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マーシャル・タヒチ・福島の核被害者が交流~「太平洋ピースフォーラム」を行います

マーシャル・タヒチ・福島の核被害者が交流~「太平洋ピースフォーラム」を行います
右から マーシャル諸島、福島、タヒチ
福島原発事故から5年、チェルノブイリ原発事故から30年を迎えるにあたり、ピースボートの船旅では、太平洋で核実験の被害者を招き、福島の被災者らと交流する「太平洋ピースフォーラム」を開催します。
右から マーシャル諸島、福島、タヒチ
福島原発事故から5年、チェルノブイリ原発事故から30年を迎えるにあたり、ピースボートの船旅では、太平洋で核実験の被害者を招き、福島の被災者らと交流する「太平洋ピースフォーラム」を開催します。

太平洋ピースフォーラム 核のない世界へ向けて

核被害を受けた地域で人々はどのような問題に直面し、どのように行動してきたのか。いま原発災害に苦しんでいる人々にとっての教訓は何か。求められる政策、市民社会の課題、科学、医療、アートや表現の課題などを、様々な手法を用いて船上や寄港地で議論を深めます。

マーシャル諸島、タヒチからのゲストを含む一行は日本に到着した後、福島を訪問し、福島第一原発周辺や福島市内を視察、被災者やコミュニティ活動者らと意見交換をします。

主なプログラムは以下の通りです。各種イベントには記事下のリンクからお申し込みください。海外ゲストへのインタビューや福島視察の同行希望などがあれば、お問い合わせください。
(問い合わせ先: ピースボート事務局 担当:塚越03-3363-7561)

日程と参加者の概要

マーシャル・タヒチ・福島の核被害者が交流~「太平洋ピースフォーラム」を行います
2015年タヒチ・パペーテ。モルロア環礁で核実験が行われた日を慰霊して建てられた碑の前で説明を聞く被爆者たち。慰霊碑には他にも核の被害のあったマーシャル諸島、ビキニ環礁、また広島や長崎、福島からの石が置かれている。
◆日程

2016年
3月12日(土)
   タヒチ(パペーテ)寄港、タヒチと福島から参加者合流。現地プログラムのあとピースボートに乗船
3月22日(火)
   マーシャル諸島(マジュロ)寄港、マーシャル諸島の参加者合流。現地プログラム
3月30日(水)
   横浜港到着 記者会見 (以下参照)
3月31日(木)~4月1日(金)
   福島視察 福島第一原発周辺、南相馬市など浜通り地域、飯舘村
4月1日(金)
   意見交換会「太平洋の島々から福島へ ~核被害者と語ろう~」
4月2日(土)
   参加型シンポジウム(東京)
   「福島・マーシャル・タヒチ 核被害者と考える民主主義」 
4月3日(日)以降
   ゲストら帰国(空路)

◆フォーラム参加者(敬称略)

■ 佐藤健太 (NPO法人 ふくしま新文化創造委員会代表理事、負げねど飯舘!! 常任理事)
■ ミシェル・アラキノ/Michel Arakino (タヒチ、元核実験労働者、モルロアと私たち(Moruroa e tatou) )
■ デズモンド・デューラトラム /Desmond Doulatram (マーシャル諸島、『マーシャル群島における放射能の影響を人類に伝達する運動(REACH-MI)』)
■ ブルック・タカラ/Brooke Takala (マーシャル諸島、Elimoñdik)  
■ 三宅信雄 (広島被爆者)
■ 高瀬毅 (長崎被爆2世、ジャーナリスト、ノンフィクション作家、『ブラボー 隠されたビキニ水爆実験の真実』著書)
■ アンジェリ・ナランドラン/Anjeli Narandran (ファシリテーター、ピースボートスタッフ)

3/30 【横浜】記者会見

マーシャル・タヒチ・福島の核被害者が交流~「太平洋ピースフォーラム」を行います
タヒチ・パペーテに寄港したピースボート。被爆者とともに
1945年の広島・長崎への原爆投下、1946年からのマーシャル諸島、1966年からのタヒチでの核実験そして、2011年福島原発事故。70年を経てつながった4つの地域からの参加者が、太平洋の洋上で話された教訓や核のない世界へのアプローチについて報告します。

■日時:2016年3月30日(水)11:00~ 
■場所:
横浜大さん橋国際旅客ターミナル2階右手奥会議室  
横浜市中区海岸通1-1-4
みなとみらい線「日本大通り」駅下車徒歩約7分
※日英通訳つき(逐次)

4/1 【福島】意見交換会「太平洋の島々から福島へ ~核被害者と語ろう~」

マーシャル・タヒチ・福島の核被害者が交流~「太平洋ピースフォーラム」を行います
除染土が置かれた仮置き場
タヒチ、マーシャル諸島、福島の若手ら計4名。マーシャル諸島には、過去の核実験の影響による放射能から避難し、今でも影響を受ける人々がいます。タヒチには、核実験の被害の責任を認めさせるために活動している人々がいます。原発事故により影響を受けた福島と同じ、「放射能」と「避難」という共通点。実際に彼らを迎えてアットホームな雰囲気で福島の皆さんと語る場を作ります。

■日時: 2016年4月1日(金)17:00~19:00(開場16:30)
■場所: チャンネルスクエア内 WIRED CAFE
〒960-0112 福島県福島市南矢野目字夜梨4-1
※日英通訳つき(逐次)
◆下のリンクからお申し込みください

4/2 【東大駒場】参加型シンポジウム「核被害者と考える民主主義」

マーシャル・タヒチ・福島の核被害者が交流~「太平洋ピースフォーラム」を行います
核災害に共通の問題として、被害者の切り捨てや差別、情報隠蔽、人権侵害などがあります。「民主主義」をキーワードとして、過去と現在を分析し、これからの課題を議論します。参加型の手法を取り入れた分科会を含むプログラムです。

■日時:2016年4月2日(土) 14:00~17:00(開場13:30)
     1部 「タヒチ・マーシャル諸島・福島 何が起き、人々はどう動いたか」
     2部 「核被害と民主主義 過去、現在から未来へ」
■会場:東京大学駒場キャンパス 
     18号館4階 コラボレーションルーム
■参加費: 無料
■主催:ピースボート
■共催:東京大学 大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム
    特定非営利活動法人「人間の安全保障」フォーラム
    東京大学 グローバル地域研究機構 持続的平和研究センター
    東京大学 グローバル地域研究機構 持続的開発研究センター
■登壇者(フォーラム参加者のほか):
    高橋哲哉 (東京大学教授、『犠牲のシステム 福島・沖縄』著書)
    佐藤安信 (東京大学教授、「人間の安全保障」プログラム)
    高瀬毅 (ジャーナリスト、ノンフィクション作家、『ブラボー 隠されたビキニ水爆実験の真実』著書)
    林田光弘 (明治学院大学大学院生、被爆者3世、SEALDsメンバー)
※日英通訳つき(逐次)
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