【支援物資活動レポート】第95回ピースボート地球一周の船旅
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワーク作りを行っています。第95回ピースボート地球一周の船旅(2017年8月〜11月)では、スリランカ、パナマ、ニカラグア、ハワイなどに寄港し、現地の子どもたちに文房具、衣類、野球道具、バレーボール、サッカーボール、玩具などを届けました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
- プロジェクト: UPA国際協力プロジェクト
- クルーズ: 第95回 地球一周の船旅
船
2018.4.6
2019.3.26
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワーク作りを行っています。第95回ピースボート地球一周の船旅(2017年8月〜11月)では、スリランカ、パナマ、ニカラグア、ハワイなどに寄港し、現地の子どもたちに文房具、衣類、野球道具、バレーボール、サッカーボール、玩具などを届けました。
物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
スリランカの子どもたちをサポートする
スリランカ(コロンボ)で活動する「シュリ ヤソダラ ガールズ ホーム」を訪れ、子ども服や文房具、アクセサリーなどの支援物資を届けました。
スリランカは1983年から2009年の26年間、スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ(LTTE)による内戦を経験し、結果7万人以上の犠牲者と、国内外に160万人以上の難民を出しました。
また、その影響により、親と一緒に暮らせなくなった子どもたちもいました。そこで、ロクマニヨンさんという僧侶が、内戦で親を失った子どもたちを保護したところから始まったのがこの施設です。
ピースボートでは、14年前から支援として子どもたちの勉強に使う文房具や身につける衣類などを継続的に届けています。今回訪れた際には、子どもたちが伝統舞踊や音楽を披露して出迎えてくれ、私たちからも日本文化を紹介する交流を行いました。
スリランカは1983年から2009年の26年間、スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ(LTTE)による内戦を経験し、結果7万人以上の犠牲者と、国内外に160万人以上の難民を出しました。
また、その影響により、親と一緒に暮らせなくなった子どもたちもいました。そこで、ロクマニヨンさんという僧侶が、内戦で親を失った子どもたちを保護したところから始まったのがこの施設です。
ピースボートでは、14年前から支援として子どもたちの勉強に使う文房具や身につける衣類などを継続的に届けています。今回訪れた際には、子どもたちが伝統舞踊や音楽を披露して出迎えてくれ、私たちからも日本文化を紹介する交流を行いました。
ニカラグアで未来のメジャーリーガーと野球交流
ニカラグア共和国(コリント)で、コリント市、アブサロン・マルティネス市長の受け入れのもと、野球用品や文房具などの支援物資を届けました。
ニカラグアでは野球が国民的スポーツとても愛されています。たくさんのメジャー・リーガーを生みだしていることでも有名で、現地のテレビでは野球の試合がさかんに放映されています。
今回はホセ・シェンデル小学校に訪れて、子どもたちと一緒に野球交流をしました。子どもたちと本気で汗を流した試合はとても印象的な一日になりました。この子どもたちの中からメジャー・リーガーが産まれるのか、将来がとても楽しみです。
ニカラグアでは野球が国民的スポーツとても愛されています。たくさんのメジャー・リーガーを生みだしていることでも有名で、現地のテレビでは野球の試合がさかんに放映されています。
今回はホセ・シェンデル小学校に訪れて、子どもたちと一緒に野球交流をしました。子どもたちと本気で汗を流した試合はとても印象的な一日になりました。この子どもたちの中からメジャー・リーガーが産まれるのか、将来がとても楽しみです。
観光ではわからないハワイの現状を知る
ハワイ(ホノルル)のワイアエナ地区にあるマカハ農園を訪れ、文房具や、楽器、サッカーボールなどの支援物資を届けました。
ハワイと聞くと華やかな観光地のイメージが強いですが、ワイアエナ地区では、貧困、失業者の増加、住宅問題、家庭内暴力、アルコール、ドラッグ等のハワイの見えない社会問題が集まっています。
マカハ農園では、1987年から地域や子どもたちへの教育プログラムをおこなっており、ハワイアンの伝統的な暮らしや知恵を伝承しています。
今回わたしたちを受け入れてくれたマカハ農園のジジさんは、「断ち切られた人と人、人と自然とのつながりを取り戻して、人々に安全な場所を作ってあげたい、ここに来てもらって、ただただ心地よさを感じてもらいたい」と目を輝かせて語っていました。豪快で気さくに笑うその姿にとても心打たれました。
ハワイと聞くと華やかな観光地のイメージが強いですが、ワイアエナ地区では、貧困、失業者の増加、住宅問題、家庭内暴力、アルコール、ドラッグ等のハワイの見えない社会問題が集まっています。
マカハ農園では、1987年から地域や子どもたちへの教育プログラムをおこなっており、ハワイアンの伝統的な暮らしや知恵を伝承しています。
今回わたしたちを受け入れてくれたマカハ農園のジジさんは、「断ち切られた人と人、人と自然とのつながりを取り戻して、人々に安全な場所を作ってあげたい、ここに来てもらって、ただただ心地よさを感じてもらいたい」と目を輝かせて語っていました。豪快で気さくに笑うその姿にとても心打たれました。