世界190カ国で被爆証言会:第1〜3回を開催しました(日本、マレーシア)
ピースボートは2008年以来、広島・長崎の被爆者の皆さんと世界各地で証言をするおりづるプロジェクトを続けてきました。今年10月から「おりづるプロジェクト・オンライン」として、全世界190カ国でオンラインを中心にした被爆証言会を実施しています。
2020年11月14日時点で、2カ国3回、累計270名の方に証言を届けました。
参加したマレーシアの学生からは「核兵器が私たちを破壊する前に、私たちが核兵器を廃絶しなければ」という意見が出ました。
被爆者に残された時間は限られています。私たちは今、なるべく多くの被爆者の方々に世界に向けて語っていただくための場を1つでも多く作っていきたいと思います。
2020年11月14日時点で、2カ国3回、累計270名の方に証言を届けました。
参加したマレーシアの学生からは「核兵器が私たちを破壊する前に、私たちが核兵器を廃絶しなければ」という意見が出ました。
被爆者に残された時間は限られています。私たちは今、なるべく多くの被爆者の方々に世界に向けて語っていただくための場を1つでも多く作っていきたいと思います。
- プロジェクト: おりづるプロジェクト
INFO
2020.12.15
2023.2.27
ピースボートは2008年以来、広島・長崎の被爆者の皆さんと世界各地で証言をするおりづるプロジェクトを続けてきました。今年10月から「おりづるプロジェクト・オンライン」として、全世界190カ国でオンラインを中心にした被爆証言会を実施しています。
2020年11月14日時点で、2カ国3回、累計270名の方に証言を届けました。
参加したマレーシアの学生からは「核兵器が私たちを破壊する前に、私たちが核兵器を廃絶しなければ」という意見が出ました。
被爆者に残された時間は限られています。私たちは今、なるべく多くの被爆者の方々に世界に向けて語っていただくための場を1つでも多く作っていきたいと思います。
2020年11月14日時点で、2カ国3回、累計270名の方に証言を届けました。
参加したマレーシアの学生からは「核兵器が私たちを破壊する前に、私たちが核兵器を廃絶しなければ」という意見が出ました。
被爆者に残された時間は限られています。私たちは今、なるべく多くの被爆者の方々に世界に向けて語っていただくための場を1つでも多く作っていきたいと思います。
創価大学の留学生会と国連クラブと考える「核なき世界」
第一回目の証言会は、2020年10月23日、ジャマイカとナウルが核兵器禁止条約に批准した日の開催となりました。インド、韓国、イギリス、アメリカ、イタリア、ブラジル、マレーシア、シンガポール、フィリピン、フランス、香港、タイ出身の100名を超える学生を含め、130名以上が参加しました。
英語で体験を語ってくださったのは、広島で登校中に被爆した田中稔子さん。ご自身の経験をまとめ、それを英語で話せるように練習を重ねてきました。ニューヨークの「ヒバクシャ・ストーリーズ」というプロジェクトで学生たちに証言を届けてきた経験もある方です。
イタリア出身の参加者からは、「今日証言を聞いて、教科書や授業ではあまり多くを学んでこなかったことを申し訳なく感じました。あの場を生き抜いた人たちの経験、痛み、悲しみに注目してきませんでした。私も世界に伝え続けていこうと決めました。」という感想が寄せられました。
英語で体験を語ってくださったのは、広島で登校中に被爆した田中稔子さん。ご自身の経験をまとめ、それを英語で話せるように練習を重ねてきました。ニューヨークの「ヒバクシャ・ストーリーズ」というプロジェクトで学生たちに証言を届けてきた経験もある方です。
イタリア出身の参加者からは、「今日証言を聞いて、教科書や授業ではあまり多くを学んでこなかったことを申し訳なく感じました。あの場を生き抜いた人たちの経験、痛み、悲しみに注目してきませんでした。私も世界に伝え続けていこうと決めました。」という感想が寄せられました。
未だ150の核弾頭を保有するインドの人にも知って欲しい
11月8日、第二回目の証言会には、インドをはじめ、マレーシア、イギリス、カナダ、インドネシア、イタリア、日本そしてアメリカからの約80名の参加者が集いました。
主催者でインド出身のアンキタ・セゲルさんは次のように述べました。
「私は核兵器についての認識を広げたいという思いから、本オンライン証言会を開催しました。インドは未だ150の核弾頭を保有しています。核兵器禁止条約の発効に先立ち、1945年に起こった戦争の悲劇を二度と繰り返してはならないという意識をインドにいる人々がもってほしいと強く思います。」
体験を語って下さったのは長崎市で被爆した木村徳子さん。1970年から原爆の体験を語り始め、2000年以降は核兵器廃絶の署名活動や原爆被爆者の支援活動にも積極的に参加しています。
主催者でインド出身のアンキタ・セゲルさんは次のように述べました。
「私は核兵器についての認識を広げたいという思いから、本オンライン証言会を開催しました。インドは未だ150の核弾頭を保有しています。核兵器禁止条約の発効に先立ち、1945年に起こった戦争の悲劇を二度と繰り返してはならないという意識をインドにいる人々がもってほしいと強く思います。」
体験を語って下さったのは長崎市で被爆した木村徳子さん。1970年から原爆の体験を語り始め、2000年以降は核兵器廃絶の署名活動や原爆被爆者の支援活動にも積極的に参加しています。
核兵器禁止条約に批准したことはマレーシア市民の誇り
第三回目は、マレーシアのマラヤ大学の学生を迎えて11月14日に開催しました。約60名が参加しました。
体験を語ってくださったのは、学生時代に路面電車の中で被爆した広島県出身の三宅信雄さん。1980年代後半から、国内外で広く証言活動を行っている方です。
マラヤ大学東アジア研究科長ナセルディン(Nasiruddin)教授は開会の挨拶の中で、「マレーシアが2020年9月30日に、46番目の国として核兵器禁止条約に批准したことは、マレーシア市民の誇りだ」と述べました。
参加した学生からは、「核兵器は敵国を脅すために作られているのかもしれませんが、人間を長い世代に渡って苦しめ続け、地球をも破壊するそれは決して用いられてはなりません。核兵器が私たちを破壊する前に、私たちが核兵器を廃絶しなければなりません。誰も世界の指導者が行う科学実験の対象となるべきではありません」と、強いメッセージが寄せられました。
体験を語ってくださったのは、学生時代に路面電車の中で被爆した広島県出身の三宅信雄さん。1980年代後半から、国内外で広く証言活動を行っている方です。
マラヤ大学東アジア研究科長ナセルディン(Nasiruddin)教授は開会の挨拶の中で、「マレーシアが2020年9月30日に、46番目の国として核兵器禁止条約に批准したことは、マレーシア市民の誇りだ」と述べました。
参加した学生からは、「核兵器は敵国を脅すために作られているのかもしれませんが、人間を長い世代に渡って苦しめ続け、地球をも破壊するそれは決して用いられてはなりません。核兵器が私たちを破壊する前に、私たちが核兵器を廃絶しなければなりません。誰も世界の指導者が行う科学実験の対象となるべきではありません」と、強いメッセージが寄せられました。
【ご参加とご協力を歓迎します】
各国での受け入れは、ピースボートが過去数十年にわたり各国で築いてきた幅広いパートナーや、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)その他の国際NGOネットワークを通じて行っています。
それ以外にも、(1)証言者になってくださる被爆者の方、(2)通訳や言語面でお手伝いしてくださる方、(3)諸外国で被爆証言会の受け入れ先を紹介していただける方、(4)その他の形でこのプロジェクトを支えてくださる方(財政的なご支援も歓迎です。以下の欄をご覧ください)がいらっしゃいましたら、どうぞピースボート事務局までご連絡ください。
◆ピースボート事務局(「おりづるプロジェクト担当」宛)
pbglobal◎peaceboat.gr.jp (◎を@にかえてメールしてください)
または「お問い合わせ」ボタンから
それ以外にも、(1)証言者になってくださる被爆者の方、(2)通訳や言語面でお手伝いしてくださる方、(3)諸外国で被爆証言会の受け入れ先を紹介していただける方、(4)その他の形でこのプロジェクトを支えてくださる方(財政的なご支援も歓迎です。以下の欄をご覧ください)がいらっしゃいましたら、どうぞピースボート事務局までご連絡ください。
◆ピースボート事務局(「おりづるプロジェクト担当」宛)
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【支援金をお願いしています】
このプロジェクトを成功させていくためには、企画、折衝、実施、通信などに多大な費用が必要です。皆さまからの支援金をお願いします。
◆支援金の送り先
郵便振替口座 00180-3-177458
加入者名 ピースボート
(通信欄に「ヒバクシャ」とお書きください)
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店
当座 0177458
口座名義 ピースボート
(振込依頼人名の前に「ヒバクシャ」と入力してください)
クレジットカードでの支援金もうけたまわっています。以下のリンクをご覧ください。
◆支援金の送り先
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加入者名 ピースボート
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当座 0177458
口座名義 ピースボート
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