被爆75年――世界に向けたオンライン証言会や「広島-ICANアカデミー」を実施します

プロジェクト:おりづるプロジェクト
被爆75年――世界に向けたオンライン証言会や「広島-ICANアカデミー」を実施します
広島・長崎に原爆が投下されてから、来る8月6日、9日で75年を迎えます。また、3年前の7月7日に国連で採択された核兵器禁止条約は、発効に向けて着実に前進しています。私たちは今、改めて核兵器の非人道性を世界に伝え、核兵器廃絶を求める世論を高めていきたいと思います。ピースボートは核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の国際運営団体として、被爆75年の世界的な取り組みにおいて中心的な役割を果たしていきます。

世界向け:オンライン被爆証言会

被爆75年――世界に向けたオンライン証言会や「広島-ICANアカデミー」を実施します
原爆が人々に何をもたらしたのか、世界にはまだ十分に伝わっていません。ピースボートはおりづるプロジェクトを通じて被爆の実相を世界に伝える活動をしてきました。しかし現在は新型コロナウイルスの影響で船旅による活動ができません。そこで今夏は、被爆証言会をオンラインで実施していきます。これまでピースボートへの乗船経験のある世界各地の被爆者の方々が、多言語で、計4回の証言会を行います。

◆7月7日(火)トロント(カナダ)時間午前10時(日本時間午後11時)
サーロー節子さん 英語(フランス語、中文通訳付き。日本語は無し)
◆7月15日(水)メキシコシティ(メキシコ)時間午前10時(日本時間深夜12時)
山下泰昭さん スペイン語(通訳無し)
◆7月23日(木)サンパウロ(ブラジル)時間午前9時(日本時間午後9時)
森田隆さん 日本語・ポルトガル語
◆7月31日(金)韓国・日本時間午後4時
李鐘根さん 日本語(韓国語、英語通訳付き)

いずれの回もそれぞれ事前申し込みが必要です。このページ下部の「オンライン被爆証言会お申し込み」のリンクからお申し込みください。

7月16日は「初の核実験」から75年

被爆75年――世界に向けたオンライン証言会や「広島-ICANアカデミー」を実施します左からカリナ・レスター、ティナ・コルドバ、近藤紘子の各氏。
人類初の核実験は1945年7月16日、米国ニューメキシコ州にて「トリニティ」のコードネームで行われました。その3週間後、原子爆弾が広島に投下されたのです。こうして「核の時代」が始まり、人類は核軍拡競争の道を進んできました。今日までに地球上で行われた核実験は2,050回を超えます。そのつど人々は被爆を強いられ、環境は破壊されてきました。

トリニティ実験から75年にあたる7月16日午前11時(日本時間)から、ICANは、核兵器の実験や使用により被害を受けてきた人たちの証言を聞くウェブセミナーを開催します。お話しするのは以下の方々です。
◆ティナ・コルドバ(Tina Cordova)米国ニューメキシコ州 核実験「風下住民」の会代表者
◆近藤紘子(こんどう・こうこ)広島の被爆者
◆カリナ・レスター(Karina Lester)オーストラリア先住民族 核実験被害者二世
(司会)ロバート・ティクナー(Robert Tickner) ICANオーストラリア

詳細およびお申し込みはネットで「ICAN Trinity Webinar」と検索して、「Trinity: 75 years on from the first nuclear explosion」のページから「TRINITY WEBINAR」をクリックしてください。

広島-ICANアカデミー

被爆75年――世界に向けたオンライン証言会や「広島-ICANアカデミー」を実施します広島-ICANアカデミー2019の参加者たち
ICANと広島県は昨年より、核保有国を含む世界の若者を集めた教育プログラム「核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」を始めています。今年度は第一部をオンラインで7~8月に実施し、第二部は広島市内で実施する(時期未定)という二部構成で行います。約30名の参加者がまもなく発表され、オンライン学習とウェブセミナーが開始されます。

ピースボートは昨年に引き続き、このプログラム作りの中心的な役割を果たしています。今年のプログラムの一部は公開される予定です。

議員や政府を動かし、核軍縮を前に進める

被爆75年――世界に向けたオンライン証言会や「広島-ICANアカデミー」を実施しますICANのフィン事務局長を迎えて国会で開かれた討論集会「核兵器禁止条約と日本の役割」(2018年1月16日)
核兵器禁止条約は50カ国が批准した後に発効します。7月4日現在38カ国が批准しており、あと12カ国の批准をなるべく早く実現するようICANは各国への働きかけを強めています。すべての国が核兵器禁止条約に加わるよう求める「ヒバクシャ国際署名」には、すでに1,100万人以上が賛同しています。

そうしたなか唯一の戦争被爆国である日本の政府がいまだに条約に署名・批准しようとしていないことは深刻な問題です。ピースボートは核兵器廃絶日本NGO連絡会の一員として、日本の国会議員や政府に対して強く働きかけをしており、この8月には国会議員とNGOの対話の場を作る予定です。

一人ひとりにできることがあります

被爆75年――世界に向けたオンライン証言会や「広島-ICANアカデミー」を実施します
ピースボートでは、このほかにも8月に向けて諸団体と連携しながらさまざまなプログラムを準備しています。是非ご自分にできることを見つけて、参加してみてください。

◆広島・長崎の両原爆資料館のオンライン・ライブツアー
――7月下旬に、世界のとくに若者に向けたオンライン・ライブツアーをICANとして計画中です。

◆「核なき世界基金」
――昨年11月のローマ教皇フランシスコの呼びかけに応えて発足する基金の運営に、川崎哲がICAN国際運営委員として関わります。幅広く募金の呼びかけを行います。

安倍首相に核兵器禁止条約への加入を要請

6月24日、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)を代表してサーロー節子さんが日本の安倍晋三総理大臣に対し書簡を送り、核兵器禁止条約に加わるよう強く求めました。手紙の全文(日本語訳)は以下よりダウンロードできます。

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