています。WIBDIでは女性たちが自立した生活を送れるように、サポートをしています。

村には企業がほとんどないため、教育を受けても仕事がないのが現状です。あるのは代々受け継いできた土地だけです。そこで、WIBDIは女性や若者に有機農法を教えることを始めました。

サモアでは全土で1600軒以上が農家として認められていて、有機農家となっているのは約760軒です。数を聞くと有機農家が少ないように感じますが、実は日本の有機農家の割合と比較するととても多い数となります。それだけ有機農法にこだわっているのは大変素晴らしいことだと思いました。

私たちは有機農家の現場を見学し、質の高い商品を作り続けていることにとても感銘を受けました。

また、この村で作ったものが日本でフェアトレード商品として販売されいることで、私たちの生活とのつながりも感じました。

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