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【支援物資活動レポート】第93回ピースボート地球一周の船旅

【支援物資活動レポート】第93回ピースボート地球一周の船旅
モザンビーク(マプト)のマファララ地区で活動するNGO「IVERCA」を訪れ、環境保全について学び、画材道具や農機具などの支援物資を届けました
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワーク作りを行っています。2017年3月末、日本に帰港した第93回ピースボート地球一周の船旅では、マダガスカル、モザンビーク、南アフリカ、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、イースター島などに寄港し、現地の子どもたちに衣服、バレーボール、サッカーボール、楽器、文房具などを届けました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
モザンビーク(マプト)のマファララ地区で活動するNGO「IVERCA」を訪れ、環境保全について学び、画材道具や農機具などの支援物資を届けました
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワーク作りを行っています。2017年3月末、日本に帰港した第93回ピースボート地球一周の船旅では、マダガスカル、モザンビーク、南アフリカ、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、イースター島などに寄港し、現地の子どもたちに衣服、バレーボール、サッカーボール、楽器、文房具などを届けました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

マダガスカルで植林体験

【支援物資活動レポート】第93回ピースボート地球一周の船旅
マダガスカル(エホアラ)の村を訪れ、植林活動
マダガスカル(ランノマエンティ村)を訪れ、子ども服、子ども靴などの支援物資を届けました。貧困地域である村は生活環境も整っておらず、慢性的にものが不足しています。

この村では、NGO「サザンクロス・ボランティア」が自然保護活動として地元の方々と植林活動を行っています。マダガスカルは豊かな自然がありますが、生活の為に必要以上の伐採をしていて、森の減少が進んでいます。

ピースボートでは、活動に賛同して昨年からこの村で植林活動を行っています。今回は60本以上のバオバブの木の苗を村人とともに植林し、村人たちと交流しました。村の子どもたちが貧困を乗り越え、自然を守っていける環境を築くことが急がれます。


世界遺産の島、イースター島を守る

【支援物資活動レポート】第93回ピースボート地球一周の船旅
イースター島で環境保全に取り組む団体を訪れ、農機具・文房具を寄贈
イースター島の森林や固有種を守る団体CONAF(コナフ)を訪れ、農機具、文房具などの支援物資を届けました。

イースター島にしかない固有種トロミロの木は、1965年に一度絶滅しましたが、最後の種を大事に育て絶滅を免れ、現在は復活させるために様々な工夫をしています。

トロミロの木をはじめ、数多くの固有種を守る為に、この施設では土作りから苗を大きくするまで職員が愛情を込めて育てています。今回、ピースボートが訪れるのは5回目。農作業のボランティアをしたあと、ピースボートとCONAFの友好の証に、イースター島固有種のマコイ、マフテの木の苗を植林しました。

施設の受け入れをしてくださったクリスティアンさんは「また次回来るときに大きくなってる木が見れるのを楽しみにしてください!」と目を輝かせて語りました。

ブラジルの日系協会の人と出会う

【支援物資活動レポート】第93回ピースボート地球一周の船旅
ブラジル(リオデジャネイロ)にて日系協会を訪れ、浴衣など日本民芸品などを寄贈しました
ブラジル(リオデジャネイロ)の日系協会を訪れ、浴衣、着物などの物資を届けました。

ブラジルには豊かな未来を夢見てブラジルへ渡った日系1世やその子孫の方々など、約150万人の日系人が暮らしています。

今回受け入れてくれたリオデジャネイロ州の日系協会のみなさんは、250名ほどのメンバーがいますが、、当時日本からブラジルに移り住んできた1世や2世の方たちは高齢化し、現在は3割程度。残りの7割のメンバーは、日本文化や日本食が大好きなブラジルの人たちです。

日系協会では大好きな日本の文化を絶やさないように、夏祭りや七夕、もちつきなどの日本の行事や和太鼓や剣道など日本文化教室も行っています。

しかし、ブラジルでは日本の文化的な物資はなかなか手に入りません。ピースボートでは、文化継承支援として浴衣や太鼓などの支援物資を届け続けています。今回は、合計で100着衣上のゆかたを届けることができました。

日系協会のみなさんは、『毎年必ずきてね!』とピースボートの寄港を楽しみにしてくれています。

南アフリカの子どもたちをスポーツで元気に

【支援物資活動レポート】第93回ピースボート地球一周の船旅
南アフリカ(ケープタウン)で最も古い旧黒人居住区・ランガ地区で活動するNGOを訪れ、サッカーボールやサッカーシューズなど支援物資を届けました
南アフリカ(ケープタウン)のミッチェルズプレインで活動するNGO「MITS (Making an Impact Through Sports)」を訪れ、サッカーボールやシューズ、ウェアなどの支援物資を届けました。

アパルトヘイト(人種隔離政策)により、元々住んでいた土地を追い出された有色人種の国民が移住させられたコミュニティの一つです。

アパルトヘイト廃止後、体育教育が軽視されてきた南アフリカでは、若者に対するスポーツの重要性はあまり意識されていません。放課後にアクティビティなどの場所作りができておらず、子どもたちの多くは非行に走る傾向があります。

MITSは、地域の子どもたちに対しスポーツに従事する機会を提供するほか、体育コーチの育成、フィットネスプログラムの運営と、スポーツを通して子どもたち、そして地域全体を元気にするために活動しています。

特に女子に対するスポーツ教育に力を入れており、ガールズサッカーチームの結成を目指しています。

代表のキースさんは、「みなさんは、このサッカー用品がここの子どもたちにどんな意味を持つものなのか想像もできないかもしれません。しかし今回のプレゼントは、いつも学校へ行く靴で古びたボールを蹴り、サッカーごっこをしている子どもたちの人生を変えるものになります。今回、ピースボートの人たちとお互いの文化を紹介しあえたことも素晴らしい経験であり、これからもピースボートとの関係を大切にしていきたいと思います」と語りました。

ご提供、ご協力いただいた皆様

【支援物資活動レポート】第93回ピースボート地球一周の船旅
ペルー(リマ)にて砂漠にできた住民自治区「ビジャ・エルサルバドル」を訪れ、楽器や文房具などの支援物資を届けました
日本ボート協会
NGO時遊人
LUSH
開進第二中学校
大和ライフネクスト
東京都中野区社会福祉協議会
日本バレーボール協会

ピースボート乗船者のみなさま

その他多数

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