「武器によらない安全保障」へ――平和構想提言会議が始動しました

6月4日(木)、平和構想提言会議のキックオフ会見が衆議院第二議員会館で開かれました。これは、政府や与党が進める軍備拡張政策に対抗する平和のための構想や政策を提言しようというグループで、学術研究者やNGO活動者ら19名が参加しています。ピースボートからは川崎哲と畠山澄子が参加しており、川崎は共同座長の1人をつとめています。
- プロジェクト: グローバル9条キャンペーン
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2026.6.5
2026.6.5
6月4日(木)、平和構想提言会議のキックオフ会見が衆議院第二議員会館で開かれました。これは、政府や与党が進める軍備拡張政策に対抗する平和のための構想や政策を提言しようというグループで、学術研究者やNGO活動者ら19名が参加しています。ピースボートからは川崎哲と畠山澄子が参加しており、川崎は共同座長の1人をつとめています。
平和主義をあきらめない
平和構想提言会議がこのたび始動したのは、政府・与党が年内の「安保3文書」改定に向けた動きを始めたことに合わせたものです。これは第2期としての始動であり、第1期では、2022年の「安保3文書」閣議決定に合わせて「戦争ではなく平和の準備を」とする提言を出していました。その後いわゆる「台湾有事」など、日本が戦争をすることを前提としたかのような政策が次々と進められ、9条を含む憲法の改定まで具体的に論じられるようになってきました。こうしたなか、戦後日本の平和主義を消し去ってはならない、そしてむしろ平和主義を生かし、人びとの立場に立った安全保障政策を打ち出していこうと、第2期が開始されました。年末までに骨太の「平和構想」を提言するとともに、シンポジウムやイベントを重ね、メディアを通じた発信も積極的に行うことが計画されています。キックオフ会見の様子は、以下の動画でご覧になれます。
第2次大戦後の国際秩序が揺らぐなかで

現在、ウクライナ、ガザ、レバノン、イランなどで軍事大国による国際法を無視した攻撃が続き、第2次世界大戦後の国際秩序が大きく揺らいでいます。日本政府による現在の軍拡路線も、こうした世界的な動きの反映という面があります。しかし日本が軍事力を増強することで、それが日本やアジアの平和と安定につながるのかといえば、それは全くの反対です。ピースボートは世界を回る船旅の中で、アジアをはじめとする世界各地で、戦争の中で傷ついてきた人びとに出会い、平和を作るために市民レベルで活動を続けている人びととつながりを作ってきました。戦争の準備ではなく平和の準備をするというのは、まさにピースボートの理念と実践そのものです。この平和構想提言会議にも、ピースボートとして培ってきた知見やネットワークを生かしていきたいと考えています。
報道されています
平和構想提言会議のキックオフの様子は、広く報道されています。今後の取り組みに注目していきましょう。
- 2026.6.4 東京新聞「武器によらない安全保障を」 平和構想提言会議、防衛力増強に危機感訴え 憲法や国際政治の専門家らが会見
- 2026.6.5 中国新聞「武器によらない安全保障を」3文書改定 平和構想提言会議が声明
- 2026.6.5 沖縄タイムス 武器に頼らぬ安保提言へ 学者ら軍備増強に異議
- 2026.6.5 神奈川新聞 「非軍事の安保政策を」学者やNGO関係者ら、年内に具体的提言へ




