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ロシアによる侵攻を非難しウクライナの平和を求めます

ロシアによる侵攻を非難しウクライナの平和を求めます
ピースボートは1995年から計13回の地球一周クルーズをウクライナの船主と共に実施してきました。写真は2002年6月、ウクライナ船籍の「オリビア号」がピースボートクルーズとして初めて、テムズ川のタワーブリッジをくぐるところです。客船が通るために橋が上がり、タワーブリッジでは歓声が上がりました。
ピースボートは、ロシアによるウクライナ侵攻を強く非難します。これは、国連憲章に反する行為です。このような戦争行為が地域全体の市民にもたらす破滅的な結果を考えるとき、私たちはロシアに対してあらゆる軍事活動を即時に中止し、国際法を遵守するよう緊急に求めます。以下に、ピースボートが本日発した声明を掲載します。
INFO
ピースボートは1995年から計13回の地球一周クルーズをウクライナの船主と共に実施してきました。写真は2002年6月、ウクライナ船籍の「オリビア号」がピースボートクルーズとして初めて、テムズ川のタワーブリッジをくぐるところです。客船が通るために橋が上がり、タワーブリッジでは歓声が上がりました。
ピースボートは、ロシアによるウクライナ侵攻を強く非難します。これは、国連憲章に反する行為です。このような戦争行為が地域全体の市民にもたらす破滅的な結果を考えるとき、私たちはロシアに対してあらゆる軍事活動を即時に中止し、国際法を遵守するよう緊急に求めます。以下に、ピースボートが本日発した声明を掲載します。

ロシアによる侵攻を非難しウクライナの平和を求めるピースボート声明

ピースボートは、ロシアによるウクライナ侵攻を強く非難します。これは、国連憲章に反する行為です。このような戦争行為が地域全体の市民にもたらす破滅的な結果を考えるとき、私たちはロシアに対してあらゆる軍事活動を即時に中止し、国際法を遵守するよう緊急に求めます。

ピースボートは、ウクライナのパートナーたちと長い友好と協力の歴史をもっています。それは、オデッサ港への訪問や、ウクライナ出身の船の乗組員や運航会社との協力関係、そして、地元で平和構築や紛争調停に取り組む市民を洋上に招いた対話プログラムなどを通じてです。

ウクライナの人々の平和を求める声を心に留め、私たちは国際社会に対して、人道支援の提供を含め、人々を守るための必要な措置をとること、そして平和的手段と対話によって解決を図るためのあらゆる努力を行うよう訴えます。

私たちは同時に、これが核の大惨事へとさらにエスカレートしていく危険性についても深く憂慮しています。ウクライナには15基の原子力発電所があるのみならず、核保有国ロシアと核保有国を含む軍事同盟であるNATO(北大西洋条約機構)の対決となれば、おそるべき核兵器の使用にもつながりかねません。それは世界規模の破滅的な結末をもたらします。ヒロシマ・ナガサキの惨劇は決してくり返されてはなりません。

核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)や武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ(GPPAC)などを通じ、平和のために活動する市民社会組織と協力しながら、私たちは全ての政府に対して必要な政治的・人道的な行動を即時にとるよう求めます。私たちはウクライナの人々と共にあり、平和を求めます。

2022年2月24日
ピースボート

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