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Voyage123で「ガラパゴスの森再生プロジェクト」植林ツアーを実施しました

Voyage123で「ガラパゴスの森再生プロジェクト」植林ツアーを実施しました
ピースボート地球一周の船旅Voyage123では、2026年6月にガラパゴス諸島を訪れるツアーを開催しました。参加者26名はニューヨークで一時船を離れ、エクアドル本土から西におよそ1,000km離れた赤道直下にあるガラパゴス諸島を訪問。独自の生態系を守るための厳重な荷物検査を経て島に入り、現地の高校生たちと共に植林活動を行いました。
ピースボート地球一周の船旅Voyage123では、2026年6月にガラパゴス諸島を訪れるツアーを開催しました。参加者26名はニューヨークで一時船を離れ、エクアドル本土から西におよそ1,000km離れた赤道直下にあるガラパゴス諸島を訪問。独自の生態系を守るための厳重な荷物検査を経て島に入り、現地の高校生たちと共に植林活動を行いました。

ゾウガメたちとの出会い・チャールズ・ダーウィン研究所

Voyage123で「ガラパゴスの森再生プロジェクト」植林ツアーを実施しました
ガラパゴスに到着してまず向かったのは、「チャールズ・ダーウィン研究所」です。ここではガラパゴス諸島の動植物の調査や研究、自然保護活動が行われています。

施設内では、手のひらサイズの赤ちゃんから大きなものまで、保護・飼育されている多様なガラパゴスゾウガメを観察しました。

また、展示室では2012年に亡くなったピンタゾウガメの最後の生き残りだった「ロンサム・ジョージ」の剥製を見学しました。絶滅してしまった種の歴史を目の当たりにし、参加者は熱心にガイドの説明に耳を傾け、積極的に質問をしていました。

未来へつなぐ固有種の植林活動

Voyage123で「ガラパゴスの森再生プロジェクト」植林ツアーを実施しました
ガラパゴスでは外来植物の繁殖が大きな問題となっており、本来の生態系を取り戻すために固有種の植林活動が続けられています。このツアーでは現地の高校生たちと一緒に、国立公園とコーヒー農園の2か所で固有種であるスカレシアの苗木を300本以上植えました。

当日はあいにくの雨でしたが、国立公園のスタッフが植えやすいように事前に穴を掘って準備してくれていたこともあり、作業はスムーズに進みました。参加者と高校生が数人ずつのグループに分けれて苗を丁寧に植えていきました。

また、高校生たちが手作りした木製のネームプレート(売り上げは高校への寄付になります)を購入し、メッセージや自分たちの名前を書いて苗木に添える参加者の姿も多く見られました。

森の成長と、高校生との言葉を超えた交流

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コーヒー農園では、1年前のツアーで植えられた苗木が3メートル以上の見上げる高さにまで成長している様子も確認できました。参加者はスカレシアの成長スピードに驚き、この活動が確実に未来の森へとつながっていることを実感しました。

植林の合間には昼食と交流の時間もありました。高校生たちといっしょに食事をし、折紙を楽しみました。また、同行していた高校の先生が音楽教師だったこともあり、先生と高校生が歌を披露してくれました。

その後は音楽に合わせて自然と参加者も踊り出し、最後はみんなで手をつないで輪になってダンスを楽しみました。言葉の壁を超えて笑顔があふれる時間となりました。

環境の変化を肌で感じる、野生動物たちとの出会い

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リクイグアナ
多くの参加者がガラパゴスの自然を楽しみにしていました。2日間かけてボートで島を巡り、ガラパゴスならではの野生動物たちを観察しました。ガラパゴス諸島では環境保護の観点から「1グループ16名以下、必ずネイチャーガイドが同行する」というルールがあります。そのため、参加者26名は2つのグループに分かれて行動しました。

ゴツゴツとした岩場やウチワサボテンが群生するサウスプラザ島では、リクイグアナやアシカ、目と脚が赤く美しいアカメカモメの姿を観察しました。また、ボートでの移動中には海面を泳ぐウミガメにも遭遇するなど、動物たちとの出会いを楽しみました。

今年の6月は平年と比べて高温で、また通常は雨が降らない時期にも関わらず雨の日があるなどの気象の大きな変化があり、ニュース番組などでも大きなエルニーニョ現象の予兆ではないかと言われているそうです。

その影響が動植物にも表れていました。本来ならオスのリクイグアナの周りに複数のメスがいて群れを作っていますが今年は群れが見あたらず、例年に比べてリクイグアナの数自体が非常に少なくなっていました。

例年とは違う生態系の変化ですが、これは決して悪いものではなく、島の生態系の新陳代謝を促進することにもなると、説明を受けました。
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アオアシカツオドリ
ノースセイモア島では、オスのグンカンドリがメスを呼ぶために枝をくわえて一生懸命に巣作りをしている姿や、赤い喉袋を膨らませている姿、そして参加者から「かわいい!」と一番人気だったアオアシカツオドリを見ることができました。

動物たちとの出会いや、人々との温かい交流など、ツアー中は無我夢中の日々でしたが、船に戻って日が経つにつれて「本当に行ってよかった」「素晴らしい経験だった」という声が多く聞かれるようになり、それぞれがガラパゴスの自然の価値を深く胸に刻む旅となりました。

※ガラパゴスの環境問題とピースボート

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アカメカモメの親子
ガラパゴス諸島は、1978年に世界遺産(自然遺産)第一号に登録されました。しかし、観光客や島民の増加による環境汚染や、外来種の侵入などにより、独自の生態系の維持が危機的状況にあるとして、2007年6月に「危機にさらされている世界遺産リスト(危機遺産リスト)」に登録されました。その後、保全の取り組みなどが評価され、2010年7月には危機遺産リストから削除されましたが、今も環境汚染は深刻です。外来種の駆除や固有種の保護など、自然環境保全が進められています。
Voyage123で「ガラパゴスの森再生プロジェクト」植林ツアーを実施しました
ピースボートは、ガラパゴス諸島が危機遺産リストに登録される前月の2007年5月、藤原幸一さん(ガラパゴス自然保護基金代表/フォトジャーナリスト)と現地チャールズ・ダーウィン財団と共に『ガラパゴスの森再生プロジェクト』を立ち上げました。ガラパゴス諸島が危機遺産リストに登録されたことを受け、このプロジェクトの必要性をさらに実感し、それ以降も継続してガラパゴス諸島で植林活動を続けています。

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