プーチン大統領による「核戦力」準備を非難し、即時停戦と撤兵を求めます
プーチン大統領が、ロシアの核戦力を高い警戒態勢に置くよう命じました。これは、違法な軍事侵攻を続けるために核兵器によって世界中を脅すという行為であり、核戦争の危険性を高めるものです。ヒロシマ・ナガサキをくり返してはなりません。以下、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が発した声明を紹介します。ピースボートはこれに賛同し、ロシア政府に対して即時に停戦しウクライナから撤退することを強く求めます。
- プロジェクト: 核廃絶
INFO
2022.2.28
2022.3.7
プーチン大統領が、ロシアの核戦力を高い警戒態勢に置くよう命じました。これは、違法な軍事侵攻を続けるために核兵器によって世界中を脅すという行為であり、核戦争の危険性を高めるものです。ヒロシマ・ナガサキをくり返してはなりません。以下、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が発した声明を紹介します。ピースボートはこれに賛同し、ロシア政府に対して即時に停戦しウクライナから撤退することを強く求めます。
プーチン大統領の「核戦力」準備に対するICANの声明
ロシアのウラジミール・プーチン大統領が、違法なウクライナ侵攻のさなかに核兵器を戦闘準備態勢に置いたことで、世界は核による破滅へと近づきました。ICANは、プーチン大統領が核戦力を高い警戒態勢に置くよう命じたことを強く非難します。これは、とりわけ戦争と高い緊張のさなかにあるいま、極度に危険で無責任な行為です。ICANは即時停戦とロシア軍のウクライナからの撤退を求めます。
ICANは、すべての核武装国に対して、核兵器の警戒態勢を解き、大量破壊兵器使用の威嚇をやめるよう求めます。核兵器のあらゆる使用は、破滅的で非人道的な苦痛をもたらし、それによる放射性降下物および経済的・政治的影響は人々を何世代にもわたって傷つけます。
いま、「核抑止」と呼ばれる危険な政策は、ロシアがウクライナを侵攻し続けられるようにする目的で使われています。それは平和を維持するものではなく、ウクライナの人々に対する戦争を継続することを可能にしています。
市民を大量殺戮する意思に基づくこの理論は、全くの幸運によって抑制されてきたに過ぎません。このような政策は、いずれ恐ろしい人道上の破滅へと至ります。その危険がいまここにあり、それは止めなければなりません。核戦争から私たちを守るために、世界は国連で作られた核兵器禁止条約を支持すべきです。これは、核兵器の開発、保有、威嚇、使用を禁止し、核兵器を検証下で解体するための枠組みを定めた唯一の包括的で法的拘束力をもった条約です。ICANは、核武装国を含む全ての国に対して、核兵器禁止条約に加わり核兵器を廃絶することを求めます。
2022年2月27日
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)
ICANは、すべての核武装国に対して、核兵器の警戒態勢を解き、大量破壊兵器使用の威嚇をやめるよう求めます。核兵器のあらゆる使用は、破滅的で非人道的な苦痛をもたらし、それによる放射性降下物および経済的・政治的影響は人々を何世代にもわたって傷つけます。
いま、「核抑止」と呼ばれる危険な政策は、ロシアがウクライナを侵攻し続けられるようにする目的で使われています。それは平和を維持するものではなく、ウクライナの人々に対する戦争を継続することを可能にしています。
市民を大量殺戮する意思に基づくこの理論は、全くの幸運によって抑制されてきたに過ぎません。このような政策は、いずれ恐ろしい人道上の破滅へと至ります。その危険がいまここにあり、それは止めなければなりません。核戦争から私たちを守るために、世界は国連で作られた核兵器禁止条約を支持すべきです。これは、核兵器の開発、保有、威嚇、使用を禁止し、核兵器を検証下で解体するための枠組みを定めた唯一の包括的で法的拘束力をもった条約です。ICANは、核武装国を含む全ての国に対して、核兵器禁止条約に加わり核兵器を廃絶することを求めます。
2022年2月27日
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)