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OKINAWA

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沖縄では、さまざまな問題をもたらす基地問題の現状を変えるために、多様な働きかけを行っています。
第二次大戦中、日本で唯一に地上戦が行われた沖縄。住民の4人に1人、沖縄本島では3人に一人が亡くなりました。また、いまも日本全土の0.6%の土地しかない沖縄に在日米軍基地の70%が集中しています。米軍兵士による暴行事件や騒音問題などの基地被害が、沖縄では絶えず起きている状態です。さらに辺野古では、普天間基地の代替という名目で、多くの人々の反対にもかかわらず、新たな基地建設が強行されようとしています。このような沖縄の人々の意志を無視し、日常の安全を脅かしている米軍基地問題の現状を変えるために、ピースボートは米国社会への働きかけと、日本「本土」の世論に訴えかけています。

現在ピースボートは多くの市民とともに、以下のような団体の一員として協力し、活動しています。

●沖縄意見広告運動(2010年より) 
普天間基地の閉鎖、辺野古新基地建設計画の断念、海兵隊の撤退を求めて、全国紙、沖縄の地元紙、米紙に意見広告を掲載しています。スタッフの一人が世話人として、参加しています。

●「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会(2012年より)
国会包囲など数万人規模でのデモや集会を実施しています。最近では、「戦争させない・9条壊すな!」総がかり行動実行委員会との共催で行う活動が増えています。

●辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク(2015年より)
FoEジャパン、グリーンピース・ジャパン、ラムサール・ネットワーク日本、ピースボートなどのNGOや市民団体で構成され、辺野古・大浦湾や高江の新基地建設に反対し、生物多様性を守りながら持続可能な社会を築くことを目標に、問題の所在を分かりやすく解説したパンフレットを作成したり、講演会などを開催しています。

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ピースボートは1984年以降沖縄を何度も訪問してきました。普天間基地、辺野古、南部戦跡などテーマごとのツアーを行い、現地の方々と交流し、活動しています。1998年には沖縄だけに寄港する沖縄クルーズも行いました。また、他団体とも協力して、国会前で辺野古新基地建設計画やオスプレイの沖縄配備を見直すことをを政府に求めるアクションを行ったり、日本の全国紙や米紙に意見広告を掲載したり、沖縄の蒸留酒・泡盛を辺野古・大浦湾の海に沈め、海底で熟成させ引き揚げるプロジェクトのオーナーを募り、辺野古の保全の活動に寄付したりするなど様々な活動を行ってきました。

最近では、第11回日韓クルーズ「PEACE & GREEN BOAT2019」にて沖縄の辺野古新基地建設を巡る県民投票などで活躍した若者たちが乗船し、日韓の乗船者とともに語り合いました。下船後、乗船した若者は市民運動やメディア等で活躍しています。

現在ピースボートは多くの市民とともに、以下のようなネットワークの一員として活動しています。

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