6/10サヘル・ローズさんに聞く　困難を乗り切るための“自分育て”

戦禍のイランで生まれ、8歳の時に養母のジャスミンさんと来日したサヘルさん。その生い立ちと経験から、現在俳優の仕事のかたわら、難民救援や親のいない子どもたちの支援活動を、戦争や差別のない社会・平和への思いを胸に続けています。

未曾有の感染症や戦争といった世界を揺るがす予測不能な事態は、いとも簡単に国境を越え、情報は行き交い、多くの場所で分断を生み出しました。一方で国境を越えて自由に移動ができなくなった私たち。それでも多様な世界を自分の目で見に行きたいと願い、改めて世界で起きていること、日本にいながらできることは何かを考えます。困難を乗り越えるためにサヘルさんが語る言葉とは？

プロジェクト： SDGs キャンペーン

イベント

2022.5.20

2022.6.11

【サヘル・ローズ（Sahel Rosa）さん　プロフィール】
1985年イラン生まれ。7歳までイランの孤児院で過ごし、8歳で養母とともに来日。高校生の時から芸能活動を始め、舞台『恭しき娼婦』では主演を務め、映画『西北西』や主演映画『冷たい床』はさまざまな国際映画祭で正式出品され、イタリア・ミラノ国際映画祭にて最優秀主演女優賞を受賞。映画や舞台、女優としても活動の幅を広げている。また、第9回若者力大賞を受賞。芸能活動以外にも、国際人権NGOの「すべての子どもに家庭を」の活動で親善大使を務めた。個人的にも支援活動を続けており、2020年にはアメリカで人権活動家賞を受賞する。