ローマ教皇の来日を機に「核なき世界」への取り組みをさらに強めていきます

プロジェクト:核廃絶
ローマ教皇の来日を機に「核なき世界」への取り組みをさらに強めていきます長崎の爆心地公園で慰霊碑に献花する教皇フランシスコ(写真はバチカン・ホームページより)
11月23~26日、ローマ教皇フランシスコが来日しました。教皇は11月24日に長崎と広島の両被爆地を訪問し、核兵器廃絶と平和へのメッセージを発しました。ピースボートの川崎哲は長崎・爆心地公園での集いと広島・平和記念公園での集いに招待され出席しました。両集いともに多くの被爆者の方々が出席されていましたが、おりづるプロジェクトでピースボートに乗船されたことのある方も多数おられました。広島では川崎は、サーロー節子さんと共に集いに出席し、終了後、記者からのインタビューに答えました。
ローマ教皇の来日を機に「核なき世界」への取り組みをさらに強めていきますローマ教皇「平和のための集い」が始まる前の広島平和公園で、サーロー節子さんと川崎哲
ローマ教皇の来日を機に「核なき世界」への取り組みをさらに強めていきます教皇フランシスコがバチカンより持参し被爆者の方々らに手渡した記念メダル
ローマ教皇の来日を機に「核なき世界」への取り組みをさらに強めていきます教皇を待つ長崎爆心地公園で、韓国原爆被害者協会のシム・ジンテ陜川支部長と川崎哲
教皇フランシスコは長崎で、核兵器をめぐる「多国間主義の衰退」を憂い、核兵器禁止条約をはじめとする核軍縮のための国際法の重要性を訴えました。広島では、核兵器の使用はもちろん保有も「倫理に反する」と明言しました。そして、戦争を繰り返さないために歴史から学ぶことと連帯することが重要であると強調しました。教皇は翌日には東京で東日本大震災の被災者らと面会しましたが、そこにはピースボートが震災以来「福島子どもプロジェクト」を通じて支援を続けている南相馬の方々もおられました。

教皇は帰国する機内での記者会見で、広島・長崎を訪問し被爆者と出会ったことについて「とても心を打たれた」とし、核兵器の使用と保有が倫理に反することをカトリックの公式の教義書に記すと述べました。原発については、個人的意見としながら「安全性が保証されるまで利用すべきでない」と述べました。

ピースボートは、教皇フランシスコのこうした言葉をしっかりと受け止め、これを生かして「核なき世界」への取り組みをさらに強めていきます。

教皇来日をめぐっては、ICANの国際運営委員をつとめる川崎哲のコメントが数多く報道されています。

2019年11月21日 毎日新聞 「力強いメッセージを」 ローマ教皇の被爆地訪問にICANも期待
2019年11月24日 毎日新聞 「核廃絶強く発信を」ICAN関係者、教皇に期待
2019年11月25日 朝日新聞 動かない政治、踏み込む教皇 核軍縮進まず「不信と敵意の増幅、止めなければ」
2019年11月25日 朝日新聞 為政者に愛想尽かした人々へ 教皇が伝えた三つの行動
2019年11月25日 中国新聞 識者の受け止め ローマ教皇訪日 対話と違い認める重要性 体現
2019年11月25日 毎日新聞(長崎) ローマ教皇、長崎市訪問 38年ぶりの言葉胸に 爆心地でメッセージ
2019年11月25日 RCC中国放送 被爆者「核廃絶の考え同じ」 ローマ教皇に“共感”の声
2019年11月28日 NHK(広島) ICAN川崎氏「教皇契機に」
2019年12月28日 東京新聞 「教皇の核否定、被爆地が心動かした」 ICAN・川崎哲委員インタビュー

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