パンフレットをでお届け
資料請求

第99回ピースボートが出航!被爆者とともに、持続可能な未来への船出

第99回ピースボートが出航!被爆者とともに、持続可能な未来への船出
2018年9月1日(土)、ピースボート35周年を記念する第99回ピースボート地球一周の船旅が、約1000人の参加者を乗せ、横浜港を出航しました。世界21カ国24寄港地をめぐる108日間の船旅です。この船旅では、「被爆者地球一周証言の航海」とともに、「国連持続可能な開発目標(SDGs)アクションキャンペーン」が実施されます。
2018年9月1日(土)、ピースボート35周年を記念する第99回ピースボート地球一周の船旅が、約1000人の参加者を乗せ、横浜港を出航しました。世界21カ国24寄港地をめぐる108日間の船旅です。この船旅では、「被爆者地球一周証言の航海」とともに、「国連持続可能な開発目標(SDGs)アクションキャンペーン」が実施されます。
ピースボートでは、2008年より「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」を行っています。これまでに170名以上の被爆者とともに地球を周りながら、「核なき世界」へのアピールをしてきました。今年度は、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞受賞を受けて、「おりづるプロジェクト2018 ヒバクシャ地球一周 証言の航海」として、第98回ピースボート(2018年5月出航)に引き続き、第99回ピースボート(2018年9月出航)でもプロジェクトを実施します。

この航海では、被爆者2名(広島2名)、ユース1名が各寄港地で証言活動を通して核廃絶を訴えます。これらの参加者は、日本政府の「非核特使」「ユース非核特使」として活動します。それと同時に、船内では被爆体験を継承する「おりづるピースガイド」を養成します。クルーズ後半では、ノーベル平和賞のメダルと賞状(公式レプリカ)が船に載せられます。

また、この第99回ピースボートからは、ピースボートと国連開発計画(UNDP)の「持続可能な開発目標(SDGs)アクションキャンペーン」が結んだ覚書を元に、国連のSDGsのための教育、アドボカシー、人材育成、そして意識向上のための共同プロジェクトを各地で実施していくことになります。覚書の署名式は、第98回ピースボートがニューヨークに寄港した際、国連本部で行われた「持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム」(2018年7月)にて行われました。

今クルーズは、被爆者とともに、持続可能な未来を実現する船旅となります。

なお、帰港記者会見の様子は、以下のメディアで紹介されました。

◆9月2日
・神奈川新聞 被爆者「核なき世界訴えたい」ピースボート横浜出航
・毎日新聞  ピースボート「核兵器廃絶」へ出航 被爆者も搭乗 

このレポートを読んだ方におすすめ